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木箱に入った2匹の捨て猫姉妹を迎え入れた話

愛猫のために、本当に幸せな多頭生活について考える。

猫の性格は十ニャン十色。だからこそ、様々な個性に触れられる多頭飼い生活にあこがれを抱く猫飼いさんも多いもの。モコネコさん(@moconeko_nya)宅ではルーシーちゃん、ロージーちゃん、ダリルくんが伸び伸びと生活中。

3匹は各々のリズムを大切にしながら、心を通わせています。

3匹の愛猫が仲良くなるまで

美猫のルーシーちゃんとロージーちゃんは、元捨て猫。網を張った木箱に入れて、捨てられていた姉妹でした。


シャム系のロージーちゃん(左)とキジトラのルーシーちゃん(右)

モコネコさんは保健所の譲渡情報で2匹を知り、家に迎えることを決意。一方、ダリルくんは知り合いから「里親になって欲しい」と頼まれ、迎えた保護猫なのだとか。

ダリルくんを迎え入れた当初、ロージーちゃんとルーシーちゃんは威嚇をしていたそう。しかし、ロージーちゃんがダリルくんをかわいがり始めると、ルーシーちゃんも徐々に心を許すように。「ロージーは2匹にとって、母猫のような存在。我が家に来た直後からルーシーが鳴くと駆け寄ったり、お尻を舐めてあげたりしていました。」

対して、ルーシーちゃんとダリルくんは姉弟のような関係。「ルーシーは自分からダリルにくっついて寝たり、毛繕いしてあげたりするのは平気なのですが、ダリルのほうから来られると気分によっては威嚇します。」

そのため、ダリルくんはルーシーちゃんよりロージーちゃんのほうが好きなようですが、3匹で仲良く眠ったり、互いに毛づくろいし合ったりすることは多々あります。

こうした光景を目にすると、ルーシーちゃんも彼女なりにダリルくんのことを受け入れ、理解しているように思え、胸が熱くなりますね。

性格の違いも愛くるしい

3匹には、かわいらしい性格の違いが。例えば、ルーシーちゃんはモコネコさんを後追いするほど甘えん坊。

「トイレは出待ち。なかなか出て来ないと大鳴きです。写真を撮られることがあまり好きではないのに、他の猫を撮っていると邪魔しに来ます。」

対して、ロージーちゃんは知的女子。

LEDポインターで遊んでいると光ではなく手元を狙ったり、好物であるササミのおやつを貰う時は他の猫のお皿から先に食べたりするのだとか。

そして、ダリルくんはロージーちゃんとは違った賢さを持っているよう。

「ロージーにおやつを食べられると黙って見ていて、なくなると私に『ぼくのないよ?』と訴えてきます。」ダリルくんはモコネコさんの足は爪研ぎ用、ご主人の太ももはフミフミ用と区別してもいるのだとか。

「膝の上が大好きなルーシーとは違い、ロージーとダリルは横に投げ出した足のほうが好き。場所を取り合って、小競り合いになることもあります。ダリルはロージーが先にいるのを見つけると『ぼくの場所だよ!』と言いたいのか、飛んで来てタックルします。」

猫が幸せを感じられる「多頭飼い生活」を

賑やかな多頭飼い生活を送る中で、モコネコさんが一番気にかけているのが健康管理。多頭飼いだとどの子に異常があるのかを特定するのが難しいため、普段からトイレをよく観察し、それぞれのおしっこの量やうんちの量、色や形状などを記憶。

「トイレを使う時間帯にもパターンがあるので、それも異常がある子を特定する時に役立てています。あと、見ていない時の嘔吐も吐瀉物に混じっている毛やフードで、どの子が吐いたのか特定できることもあるので、いつも様子が違う子はいないか注意深く見て、異変があれば早めに病院へ連れて行っています。」

また、体だけでなく、心の健康も気にかけ、リビングにはキャットステップや隠れ場所を設置。

飼い主と同じ部屋にいたがる愛猫の気持ちを尊重しています。「キャットステップは夫が設計図を描き、DIYしたもの。木材や塗料の安全性にもこだわったそうです。」

そんなモコネコさんは多頭飼い生活の喜びと大変さの両方を実感しているからこそ、多頭飼いに憧れている人にこんなメッセージを贈ります。「多頭飼いには一緒に生まれたきょうだいが良いというのは、ルーシーとロージーと暮らしていると実感します。ダリルが馴染めたのも先住が仲の良い姉妹猫だったからではないかと。だから、後から増やすより、最初からきょうだいを一緒に迎えたり、仲の良い子を聞いて一緒に迎えたりするのが、猫も人も負担が少なくていいのではないかと思います。」

猫同士の相性によっては、多頭飼い生活が愛猫のストレスとなってしまうこともあるもの。だからこそ、安易に「愛猫が退屈しないようにお友達を…」と考えるのではなく、まずは愛猫の気持ちを重視してみてほしいと、モコネコさんは語ります。

「多頭飼いをしている私が言うのもなんですが、飼い主の愛情を一身に受けているひとりっ子は幸せだと思います。猫はみんな、自分のことを一番かわいがって欲しいと思っている気がするから。」

そう考えるからこそ、モコネコさんは3匹を同じようにかわいがるのではなく、それぞれが望む形で愛情を示し、各々が「自分が一番かわいがられている」と満足できるように意識しているのだそう。「あとは、お金も大事。将来、同時に治療や介護が必要になるかもしれないので、何かあった時に治療費が払える頭数に留めておくことが大切です。」

一日の終わりに、みんなと一緒に布団で眠れることが幸せ…。モコネコさんがそう感じられるのも愛猫の気持ちに寄り添った生活を心がけているからこそ。3匹の命と真摯に向き合う多頭飼いライフを知ると、複数の命を守ることの意味を改めて考えたくもなります。

取材協力:モコネコさん(@moconeko_nya)

Twitter

https://twitter.com/moconeko_nya

インスタグラム

https://www.instagram.com/moconeko_nya/?hl=ja

文/古川諭香

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