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「もう一頭、生きていた?」タロジロの奇跡に秘められた、名もなき犬の真実

第一次南極越冬隊の知られざる真実に迫るノンフィクション『その犬の名を誰も知らない』。今回は、“第三の犬”について解説します。

第一次南極越冬隊で、極寒の南極に置き去りにされたカラフト犬15頭。1年後、タロとジロという2頭の兄弟犬が奇跡の生還を果たしました。


探査のためオラフ海岸を進む犬ゾリ一行

1957年の第一次南極越冬隊に「犬係」として参加し、帰国1年後の第三次越冬隊でタロ、ジロと再会をはたした唯一の隊員である、北村泰一氏は、それから23年後、驚愕の事実を知らされます。

それは、タロジロとの再会から9年後に、昭和基地で、一頭のカラフト犬の遺体が発見されていた、という事実でした。

状況から見て、その“第三の犬”は、第二次越冬隊員がタロジロと再会する直前まで、彼らとともに昭和基地で生き延びていたのです。その事実は、なぜか一般には知らされることなく、歴史の闇に埋もれてしまいました。

この“第三の犬”の存在を知った北村氏は、犬の正体の解明に挑みますが、途中、病に倒れ、検証を中断せざるをえなくなります。しかし、「どうしてもこの事実を伝えたい」という思いから、タロジロとの再会からちょうど60年後の2019年、北村氏は、元新聞記者の著者の協力を得て、“第三の犬”の正体を解き明かす検証を再始動させます。


“第三の犬”は6頭の行方不明犬の中に

“第三の犬”の可能性があるのは、南極に置き去りにされた15頭の犬のうち、行方不明とされた風連のクマ、アンコ、ジャック、リキ、デリー、シロの6頭。

明確な物証のない中で、さまざまな状況証拠を集め、犬たち一頭一頭の個性を明らかにしつつ、“第三の犬”の正体に迫ります。決め手となったのは、犬の持つ「保護本能とリーダーシップ」でした。

保護本能とリーダーシップに優れた“第三の犬”は、幼いタロジロを守って、自らは人間との再会を果たす前に、力尽きたのです。

次回は、タロジロの奇跡をめぐる最大の謎について、もう少し詳しく解説します。

■好評発売中■

『その犬の名を誰も知らない』
著者:嘉悦 洋/監修:北村 泰一
仕様:四六判・並製・344ページ・本文1C
定価:本体1,500円+税
発売元:小学館集英社プロダクション

https://books.shopro.co.jp/?contents=9784796877923

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