2021-09-19 他人事ではない?重篤な「ペットアレルギー」を発症したらすべきこと アレルギー犬猫 他人事ではない?重篤な「ペットアレルギー」を発症したらすべきこと 動物のことが好きなのに、動物アレルギー持ちのために泣く泣く距離を置いているという方。結構多いですよね。 筆者の場合、20代の中頃までは全くアレルギーとも無縁のまま動物に囲まれて暮らしてきたわけですが、アラサーぐらいになってから一気にアレルギーが顕在化してしまいました。 具体的には犬や猫の毛や唾液に対して、強い痒みや腫れを感じる程度なのでまだ本人が我慢すればどうとでもなるわけですが、これもあくまで軽微というだけのケース。 花粉症と同じく、これまで平気だった方でも、あるとき犬、猫の唾液や体毛のアレルギー反応を見せることが稀にあります。そして時には、そういった方が既にペットと一緒に生活しているという場合も……これは恐ろしいことです。 そこで今回は、もしそういった事態に直面しても、ペットを手放さなくて済むための方法としまして、4つの対策方法を紹介していきましょう。こと、アレルギーは誰しもがいつ発症するか分からないだけに他人事ではないため、現状ペットアレルギーとは無縁の方でも是非ご覧いただければ嬉しく思います。 こまめなシャンプーをさせてアレルゲンの飛散を少しでも防ぐ ペットのアレルギーの原因の主要な一つはやはり体毛です。その体毛の飛散はある程度防ぎようがないものですが、こまめにペットをシャンプーさせることで、抜けた体毛を効果的に洗い流すことができます。 くわえてペットにとっても、体が清潔になるので病気リスクも下がりますから、お互いにメリットが大きいと言えるでしょう。 我が家でも隙を見ては飼い猫のシャンプーをしていますが、慣れてくると猫たちもたまの入浴、シャワーには免疫ができるので、静かにしていますし、気持ち良さそうにしてくれます。 その上、やっぱり定期的なシャンプーをしている個体は毛艶も良くなりますし、見た目もますます可愛くなってくれるのでオススメです。もちろん、入浴を本気で嫌がる性格の猫もいますので、そういう個体には無理強いはできませんが、それでもこまめなブラッシングはすべきですね。 空気清浄機を設置する それから、ペットの体毛をある程度吸い取ってくれる家電として、空気清浄機の設置もオススメしたいところです。最近は割に安価でも、フィルターを見ればびっしりとペットの毛を吸着してくれている空気清浄機に出会うことも多くなりました。 我が家でも1万円台前半の空気清浄機を設置していますが、これによって個人的にも、アレルギー反応は幾分マシになったと自覚しています。プラシーボ効果かもしれませんが……。 また、設置場所も大事なようです。筆者の自宅ではエアコンが設置してある場所から見て向き合う形となる位置に空気清浄機を設置しています。これはエアコンから出る風の流れを意識したもので、この位置関係で設置することで、風によって舞い上がった体毛が自然に空気清浄機に向かうようになっているわけですね。 効果としては微々たるものかもしれませんが、アレルギーの症状を少しでも抑えるためには必要な工夫ではないでしょうか。 毎日掃除機を使って清掃を徹底する ペットの体毛がアレルゲンであるなら、その体毛を放置するのはマズいこと。幸いにも今は、駆動音の小さな掃除機も少なくありません。そういった掃除機であれば、ペットに音によるストレスをあたえることも少ないでしょう。存分に掃除できちゃいますね。 ペットは毎日抜け毛を落としますので、可能なら毎日掃除機を使って清掃することをオススメします。 もちろん、集合住宅住まいで、朝早くに家を出て、夜は遅くに帰宅するという方には難しい対処ではありますが、そうではないという方には、この方法はかなり効果的と言えるでしょう。 それに、部屋も綺麗になりますからね。部屋が綺麗になれば、ペットが飼い主の抜け毛や埃を誤って食べてしまうリスクも減ります。良い事尽くめって、このことです。 適切な治療を施してくれる耳鼻科もあるので、そういった病院に診てもらう そして最後に、飼い主自身のペットアレルギー治療。これもかなり大切な対策になると言えますね。ネット検索をすれば、ペットアレルギー治療に対して専門的な知見のある医師のいる病院はすぐに見つかるはずです。 多くは耳鼻科のようですが、とにかくそうした専門医のいる病院にかかるというのも、大事なことではないでしょうか? それに加えて点鼻薬なども自宅にストックしておくと、より安心でしょう。ちなみに筆者は飼い猫と同じ部屋、同じ布団で寝ているため、就寝後数時間でアレルギー反応から鼻が詰まってしまいます。ですので、その都度起きて点鼻薬をぶちこんでいます……。 おわりに ちょっと長くなってしまいましたが、以上がもしも皆さんが、明日ペットアレルギーを発症してしまったらすべき対処法の主なものとなります。もちろん、これらは比較的軽微な場合のみ有効なものです。 呼吸器系への影響が強くなるような重篤な場合ですと、こういった対処だけでは心許ないため、その場合はもう少し別の手段を講じることになりますね。 ただ、それ以外のケースであれば、紹介したような対策をこまめに実践することで、これまで通りペットと暮らすことができるでしょう! 文/松本ミゾレ \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? (3.3) ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 (2.27) 雪の降る中、お姫様抱っこで登校しました。 (2.27) タヌキは人を化かす!?ただしどうやら猫には勝てない (2.27) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする