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普通の猫より指が多い「クリッパーキャット」って何者?

普通の猫より指が多い「クリッパーキャット」って何者?

猫の前足には5本、後足には4本の指があるのが一般的です。しかし、猫種の中に5~7本ほどの指を持つ“多指猫”も存在…!それが、害獣駆除を担っていた「クリッパーキャット」です。今回は、クリッパーキャットの歴史や特徴、飼育法などを詳しく解説していきますので、ぜひこれを機に多指猫への理解を深めてみてください。

クリッパーキャットの歴史

クリッパーキャットは自然発生した猫種(人の手が加えられずに誕生した猫種のこと)。起源は1850年代のイギリスにあったと考えられています。当時のイギリスでは、多指猫は大変縁起がいいものと考えられており、船長に航海のお守りとして送られることも多かったのだとか。イギリスからオーストラリアやニュージーランドに移民を運ぶ時、害獣駆除を任せるため一緒に乗せていた猫がクリッパーキャットの起源だと考えられています。

こうした歴史を持つクリッパーキャットは希少価値が高いため、日本ではなかなかお目にかかれませんが、当時船がよく立ち寄っていたハウラキ湾のオークランドではよく見かけられるのだそう。現在は、CATZ Incにのみ、公認されています。

クリッパーキャットの特徴とは?

多指猫であるクリッパーキャットは、前足に5~7本、後足に4~7本の指を持っています。指の数は多ければ多いほどよいとは考えられておらず、この本数が基準となっているのです。一般的な猫よりも指の数が多いため、足が大きく見えたり、物を器用に掴むことができるのもクリッパーキャットならではの特徴だといえます。

なお、クリッパーキャットは同じ猫種同士での交配が禁止されているため、ニュージーランドショートヘアやニュージーランドロングヘアーとの異種交配のみが認められている猫種。クリッパーキャットがマイナーな猫種であるのには、こうした理由も関係していそうです。

子猫期はうまく歩けないことも…

クリッパーキャットを育てるときは、子猫期の見守りをしっかりと。多指であるため、クリッパーキャットの中には子猫期に上手く歩けない子もいるので、飼い主さんは注意深く見守っていきましょう。

子猫は好奇心が旺盛であるからこそ、高い場所からの転落事故にも気を付けていってください。

「アメリカンポリダクティル」との違いは?

多指の猫種として、もうひとつ有名なのが「アメリカンポリダクティル」。アメリカンポリダクティルはアメリカ合衆国出身の小説家・詩人であるヘミングウェイも愛した多指猫です。

そんなアメリカンポリダクティルとクリッパーキャットは、同じ多指猫であるため、見た目では区別をするのが難しいものですが、遺伝子は全く異なります。クリッパーキャットの多指はアメリカンポリダクティルとは違い、「ヘテロ接合型」という遺伝子によって引き起こされます。

こうした多指が日常生活で不便になることはほとんどないとされていますが、中には爪が研ぎにくく、巻き爪になってしまう子もいるよう。そうした場合は爪で肉球が傷つけられないよう、定期的に爪切りを行ってあげましょう。

一般的な猫とは違った特徴を持っているクリッパーキャットは詳細な平均寿命が明らかにされておらず、まだまだ謎の多い猫種です。そのため、育ててみたいと考えている方は海外のブリーダーとやり取りしながら、しっかりと健康を管理していけるようにしましょうね。

文/古川諭香

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