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つぶらな瞳にコワモテ武士もメロメロ?「猫侍」の玉之丞は伝説の名女優

つぶらな瞳にコワモテ武士もメロメロ?
「猫侍」の玉之丞は伝説の名女優【本気の猫映画レビューvol.6】

猫ブームを作ったといわれる伝説のドラマ「猫侍」

2013年10月から放送され、猫ブームの火付け役のひとつともいわれている伝説の時代劇テレビドラマが「猫侍」。

ひとにらみしただけでヤクザも震え上がる、凄みのあるニヒルな剣豪・斑目(まだらめ・北村一輝さん)が一転、猫にはデレデレになってしまうギャップが受けて大人気に。続編ドラマも作られ、2014年3月には映画「劇場版 猫侍」が公開され、これも大ヒットしたのです。

この映画で、斑目の愛猫・玉之丞(たまのじょう)を演じていたあなごちゃんが、2019年8月13日、虹の橋を渡った、というニュースが流れてきました。7月に21歳の誕生日を迎えたばかり、人間でいえば100歳超えだとか。お世話をしていた動物プロダクション「ZOOプロ」の発表によると、最後まで病気ひとつせず、「お気に入りのベッドで眠るように旅立った」というから、本当に大往生ですよね。

今回は、“猫界の大女優”といわれていたあなごちゃんを偲んで、代表作「劇場版 猫侍」をご紹介します。

時代劇だけど、誰も死なないから安心

この映画、時代劇ではあってもあくまでもコメディなので、残虐なシーンは一切無く、人も死にません。そもそも主人公の斑目は、人を切ることができなくなったため、浪人になってしまったという設定。ですので、時代劇が苦手な方もご安心を。

斑目久太郎はかつて百人斬りと恐れられた剣客でしたが、あるいきさつから人を切れなくなり、禄を失って傘貼りの内職で食べつないでいる身です。

そんな彼のところに、「対立するヤクザの組長の愛猫を殺して欲しい」、という珍妙な依頼が舞い込みます。じつは「犬派」の米沢一家、「猫派」の相川一家は30年も前から、町を二分する抗争を繰り返していました。

ところが新しい奉行が完全な猫派で、新奉行の愛猫と、猫派の組長の愛猫の縁組話が進行中。「その縁談が成立したら、うちの組はつぶされる」と危機感を抱いた米沢一家が、猫派の組長の愛猫殺しを依頼したのでした。

くっだらない、と心から思いながらお金のために屋敷に忍び込んだ斑目は、屋敷の奥深くの豪華な猫部屋の豪華な布団で大事に飼われていた白猫・玉之丞と出会います。その澄んだブルーのくりくりの目を見た斑目は、瞬殺(観ている私たちも)。殺すことができなくなり、こっそり自宅に連れ帰り、庭に偽の墓を作って「殺した」と言い張ります。婚礼の日までに玉之丞を探し出さなければならない相川一家、玉之丞が生きていることに気づき殺そうとする米沢一家、玉之丞をそばに置きたい斑目、三者の間で激しい抗争が始まるのです。

一番の見どころは、コワモテ武士のツンデレ愛

…が、正直、ストーリーは(そんなに)重要ではありません。猫好きにとっての見どころは、最初、なにかというと「猫は外!」と玉之丞を外につまみ出そうとしていた斑目が、あっという間に、猫の下僕になってしまうところ。ちなみに、この「猫は外!」と抱えて外に連れ出される時の玉之丞の定番ポーズが、本当にかわいいんです…。

玉之丞にメロメロになった斑目は、玉之丞に喜んでもらおうと煮干しを焼き、「猫舌だから」と冷ましてあげますが、お屋敷で美食に慣れていた玉之丞は、きょとんとするだけ。「まさかの魚嫌い⁉」と野菜をあげても食べない。「しかたない、月に一度の楽しみだが」と、とっておきの饅頭をあげても見向きもしない。「こし餡なのに…」と肩を落とす斑目の姿が本当におかしくて(でも猫飼いならこの気持ち、痛いほどわかりますよね)。

殺陣のシーンでもゆるがぬキメ顔!女優魂を見た!

感心するのは、玉之丞がどのシーンでも、きちんと演技をしている(ように見える)こと。細かな表情も、しぐさも、まるでその役を理解しているかのよう。そしてどんなシーンでも、おめめクリクリのキメ顔で、完全に“女優”モードなんです。

驚いたのはクライマックスで、玉之丞を抱いたままの激しい殺陣の応酬が繰り返されるシーン。「まずは玉之丞をおろして!」と叫びそうになりますが、玉之丞はまったく怖がらず、平気な顔で抱かれているのです。それまでの信頼関係があればこそかもしれませんが、その度胸、女優魂にはびっくりしました。

じつは、ドラマ版のほうが“デレ度”が高い?

私はドラマ版を見ていなかったのですが、今回、映画の感想をチェックしてみると「(映画版は)登場人物の心理がしっかり描かれている分、テレビ版より斑目のデレ度が薄め」という意見が多数…。

私にはかなりのデレデレに見えましたが、ドラマ版ではもっとデレてるのか!というわけで今、ドラマ版も激しく気になっています…。


「劇場版 猫侍」(C)2019「猫侍」製作委員会 好評レンタル中! 

文/桑原恵美子

画像提供/アミューズメントメディア総合学院 AMGエンタテインメント事業本部

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