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秋田犬が世界で愛されている理由って?

今年の6月に成立した改正動物愛護法では、ようやく日本でも動物先進国のように「生後8週齢規制」が適応されることが決まりました。生後8週齢規制とは、57日齢未満の子犬・子猫の販売を禁止するものです。

そもそも、2012年の動物愛護法の改正時、犬猫の販売は生後56日以降とされたはずでした。しかし、附則の注記によって生後49日(2016年9月までは45日)以降と読みかえる経過措置が設けられたため、現在は生後49日以降であれば販売することが可能になっている状況。

そのため、今後、正式に生後8週齢規制が適応されるようになることには大きな意味があります。ペット業界の変化にも注目が集まるでしょう。

しかし、今回の法改正では“新たな条件”が付きました。それは天然記念物の日本犬は、これまでどおりの生後50日齢から販売できるというもの。文部省から国の天然記念物とし指定されている日本犬は「秋田犬」「甲斐犬」「紀州犬」「柴犬」「四国犬」「北海道犬」の全6種。

これらの犬種の中でも近年、特に注目を集めているのが、秋田犬。昨年にはロシアのフィギュアスケート選手、アリーナ・ザキトワ選手に秋田犬の「マサル」が贈呈されたニュースが話題となりました。

そんな秋田犬は「忠犬ハチ公」に象徴される忠実な性質と、凛とした佇まいが魅力的な犬種。国の天然記念物として認められてはいますが、秋田犬とはどんな犬なのかを理解しているかと問われたら、「はい」と即答はできないはず。

そこで手に取ってみてほしいのが、『秋田犬』(宮沢輝夫/文藝春秋)。本書には、世界を夢中にさせる秋田犬の魅力がたっぷりと記されています。

秋田犬はなぜ世界的に愛されているのか?

秋田犬はもはや、世界的に愛されている犬種だといっても過言ではありません。実際、ロシアやアメリカ、ヨーロッパなどでは秋田犬の飼育頭数が増えており、日本をはるかにしのいでいるのだそう。プーチン大統領や白鵬、リチャード・ギアなど各国の著名人も秋田犬への深い愛情を語っています。

そうした事実がある一方で、日本で秋田犬が置かれている現状は厳しいもの。国の天然記念物であるにもかかわらず、国内では飼育頭数が減少の一途をたどり、存亡の危機に瀕しているのだと宮沢さんは指摘。

そんな悲しい現状を変えたい。そう訴えかけるように、本書には秋田犬の誕生秘話や戦前・戦時中に直面した「犬種」としての危機、戦後の長い復元への道のりなどが細かく記されています。全4章を読み込むと、秋田犬という誇り高い犬種の愛くるしさが分かるはず。

この犬種をどうやって守っていけばいいのかとも考えたくなります。また、本書内ではあの有名な物語「忠犬ハチ公」に記されている矛盾点なども検証。真実に迫っています。

秋田犬を含む日本犬は、洋犬よりも孤高。心を許した飼い主にしか忠実な態度を示さない芯の強さが魅力だといわれています。改正動物愛護法の生後8週齢規制除外により、再び日本犬に注目が集まっている今、秋田犬という犬種を通し、改めて全6種の日本犬に想いを馳せてみてください。

文/古川諭香

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