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タバコ臭い犬猫なんて、見たくない。

ペットのための分煙・禁煙のススメ

1本のタバコ

2018年7月に健康増進法の一部が改正となった。
これが施行となるのが2020年の4月。つまり既に現在は、改正健康増進法が適用となっているんだけど、この法律の改正で話題になりっぱなしなのが喫煙環境の変化。
今後はあらゆる飲食店で基本的には喫煙専用室を設けるか、そもそも全面禁煙を是とするようになり、それこそ今、パチンコ店でもタバコは加熱式でなければ吸えない。

タバコを咥えながらパチンコのハンドルを握るおじさんおばさんたち。
ああいう昔ながらの光景も、時代の流れによって消失してしまったというわけだ。

まあ、僕はタバコをやらないので、この改正は願ったりかなったり。
これまで散々副流煙を吸いまくってきたので、今後はそんなリスクもがっつり減るわけだから、嬉しくないと言えばウソになる。

ところで、いくら健康増進法が改正されても、自宅での喫煙までは制限されない。
しかしもしもペットと暮らす世帯という場合には、法律云々でなく、喫煙にも細心の注意は必須だろう。

ペットと暮らす喫煙者には心遣いが欠かせないよね!

落ち込む猫

喫煙者とペットの暮らしについては、僕は基本的に他人なので強く介入することはない。
たとえば僕の友人にも愛犬家かつ愛煙家がいるけど、「犬飼ってるんなら禁煙しなさいよ」みたいなウザいことは言わない。
また、僕の彼女もタバコを吸うけど猫を飼っているが、これもまた個人の嗜好への介入なので、別に咎めることもない(もちろん猫の出入りする場所では喫煙してないが)。

ただ、それでも「タバコなんてやめればいいのに」とは少しだけ思う。
多かれ少なかれタバコを吸った直後の、まだ匂いの残る飼い主と触れ合うことで、ペットには被害もあることだろうし。

というか、やっぱりこれだけ禁煙禁煙と騒がれている今の時代、未だに一緒にいる空間で喫煙をするというのは、ちょっとナンセンスかなぁ。
猫なら被毛に付着した煙の匂いも気になってグルーミングしまくるし、副流煙は動物にも当然悪い影響がある。

一般社団法人の広島県医師会が2016年に禁煙について掲載したウェブサイト上のコラムにも、ペットの受動喫煙被害についての記述がある。
この記載、2003年にニューヨークタイムズに掲載された、タフツ大獣医師グループによる“猫の受動喫煙”についての研究結果を引用したもの。

本文にはこうある。

「2年タフツ大獣医師のグループが猫の受動喫煙により約3.2倍の悪性淋巴(リンパ)腫が発生することを報告、この淋巴腫は悪性度が高く高額の医療費をかけても約半数が助からないとのことである。
この発生頻度は喫煙者二人と同居するとさらに高くなるという。彼らはウイルスによって起こる淋巴腫が何故受動喫煙によって発生が促されるのか驚いている」

と、このように受動喫煙と悪性の淋巴腫との因果関係こそ明示されていない(あくまでも研究の結果出た数字なので)が、受動喫煙をさせることについて躊躇するに足る情報ではある。
エビデンスが100%完全に提示されようとされまいと、飼い主としては「結果的に有害であることは明白だから喫煙する際にはペットを遠ざけないと」と考えることは自然だろう。

ペットが本当に可愛いなら、まずはベランダ、換気扇の真下での喫煙を…

雪の中のハスキー犬

前項ではちょっと高圧的にも思える書き方をしてしまったかもしれないけど、別に「だから今すぐタバコやめろ!」なんてことを言うはずがない。
そもそも喫煙者にキツい物言いをするのは、大抵は元喫煙者だ。
僕は最初から1本も吸ったことがないが、喫煙者の嗜好は肯定したい。

が、ペットと暮らすなら、やっぱり吸う場所には最低限の配慮は必須と考える。
同じ部屋に犬猫がいるのに、プカプカタバコを吸うってのはちょっとなぁ。

だからこそ、たとえば換気扇の真下で吸うとか、たとえばベランダに出て吸うとか、そのぐらいのちょっとした不自由ぐらいは受け入れてほしい。

「吸うな」とは言えないが「吸う場所を考えようね」とは言いたいのだ。
だって新生児のいる場所でタバコを吸うなんてことをする人はほとんど今の時代いないけど、人間の子供ぐらいのサイズの犬猫は山ほどいる。
そんな彼らの真横で思うがまま喫煙するなんて、僕は可哀想な対応だと思うのである。

タバコ臭い犬猫なんて、見たくない。悲しくて涙が出そうになる。

おわりに

タバコは命を削って楽しむ個人の趣味。
だから喫煙者本人は、それを理解したうえで楽しんでいる。それはよろしい。

だけど、健康被害を自分のペットに少しでも強いるようなタバコの楽しみ方をするというのは、それはやっぱり「ちょっと違うのではないか」と感じる立場だ。
どうせペットを迎えるなら、健康で長生きして、天寿を全うしてほしいもの。

文/松本ミゾレ

(参考)
一般社団法人広島県医師会「恐ろしいペット動物の受動喫煙害」
広島市立安佐市民病院名誉院長 岩森茂
http://www.hiroshima.med.or.jp/kenmin/kinen/012250.html

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