2019-07-12 猫を家に迎え入れる前に絶対見直したい3つのポイント 猫猫と観葉植物猫の爪とぎ猫を飼う前に 猫を迎える前には様々なペットグッズを準備し、万全の対策を取ろうとするもの。そんな時、見落とされがちなのが自宅環境の見直し。いくらペットグッズを用意しても、適切な飼育環境でないとお互いがストレスを溜めてしまい、猫が怪我をしてしまう可能性があります。 今回は、猫を迎える前に見直しておきたい3つのチェックポイントを解説。ぜひ参考にしてみてください。 猫をお迎えする前に見直したい3つのチェックポイント ①観葉植物は安全? お部屋のインテリアにもなる観葉植物は置くだけで、おしゃれ感を演出してくれるもの。緑鮮やかな植物に癒しを貰っている方も多いことでしょう。ところが、観葉植物の中には猫が口にしてしまうと中毒症状に陥ってしまうものも多くあります。 例えば、ポトスやカラジウム、ヒメカズラ、ポインセチアといった観葉植物は人気がありますが、中毒症状を引き起こす危険性が高いと言われているので要注意。アロエ科などの多肉植物の中にも毒性が強いものがあるので、避けるようにしましょう。 また、ユリ科の植物は特に毒性が強く、生けてある花瓶の中の水を口にしただけでも中毒症状に陥ってしまうといわれています。 ②爪とぎ対策はあらかじめしておこう 猫にとって爪とぎは止めることができない、習性のひとつ。しかし、壁紙や柱をボロボロにされてしまうと、飼い主さんは強いストレスを感じてしまうもの…。 爪とぎは自分のにおいをこすり付け、縄張りを示すマーキング行為。一度行うと、同じ場所で何度も爪とぎをするようになります。 そこで、被害を最小限にするには猫を迎える前から対策を練ることが大切。壁紙にインテリアシートを貼ったり柱に麻紐を巻きつけたりして、研いでも家がボロボにならないよう、工夫していきましょう。 猫の爪とぎは研がせない工夫ではなく、研がせてもいいような環境を作ることで対処していくのがポイントです。 ③子猫を迎える時は配線カバーを用意しよう 猫を飼うなら子猫の時期から育ててみたい…と考えている方は、きっと多いはず。子猫はまだ警戒心がそれほど強くなく、何にでも興味を示すので、思わぬ事故が起こらないように飼育環境を整えていきましょう。 例えば、電気コードは子猫にとっておもちゃになります。じゃれながら噛んでしまうと、感電する危険性があるので要注意。飼い主さんが見ている時は遊びを止めれば解決しますが、お留守番中や少し目を離した隙に子猫が電気コードで噛んでしまうと命に関わります。 こうした悲しい事故を防ぐには電気コードにカバーをつけましょう。ペット可の集合住宅の場合はコンセントが高い位置に設けられているので安心できるように思えますが、成長するとコンセントまでジャンプできるようになってしまうので、カバーをつけて感電対策を行っていきましょう。 猫にとって居心地がいい空間を作ることは、人が感じるストレスを減らすことにも繋がります。どちらか一方でもストレスを抱えていると、ペットとの暮らしは一転して苦痛なものになってしまうことも少なくありません。 縁あって出会った命と最後まで大切に暮らすにはお互いが納得でき、心地よく暮らせる環境を整えていきましょう。 文/古川諭香 愛玩動物飼養管理士やキャットケアスペシャリストの資格を活かしながら、様々なWebサイトや紙媒体で猫情報を配信中。産まれてから今まで猫がいなかった日はなく、現在は3匹の猫たちと生活中。「猫と人間が幸せに暮らす」をテーマに、猫が喜ぶ注文住宅も建築済み。 \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? (3.3) ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 (2.27) 雪の降る中、お姫様抱っこで登校しました。 (2.27) タヌキは人を化かす!?ただしどうやら猫には勝てない (2.27) \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする