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あなたは大丈夫?「5つの自由」と飼うことの喜びと責任。

「5つの自由」と飼うことの喜びと責任

今年もクリスマスシーズンがやってきた。家族や友人、恋人へのプレゼントは何にしよう?と考えている人も多いことだろう。そんなクリスマスシーズン、多くの人間にとっては素敵なイベントかもしれないが、動物たちにとっては運命の分かれ道となってしまうかもしれないのだ。

動物保護施設や愛護センターの話では、冬休みが終わった後に捨てられてしまう子犬や子猫の数が増えるという。それは、クリスマスプレゼントとして犬や猫を選ぶ人たちがいるためである。犬や猫を、考えもなしに気軽にぬいぐるみ感覚で購入した結果、「思ったよりも大変」「世話が面倒くさい」「吠える」「家を汚す」など、きちんと考えればわかるようなことを、平気で理由としてあげて施設に連れて来る人たちもいるそうだ。さらに驚くことに、とあるドラマの影響を受け「この犬は全然話せるようにならない」という理由で遺棄する者もいるのだとか。このような、全くもってお話にならない類の人もいるということに、ただただ驚くばかりである。

そのような安易な考えで保護施設を訪れる人も少なくないため、ドイツなどの動物先進国といわれる国では、全保護施設において12月中旬から1月初旬まで一切の譲渡を行わないようにしているという。

もちろん、責任を持って生涯育てる人の方が多い(と信じたい)と思う。もしもこれから犬や猫を飼いたいと思う人や、そのような人が周囲にいる場合は必ず次のことを知って欲しい。

「ペットの5つの自由」と「終生飼養」

人間にも基本的人権があるように、ペットを飼おうとするならば、我々飼い主には動物にも「基本的な自由」を提供する必要があるのだ。

1.飢え・渇きからの自由(Freedom from Hunger and Thirst)

適切な食事、新鮮な水を与えること

2.痛み・負傷・病気からの自由(Freedom from Pain, Injury or Disease)

怪我や病気など、動物の健康状態をチェックし、適切な処置・治療を受けさせること

3.不快からの自由(Freedom from Discomfort)

清潔・安全・快適な飼養場所を用意すること。

4.本来の行動がとれる自由(Freedom from behave normally)

動物の「習性」を知り、人間本位ではなく動物の本能や習性に合った動物本来の行動がとれるようにすること。

5.恐怖・抑圧からの自由(Freedom from Fear and Distress)

飼い主は動物に恐怖心や抑圧、ストレスを与えないこと。

これらの詳しい内容は、環境省自然環境局(←リンク https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2708a.html )からダウンロードが可能だ。


画像:環境省 

そして言うまでもないが、動物の寿命まで責任を持って世話をすること、である。

犬や猫を迎える前には、

「今の居住環境はペットを飼える環境か」

「ペットが寿命を迎えるまで世話をできるか」

「毎日の散歩、糞尿のお世話、食事のお世話ができるか」

「予防接種やフード、おやつ、トイレシートなどの費用も理解しているか」

「動物が高齢になったときの介護等の覚悟はできているか」

「災害時など非常事態の際も責任を持って護ることができるか」

などの基本的なものをきちんと理解し、本当に責任を持って育てることができるのかを考えなければならない。当たり前だが、動物は生きている「命」である。心も感情もある。人間の勝手な都合で犬や猫の本来の習性である行動を窮屈に制限したり、「躾」と称しての暴力をふるったりなどは決して許されないのだ。

「一つの大切な命」として犬や猫の習性を知り、我々が理解しながら接すれば、彼らは必ず愛情を持って応えてくれる。それは人間同士であっても同じことではないだろうか。理解してくれない相手に心を開くだろうか。我々人間が愛情をもって大切にすれば、それだけ彼らはきちんと応えてくれるのだ。そうすることで、彼らのいる日々は飼い主にとって何物にも替えられない豊かなものとなる。それは多くの飼い主さんたちが実感しているのである。そして、そのような家族と巡り会えた犬や猫たちも幸せに感じてくれていると思うのだ。


画像:倉田エレナちゃん

縁あってうちに来てくれた子。その子を人間の都合で「どうしたいか?」ではなく、その子に「何をしてあげたいか。」ではないだろうか。私自身は、これを考えることのできる飼い主であり続けたいと思う。これから飼いたいと思っている人も、すでに一緒に暮らしている人も、再度「5つの自由」を考えて愛犬や愛猫との絆を深め、これからも楽しく愛情たっぷりの幸せな日々を過ごしましょう!

文/織田 浩次

参考資料/

環境省 「飼う前も、飼ってからも考えよう」

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