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いつか来る”シニア猫の介護”について考えてみない?

いつか来る”シニア猫の介護”について考えてみない?

完全室内飼いが浸透してきている近年は、猫の平均寿命がどんどん長くなってきています。現在、飼い猫の平均寿命は15歳程度。医療の発達により、今後はさらに寿命が延びる可能性があります。

大好きな愛猫と一日でも長く一緒にいたい。それは、猫を愛する飼い主さんなら誰しもが抱く願い。しかし、平均寿命が延び、シニアでいる期間が長くなると、これまでとは違った問題に悩まされることも。

人間と同じで猫も年を取れば老化が進み、体の自由がきかなくなったり介護が必要となったりします。そうした時、飼い主さんはシニア猫の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)をできるだけ高く維持し続けてあげられるよう、介護の計画を立てていきましょう。

シニア猫介護2

愛猫の生活の質をチェックする時には、3つのポイントに着目。

①自力でフードを食べられる
②自力で歩ける
③自力で排泄ができる

この3つの行動ができなくなった時は、各ステージに適した対策を行い、猫らしい生活を維持できるようサポートしていきましょう。

例えば、自力で歩けるうちからシニア猫を抱いて運んだり、自力で食べようとしているのにシリンジ(針のない注射器)で食事を与えたりするのはNG。シニア猫の老化を遅らせるには自力で食べ、歩き、排泄できる期間を少しでも長くしていくことが重要です。

行き過ぎた介護は老化を早めるだけでなく、飼い主さんにとっても大きな負担に。猫が体を動かす機会を奪ってしまうと、結果的に日々の暮らしがお互いにとって苦しいものになってしまいます。

介護が必要になったら介護サークルを検討しよう

シニア猫介護1

愛猫が介護を必要とし始めたら、安全性や介護のしやすさを考慮し、部屋に介護サークルを設けてみましょう。介護サークルは人の出入りが少ない場所ではなく、家族が集う場所に設けると、猫がストレスを感じにくくなります。

寝たきりになった時や体が自由に動かないと、大好きな飼い主さんに自らすりよって甘えることができません。そうした不自由さは猫にとって、ストレスとなります。しかし、家族の声が聞こえ、飼い主さんの姿が見られる場所で過ごすことができたら、例え体が不自由で自らすりよってはいけなくても、安心はできるはず。

介護サークルは人が入ってお世話ができるよう、十分な広さを確保し、中には寝床やトイレ、水、フードボウルなど必要なグッズを用意しましょう。寝たきりの場合は人間の赤ちゃん用が使うオムツに尻尾が通るよう穴を開け、使用させるのもおすすめ。低反発のマットやエアマットを寝床の土台にすると、体圧による筋肉や関節への圧迫が緩和されます。自力で体勢を変えられない場合は床ずれを起こさないよう、2時間に一度を目安に、姿勢を変えてあげましょう。

猫は7~8歳を過ぎた頃から老化の兆候が見え始め、12歳を過ぎると老化兆候は目立つようになります。老化の進行は、飼育環境によっても差が出るもの。完全室内飼いが推奨されている現在は遊び不足で刺激の少ない生活を送っている子も多くいます。そうした場合は早くから認知症が現れてしまう可能性もあるとされているので、健康維持のためにも飼い主さんは日頃から猫との遊び時間をできる限り確保していきましょう。

猫は人間の4~5倍もの速さで年を重ねていきます。人間と比べれば決して長くはないその生涯が幸せなものになるか、苦しいものになるかは私たち飼い主の手と判断にかかっているのです。

文/古川諭香

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