TOP>ニュース > まさかのノーリード?世代間で変わるペット飼育の価値観

  • ニュース

まさかのノーリード?世代間で変わるペット飼育の価値観

世代間で変わるペット飼育の価値観

ペットと飼い主の立場は年々着実に変化してきた。
そしてその変化は概ね、ペットのためにもなり、地域のためにもなってきたものである。

昔の飼育方法を貶すつもりはないが、ノウハウが確立、浸透して以降とそれ以前とでは飼育も全く別次元だったというのは、これは当たり前の話である。

たとえば若い世代の飼い主さんと、昔から犬猫を飼ってきた経験を持つ高齢の飼い主さんとでは、後者の方が古い価値観で止まっているということは珍しくもない。

どちらが良いのか、悪いのかという話ではなく、今回はちょっと、その世代間の飼育認識の違いについて、あるあるを挙げてみようと思う。

飼い主のリスク管理に見る認識差あるある

まず、世代間の認識差として一番目に付きやすい部分として、飼い主さん各位のリスク管理を挙げてみたい。

リスク管理というのは、言ってみればペットに危険が及ぶか及ばないかについての認識についての話になるんだけども、たとえば屋外には危険が山ほどある。

猫はどんなに人慣れしてても、元野良猫で土地勘があっても、交通事故や誘拐、虐待などのリスクから完全に逃げることは、猫自身ではできない。

犬の場合は飼い主が毎日のお散歩でしっかりリードを握っていないと、突然の事故に対処できない。

若い世代の飼い主さん、あるいは中年であってもしっかりとした知識のアップデートをしている飼い主さんはこの点について認識をしているし、恐怖を感じている傾向が高い。

だから猫は完全室内飼育、犬の場合もリードをしっかり握って散歩させるのが通例。

他方で高齢者の飼い主さんの中には「昔から猫は外に出るし、しょうがないね」で済ませる人が未だによく目に付く。

また、犬の散歩の際にも、まずリードのない状態の犬を庭など、外との垣根のない場所に出して、しばらくしてリードを持って飼い主さんが出るか、もしくはそもそもノーリードってケースもある。

あくまで傾向の話だけど、このリスクへの向き合い方が世代間の認識差としては目立つところだ。

近隣トラブルに見る認識差あるある

前項からも続く話になってしまうんだけど、外でのリスクを回避する飼育方法を実践すると、必然と近所迷惑に繋がるペット飼育も避けられる。

猫を外に出さなければ糞尿で近所を汚すこともないし、車のボンネットを傷つけることもない。

若い飼い主さんたちは先ほど書いたように、「もう猫は家の中で飼育するのが普通だからなぁ」と思っている人ばかりなので、近所迷惑になることをしない傾向がある。

でも、猫を外に出すことが普通という時代から飼育してきた高齢者の飼い主さんは、この点については「おたがいさま」と認識している傾向は、若い世代よりも高い。

昔はそれで通っていた節もあるのだろう。
実際にはとっくに世間は「おたがいさまって言われても……」ってなっちゃってるんだけどね。

また、これは仕方のないことなんだけど、どうしても高齢になると耳が遠くなり、そのせいで自分の飼っている犬の吠え声に気付けなくなり、結果として近所迷惑になってしまうこともある。

僕も経験があるが、犬を飼っている世帯から毎日かなりの音量の吠え声を聞かされ続けて、いよいよ我慢できなくなってインターホンを鳴らすと、その音も気づかないぐらい耳が遠い高齢者が出てきたってことがあった。

ここについても、今は昔ほど「おたがいさま」は通用しなくなっている。まあ、これについてはきっと昔の方がおおらかで良かったんだろうけども。

寿命に見る認識差あるある

そして一番大きな世代間認識差として提起したいのが、ペットの寿命に対しての目測だ。
今や犬も猫も、年々寿命が伸び続けている傾向があるし、健康な日々の基礎となる食事。その食事の面をサポートしてくれるフードも山ほど販売されている。

そのため、犬も猫も10年以上生きることは難しくなくなった。

若い世代の飼い主さんたちの多くは「20年は生きてほしい」みたいな願望を抱いているものである。

一方で高齢の飼い主さんはここまで紹介したような理由もあって、猫については「いつの間にかいなくなった。死期を悟って出て行った」という昔ながらの死生観を今も踏襲している傾向はある。

犬についても、昔から……と言っても2000年代初頭ぐらいまでは普通だったような、残飯をあたえるという飼育方法を実践している世帯は今もある。

するとやっぱり食事が良くはないので、犬の寿命も現在の平均寿命より低くなってしまう可能性は高くなる。

おわりに

ここまで色々と書いたけど、僕は別に高齢者の飼い方あるあるみたいなものを批判しようとして、こういう話をしたわけではない。
全く逆で、知識はアップデートすることで、ペットの健康寿命はどんどん伸ばせるし、その積み重ねが今、世代間の認識差として表面化しているだけ、ということを言いたいのだ。

今、若い世代の飼い主さんは飼育に気を付ける余地が多い。学ぶ姿勢もある。
だから、現段階で最適とされる飼育方法を実践できている。

でも、これからもきっと、最適な飼育像は提唱されていくことになるはずだ。
そして人は絶対に老いる。自分が高齢者になったとき、現在の飼育の最適解は、もう時代遅れになっている可能性はある。

今若い世代の飼い主さんも、将来また飼育方法のアップデートがなされたときに、しっかりついていく努力の姿勢も持ち続けないといけない。

文/松本ミゾレ

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • ニュース

え!?一瞬目を疑う仰天犬猫写真10選 (10.24)

  • ニュース

意外な盲点!?愛犬のためのタイヤ選び (10.24)

  • ニュース

燃え尽きたぜ…階段の途中で力尽きたコーギー (10.24)

  • ニュース

飼育放棄ゼロへの挑戦!アニマルコミュニケーションとは? (10.23)

もっと見る

注目のグッズ

犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」

ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』

お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集!

ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場!

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る