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「夫婦喧嘩は犬も食わない」「主を大切に思う者は犬も大切に思う」など…犬にまつわることわざは何故平和なのか?

犬にまつわることわざは何故平和なのか?

以前、こちらのコラムで猫にまつわる世界のことわざについて紹介したことがある。

猫についてのことわざは数多く存在していたところではあるが、猫の気性が反映されていたためか、少し陰険と言うか嫌なニュアンスの意味を持つものが多かった。

では、それ以外の動物。たとえば犬を題材にしてみるとどうだろうか。実は犬の場合、日本においても世界各地においても、そのことわざの意味するところは平和的、牧歌的なものが少なくない。

そこで今回は、犬についてのことわざをいくつか紹介しつつ、何故犬のことわざはそういったテイストが多いのかについて考えていきたい。

「夫婦喧嘩は犬も食わない」

まずは日本のことわざから、「夫婦喧嘩は犬も食わない」をクローズアップしてみよう。この有名なことわざ、意味するところはこうだ。

好奇心旺盛で、落ちているものをなんでも口にいれるほどの犬ですら、夫婦の間のいざこざなどは嫌うもの……というのである。

飼い主の喧嘩については時々身を挺してやめさせようとする犬もいるだけに、このことわざは、犬自身が昔から人の伴侶動物として確立されていたスタンスを表しているのかもしれない。

「子どもが産まれたら犬を飼いなさい」

次に、かなり有名なことわざでイギリス発祥の「子どもが産まれたら犬を飼いなさい」を挙げておきたい。
いまさら意味を説明するまでもないことだけど、その意味するところはいくつかある。よくしつけられた犬は子どもを守り、遊び相手にもなり、そして代弁者にすらなる。

そしてやがて子どもが成長し、大人になろうとした頃に、犬は寿命を迎えて子どもに命の尊さを教える……というわけである。

筆者の友人はこの言葉に感銘を受け、子どもが産まれたと同時に犬を飼育しはじめた。日本でも、このことわざはだいぶ浸透しているということになるのだろう。

「狗頭軍師」

つづいて、中国の犬についてのことわざから「狗頭軍師」を紹介したい。狗とは中国語で犬を意味するもの、つまりこの言葉は、犬の顔をした軍師ということになる。

このことわざの意味とは、アテが外れて恥ずかしい思いをする人のことを指す。つまり、ちょっと早とちりをする性格だったり、見通しを立てるのがあまりうまくないような人のことを、「狗頭軍師」と呼んでからかうのだ。

犬という動物はしばしば笑えるような失敗をしてバツが悪そうにするもの。そういう習性がことわざに反映された、という形なのかもしれない(笑)。

「主を大切に思う者は犬も大切に思う」

最後に、イエメンの犬ことわざ。

これも結構素敵で、意味も感覚的に理解できることわざなのだが、「主人を大切に思う者は犬も大切に思う」という言い回しがある。

意図するところはそのまんま。

主とは主君でも家族でも、どちらでも当てはまるようで、そういう存在を愛することができる人は、犬のこともまた当然大事にできるということわざである。

隣人愛に犬を持ち出すところに、犬の無垢な性質がしっかり合致している印象をあたえてくれる。

おわりに

ということで、今回は世界中の犬ことわざの中から、犬の温和で平和的な性質を想起できるものをいくつか紹介してきたところだ。

やっぱりことわざの中に登場する犬というものは、そのイメージも優しく、忠義に厚く、そして抜けている部分もあるという属性を反映される傾向は世界的に見られるようだ。

文/松本ミゾレ

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