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人にも感染するの?「猫エイズ」ってどんな病気?

人にも感染するの?「猫エイズ」ってどんな病気?

突然ですが、「猫エイズ」という病名を聞くと、あなたはどんな印象を抱きますか?中には、「うつるのでは…?」と心配になってしまう方もいるかもしれません。しかし、猫エイズは人間にうつることはなく、風邪のように空気感染する病気でもありません。

現在の日本では「猫エイズ」であるがゆえに、誤解され、里親さんに出会えない猫も多くいます。そんな現状を変えるためにも、これを機に「猫エイズ」とはどんな病気なのかを理解してみてください。

原因は?

猫エイズの正式名称は「猫免疫不全ウイルス感染症」(FIV)。病気を引き起こす猫免疫不全ウイルスは、猫の体液(血液・唾液・乳汁・精液)に含まれているため、感染済みの猫と交尾したり、出血するほど激しい喧嘩をしたりすると感染する可能性があるといわれています。

また、母猫が感染しているとお腹の子猫も感染することがあるため、生まれつき、この病気と闘っている子もいるのです。

症状は?

「猫エイズ」は4~6週間の潜伏期間を経て発症し、5段階の病期を辿ることが多いとされています。

「急性期」

感染してから数週間後のこの期間は発熱や下痢、リンパ節の腫れなどが見られ、食欲が低下することも。しかし、数週間から数ヶ月経つと症状は快方に向かうため、「風邪を引いていたのかも」と思ってしまう飼い主さんも多いのです。

無症候キャリア一期

この期間はウイルスが攻撃を止め、体内のリンパ球に潜むので異変が見られません。そのため、猫エイズであることを疑うのは難しいといえます。無症候キャリア一期は個体差が大きく、長い場合は10年ほど続き、病気が発症しないまま寿命を全うすることもあります。

持続性全身性リンパ節症期

発症期に向け、一部の感染猫が辿るのが、この持続性全身性リンパ節症期。期間は2~4ヶ月ほどで、全身のリンパ節がふくれあがります。

エイズ関連症候群期

この期間になると、すでに免疫不全状態に陥っており、歯肉炎や口内炎、結膜炎、下痢、貧血、皮膚炎などが現れます。そうした症状を不安に思い、病院へ行った結果、「猫エイズ」であることを知らされる飼い主さんは多いのです。

 エイズ期

エイズ期は免疫力が著しく低下しているため、普通なら無害なはずの菌に反応してしまう「日和見感染」を引き起こし、衰弱死してしまうケースもあります。また、さらに免疫力が低下すると胸の中に膿が溜まる「膿胸」や肺炎、悪性腫瘍が見られることも。

現在、「猫エイズ」には有効な治療法がないため、ネコインターフェロンで免疫力を高め、貧血時は輸血を行うといった対処療法が主となります。

こう記すと、「猫エイズ」は怖い病気のように思えてしまうかもしれません。しかし、病気の進行は個体差が大きく、発症しないまま穏やかなニャン生を過ごせる子もいることを忘れないでください。

多くの人が正しく理解できたら、「猫エイズ」という病気で悲しんだり、不自由な思いをしたりする猫も減るはず。ハンデを背負っていても、命の重さや幸せになる権利は平等です。

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