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突然訪れた、わが家の愛猫の「余命1か月宣告」

突然訪れた、わが家の愛猫の「余命1か月宣告」

いつか必ず訪れる、愛猫や愛犬との別れ。

それは少しずつそっと近づくこともあれば、突然、訪れることもあります。わが家の場合、13年間いっしょに暮したウサギとの別れは、ゆるやかに自然に訪れましたが、引き取って1年ちょうどだった初代愛猫の場合は、突然でした。

息が少し荒かったので「風邪かな?」と病院に連れて行ったところ、悪性リンパ腫で余命1か月と伝えられたのです。今から4年前のことです。保護猫だったためか病気の宝庫のような子で、1年かけて通院を繰り返して治療を続け、「やっと全部治療が終わって、初めて健康体になった」と喜んでいた矢先の出来事でした。


余命1か月と告げられた日の初代愛猫、きなこ。

病院からの帰り、頭が真っ白になりながら、その事実をとにかく受け止め、愛猫が少しでも苦しまずに逝けるよう、自分たちにできることはすべてしようと夫と語り合ったことをおぼえています。

知識がないと、気持ちがあっても「してあげられること」は限られる


「まんがで読む はじめての猫のターミナルケア・看取り」(日本書院/1,300円+税)まんが:ななおん、イラスト:小野崎理香、構成・文・まんが原作:粟田佳織、全体監修:古山範子(養生法のセミナーなどで活躍するドクター)、医療指導:西村知美(「アール動物病院」院長)、ケア指導:武原淑子(東京都動物愛護推進員)。

でも結果からいうと、治療も、ターミナルケアも、初めて経験することの連続で迷ったり悩んだりばかり。その時にできることはすべてしたつもりですが、「元気だった時から、きちんと調べておけば…」と今でも後悔は尽きません。

2019年5月に発売されたばかりの「まんがで読む はじめての猫のターミナルケア・看取り」は、私のような後悔をしないためにも、すべての猫の飼い主に、ぜひ読んでもらいたいと思った本です。

原作者の体験のコミック化+専門家のアドバイス


余命わずかと診断された猫のもすけと、飼い主・鈴木くんのターミナルケア期から看取りまでのコミックが主体。

メインは、原作者の粟田佳織さんの体験をもとにしたコミック。余命宣告をされた猫の治療の経過と飼い主の葛藤や工夫がとてもわかりやすく、そしてリアルに描かれています。そのコミックのストーリー進行に対応した専門家のアドバイスが細かく載っているので、とても頭に入りやすい構成だと思いました。


全体監修を担当した古山範子先生は養生法のセミナーなどで活躍するドクターで、手作り食とホリスティックを土台にしたケアの指導もされています(この本では手作り食で一時的に症状が改善される様子が描かれています)。

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