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犬は栗を食べられる?与えるときの注意点と犬もOKな野菜【秋編】

犬は栗を食べられる?与えるときの注意点と犬もOKな野菜【秋編】

栗は料理やお菓子にも使われる美味しい秋の味覚。愛犬と一緒に味わえたらと思う飼い主さんも多いかもしれませんが、犬は栗を食べられるのでしょうか?

ということで今回は、犬が食べてもいい野菜の第二段【秋編】をお送りします!

栗を犬に与えるときの注意点や栄養効果を中心に、愛犬と一緒に食べられる秋の野菜についてまとめました。

犬は栗を食べても大丈夫!

いが栗

基本的に、栗は犬に食べさせても大丈夫です!

今回は便宜上「野菜」というくくりで紹介している栗ですが、樹木になっているため農林水産省の定義では「果物」に分類されます。ただ、他の果物と違って生で食べることはできず、それは人間も犬も同様なので注意しましょう。

栗には豊富な食物繊維と栄養素が含まれていて、実はとても健康に良い食べ物でもあります。注意点に気をつけてあげれば、きっと愛犬にとって美味しくて体に良いおやつになってくれるでしょう♪

犬も食べられる栗の栄養素は?ビタミンでエイジングケア

大量の栗

栗には抗酸化作用のある「ビタミンE」が含まれていて、愛犬へのアンチエイジング効果が期待できます。

他にも皮膚の健康を助ける「ビタミンB1」や、免疫力アップが期待できる「ビタミンC」など、シニア犬にもおすすめのビタミン群がバランスよく摂取することができる食べ物です。

栗の主な栄養成分(可食部100gあたり)

エネルギー 167kcal
炭水化物 36.7g
不溶性食物繊維 6.3g
ビタミンB1 0.17mg
ビタミンC 26mg
γ-トコフェロール(ビタミンE) 3.3mg
カリウム 460mg
亜鉛 0.6mg

 

※日本栗(茹で)の場合

出典:食品成分データベース|文部科学省

ちなみに通常ビタミンCは熱に弱いのですが、栗のビタミンCはデンプン質にコーティングされているため加熱してもなくなりにくいといわれています。

「カリウム」「亜鉛」などのミネラルは、高血圧の予防や消化吸収のサポートに役立つ大切な栄養素です。「食物繊維」は腸内環境を整え便秘改善効果が期待できます。

栗にはエネルギー源である「炭水化物」も多く含まれているので、食欲が落ちている愛犬の食事に少しだけ混ぜてあげるなど、サポート食としても役立ってくれることでしょう!

皮ごとはNG!犬に栗を与えるときの注意点4つ

健康に良い栄養が豊富に含まれている栗ですが、愛犬に与えるときにはいくつか注意したい点があります。

①必ず加熱して柔らかくする

栗を茹でている様子

栗を生のまま食べるという方はあまりいないと思いますが、愛犬に栗を与えるときにも必ず加熱して柔らかくしてからにしましょう。

生のままだと固くて咀嚼しにくいだけでなく、消化不良を起こしてしまう可能性もあります。

②鬼皮・渋皮はしっかり剥く

「鬼皮」とは、栗の一番外側の固い皮のこと。口に入れるとのどや消化器官を傷つけてしまう恐れがある鬼皮はもちろん、繊維が多い渋皮も犬にとっては消化に悪い部分です。

栗の実自体も消化しやすい食べ物というわけではないので、愛犬に栗を与えるときは渋皮まできちんと剥いたうえで、細かく砕いてあげるのが良いでしょう。

渋皮をきれいに剥くのはなかなか面倒なのですが、切れ目を入れてから圧力鍋や電子レンジで加熱したり、ぬるま湯に漬けてからスポンジで擦るなどの方法が有名です。「栗 むき方」などで検索すると色々簡単なやり方が出てくるので試してみてくださいね。

③食べすぎやアレルギーにも注意

剥かれた栗

前述したように、栗は食物繊維が豊富ですが、その分消化の良い食べ物ではありません。あくまでおやつ感覚にして、大量に食べさせることは止めましょう。いくら健康に良い栄養素を含んでいても、過剰摂取になると犬の体によくありません。

さらに栗にはカリウムが含まれているため、腎臓病や心臓病の犬に与える場合はかかりつけの獣医師に相談してからにすることをおすすめします。

また、愛犬に栗を初めて食べさせるときにはアレルギーにも注意しましょう。はじめはほんの少しだけ食べさせてみて、様子を見るようにしてください。どんな野菜や果物にも言えることですが、一般的に犬に害はないといわれている食べ物でもアレルギー反応が起こる可能性はゼロではないからです。

栗を食べた後に体をかゆがる、目が充血している、下痢や嘔吐をする、などの場合はアレルギー症状を疑い、速やかに獣医師に相談してくださいね。

④栗の加工品は原材料を確かめてから

栗きんとん

栗きんとんや栗ごはん、マロングラッセ(栗の砂糖漬け)や栗羊羹など、栗を使った料理やお菓子はたくさんあります。

甘くて美味しい栗のおやつはつい愛犬にも分けてあげたくなりますが、ほとんどは多量の砂糖や脂肪分が含まれているため犬の健康に良いものではありません。

例えばネギや調味料を使わない栗ごはんや、シロップを使わずに栗とさつまいもペーストだけで作った栗きんとんなどであれば、愛犬と一緒に楽しむこともできるでしょう。

市販の甘栗を与える場合には原材料を確かめて、栗だけが使われているものを選ぶようにしてください。また、天津甘栗などは固いものはサイズによってのどに詰まらせてしまう恐れもあるのでよく注意してあげてくださいね。

栗以外にもある!犬が食べてもいい野菜【秋の味覚編】

続いて、栗以外の犬が食べてもいい野菜【秋の味覚編】をご紹介します。

※どの野菜を与える場合も、食べ過ぎや食物アレルギーには注意するようにしてください

犬が食べてもいい野菜①かぼちゃ

かぼちゃと犬

抗酸化作用や免疫力アップ効果が期待できるかぼちゃは、犬が食べても大丈夫な秋野菜のひとつ。皮膚や被毛の健康維持に役立つβ-カロテンやビタミンを多く含んでいるので、愛犬の健康維持にもおすすめです。

味も甘くて美味しいため好んで食べるワンコが多く、犬用おやつに加工されている野菜としてもお馴染みです。かぼちゃは種や皮も栄養豊富ですが消化されにくいので、もし与える場合には加熱後に細かくしてからあげるようにしてくださいね。

犬が食べてもいい野菜②さつまいも

さつまいも

栗・かぼちゃと並ぶ秋の味覚、さつまいも。さつまいもをおやつ代わりに愛犬に与えているという飼い主さんは多く、「犬が食べられる野菜」代表のようなポジションかもしれません。

さつまいもには腸内環境を整えたり便通をスムーズにする働きがあるといわれます。犬が中毒になるような成分は含まれていませんが、生のさつまいもは消化しにくいため蒸したり茹でたものをあげるようにしましょう。

犬が食べてもいい野菜③にんじん

切られたにんじん

一年中スーパーで見かけるにんじんも、実は秋が旬の野菜。犬が食べる場合は生でも皮のままでも問題ないといわれますが、固くて消化が難しいので、犬によっては消化不良や軟便になってしまうことがあります。

愛犬には、すりおろしたり茹でて柔らかくしたにんじんを食べさせてあげた方が無難でしょう。にんじんにはかぼちゃよりも多くのβ-カロテンが含まれています。

犬が食べてもいい野菜④ごぼう

ごぼう

食物繊維が豊富なごぼうも、犬が食べられる秋の野菜です。ごぼうに含まれる「イヌリン」という栄養素は近年注目されていて、糖質の吸収を穏やかにし、腸内環境の改善をサポートしてくれるといわれています。

ダイエットや便秘改善、デトックス効果などが期待できるごぼうですが、繊維が多いため愛犬に食べさせるときは少量にしておきましょう。

愛犬と一緒に食べられる♪栗やかぼちゃを使った秋の野菜レシピ

最後に、犬と飼い主さんが一緒に食べられる秋の野菜を使った簡単レシピをご紹介します。美味しくて栄養バランスの良いメニューばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

  • 免疫力アップ!南瓜とツナの煮物

抗酸化作用の強いかぼちゃを使った簡単レンチン煮物レシピ。ツナ缶をサバやイワシの水煮缶に変えるのもおすすめなのだとか!

詳しい作り方はこちら→南瓜とツナの煮物

  • 栗と鶏肉の煮物

栗以外にもにんじんやしいたけなど秋の味覚満載の煮物。昆布だしの優しい味わいで、疲労回復やスタミナ増強の効果が期待できます。

(※こちらはワンコ用の手作りご飯レシピです)

詳しい作り方はこちら→栗と鶏肉の煮物

  • 腹持ち抜群!いきなり団子

「いきなり団子」は、熊本県の郷土菓子のこと。さつまいもの優しい甘さと柔らか食感が嬉しいお菓子です。かみ切りやすいのでシニア犬のおやつとしてもぴったり。

詳しい作り方はこちら→いきなり団子

  • 免疫力アップ!鮭とろろごはん

鮭やにんじんを使った秋らしいレシピ。長いものとろろでとじているのでのど越しも良く、小型犬でも舐めとって食べやすいごちそうご飯です。

詳しい作り方はこちら→鮭とろろごはん

愛犬に栗を与えるときには注意しよう

落ち葉の中のゴールデンレトリーバー

栗を犬に食べさせるときの注意点や効果、犬も食べられる秋の野菜とレシピをご紹介しました。

「犬が食べられる」といわれている食べ物でも、与えようによっては害になってしまうこともあります。愛犬に野菜を食べさせるときは、調理方法や量にも十分気をつけてあげるようにしてくださいね。

監修:獣医師 古江加奈子

パーク動物医療センター副院長。福岡県獣医師会、福岡市獣医師会、日本獣医がん学会に所属。言葉の話せない動物を治療するうえで、動物たちに聞く代わりに飼い主から沢山のことを聞き、飼い主とのコミュニケーションを最重視するドクター。

文/黒岩ヨシコ

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