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動物園で愛されたネコが天寿を全う

井の頭自然文化園で飼育されていたツシマヤマネコのノリが2月18日、老衰で亡くなりました。一度は元気を取り戻して、来園者の前に姿を表してくれましたが、18日午前、静かに横になり、天寿を全うしました。享年16歳、人間の年齢に換算すると、80歳から90歳ぐらいのおばあさんでした。

「俺、つしま」のつーさんは、キジトラ独特の黒い縞模様がツシマヤマネコに似ていることからその名が付けられましたが、実際のツシマヤマネコは日本では長崎県対馬だけに生息する野生のネコ科動物です。生息環境の変化などで、数を減らし、現在では約100頭未満ではないかと考えられています。1971年には国の天然記念物に指定され、1994年には国内希少野生動植物種となりました。

井の頭自然文化園では環境省から依頼されて、ツシマヤマネコを繁殖させる「飼育下繁殖事業」に取り組んでいます。ノリは2003年5月に福岡市動物園で誕生し、2013年10月に井の頭自然文化園に来園しました。2015年10月から一般公開され、来園者の前に姿を表すようになり、猫ファンの圧倒的な人気を得ました。


井の頭自然文化園には現在アムールヤマネコが飼育されています

園内でもツシマヤマネコを指さして、「つーさんだ」という声は多く、つーさん人気でツシマヤマネコの知名度がアップしたのは本当にありがたいことです。野生動物の種の保全活動は、その動物が広く認知されていると、活動が盛りあがります。日本にいるヤマネコはツシマヤマネコとイリオモテヤマネコの2種が知られていますが、イリオモテヤマネコの方がやや知名度が高く、「対馬にヤマネコがいるんだ」とか「対馬ってどこ?」という来園者も多いのです。

イエネコのつーさんとツシマヤマネコの最も大きな違いは、耳の後ろの白い斑点。なぜそのような模様がついているのか、よくわかっていませんが、ツシマヤマネコのチャームポイントのひとつです。「俺つしま」は第二巻が5月27日発売予定となりました。ノリの死を悼みつつ、つーさんに再開できる日を楽しみにしています。

(写真/木村圭司)


5月27日第2巻発売予定

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