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突然訪れた、わが家の愛猫の「余命1か月宣告」

医療指導をされた西村知美先生(「アール動物病院」院長)は、臨床現場で活躍するドクターならではの豊富な知識・情報を元に、まんが内の病状・治療について指導。ケア指導の武原淑子さん(東京都動物愛護推進員)は豊富な経験・知識を持つ、保護猫活動のスーパーボランティアで、薬の飲ませ方や注射・点滴の方法をはじめ、飼い主にとって本当に知りたいことをコラムで公開しています。

「こうしたテーマに近づくのも怖い」という方も可愛らしい絵柄のコミックなので受け入れやすいでしょうし、その結果「もっと知りたい」と思う事柄にもきちんとした解説がついているので、本当に役に立つ本だと感じました。

「大切なのは正解ではなく自信」


わが家でも経験した、自宅での点滴。慣れるまでは大変でしたが、そのコツがわかりやすく書かれていました。


「かえって精神的なストレスになる」と言われ、酸素室を導入しなかったことも後悔のひとつ。こういう方法もあったのかと目からウロコでした。

原作者の粟田さんにお話をうかがいました。粟田さんは、数年前に初めての猫を看取った経験からターミナルケアの情報のニーズを強く感じ、この本の企画をしたそうです。「本当に知りたいことはネットや本にも載っておらず、無力感でいっぱいでした」(粟田さん)という気持ちは、私とまったく同じです。でも私がハッとしたのは次の言葉です。

「大切なのは正解ではなく自信なのだと気づいたのは、見送った後のことです。愛猫のことを一番わかっているのは自分なのだと自信を持てば、あらゆる選択や決断が潔くできただろうし、強くいられただろうと。そして自信を育むのは生きていっしょにいた時間なのだと」(粟田さん)。

確かにそうなのです。ネットでの情報も山ほどあったし、猫飼いの先輩からのアドバイスもたくさんいただいたのに、「どこまでうちの猫にあてはまるのか」と不安で、悩んでいるうちに症状が進みタイミングを逸してしまうこともしばしば…。

この本は、あくまでもターミナルケアの一例であり、この本を読んだからいざという時にすべて解決するわけではありません。でも少なくても基礎知識は身につきますし、「こういう方法があるけれど、うちの猫はこうだから、こうしてあげよう」という工夫があってもいいのだ、ということが実感できます(いざとなるとそのあたりが、思考停止してしまうのです)。

本の帯に書かれた、愛猫家で有名な作家・町田康さんの「猫を飼っている人は、この本を読んでください。お願いします」という言葉に、心から賛同します。「うちの猫はまだそんな年じゃない」と思ったとしても、そう思える今が、冷静に落ち着いて知識を吸収できるチャンスなのですから。

取材・文/桑原恵美子
取材協力/日東書院

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