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アナフィラキシーショックに注意!愛猫のワクチン接種時に気をつけたい副作用

愛猫のワクチン接種時に気をつけたい副作用とは?

愛猫の命を守るためには、年1回のワクチンをしっかりと行っていくことが大切。しかし、ワクチンを接種する時は副作用や副反応が見られることがあり、接種後には気を付けねばならないこともあります。今回は、意外と知られていないワクチン接種時の注意点をお伝え致しますので、ぜひ意識してみてください。

ワクチン接種時は副作用・副反応が見られることも

ワクチンは、健康な成猫ならいつでも接種させられますが、子猫の場合は母猫の初乳を飲んでいたかどうかで回数や時期に違いがみられます。

接種した後は24時間ほど元気や食欲がなくなることがありますが、翌日に普段通りの行動が見られるようであれば問題はありません。しかし、ワクチンの反応が強く表れてしまう子の中にはぐったりとしていたり、発熱や下痢が見られたりすることも。こうした症状が24時間経過しても変わらない場合は、ワクチンを接種した動物病院へ連れていきましょう。体を触ると嫌がるときや、注射した箇所から出血している場合も病院で診てもらってください。

一番怖い副作用はアナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックと呼ばれる過剰なアレルギー反応が引き起こされると、ワクチンを接種して10~15分後ほどで呼吸困難、嘔吐、痙攣、血圧低下といった症状がみられます。アナフィラキシーショックは早急に治療しないと、ショック死してしまう可能性があるので、飼い主さんが十分に注意しましょう。できれば、接種後30分間は動物病院名内や病院周辺で待機し、愛猫に異変が見られないか様子を見るようにしてください。

なお、一度でもアナフィラキシーショックを起こした場合、次から同じメーカーのワクチンを接種できません。愛猫の命を危険にさらさないため、飼い主さんはどのメーカーのワクチンを接種するのか獣医師に尋ねるとよいでしょう。

ワクチン接種後は「炎症性肉芽腫」に注意

ワクチンによる抗体ができるまでには2~3週間ほどかかります。そのため、ワクチン接種後2~3週間は病気に感染しそうな場所には足を運ばないように気を付けたり、他の猫との接触を避けたほうがよいでしょう。

また、稀にワクチンをした部位が盛り上がり、「炎症性肉芽腫」と呼ばれる腫瘍ができることがあります。もしワクチン接種後2~3週間経っても腫れが轢かず、手で分かるほどしこりが残っている場合は稀にガン化することもあるので、獣医師さんに現在の症状を相談してみましょう。

なお、年に1回のワクチンを接種させるときはどの部位に接種してもらうのかも、獣医師さんと相談するのがおすすめ。なぜなら、毎回同じ箇所にワクチンを接種すると肉腫ができやすいといわれているからです。

ワクチンは猫の背中に接種することが多いものですが、背中に悪性腫瘍ができてしまうと手術で取り除くことが難しいと考え、しっぽや太もも、後ろ足などにワクチンを接種する獣医師さんもいます。ですから、飼い主さんは前回ワクチンを接種した箇所を伝えながら、注射する箇所がなるべく重ならないよう、配慮していきましょう。

ワクチンは、病気から愛猫を守るためにも必要なもの。だからこそ、飼い主さんもノートにワクチンの記録を付けたり、副反応に早めに気づけるよう、心がけていきましょう。

文/古川諭香

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