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猫の恩返し?今も語り継がれる「化け猫おふじ」の物語

猫の恩返し?今も語り継がれる「化け猫おふじ」の物語

猫にまつわる逸話は数多くありますが、そのひとつに、鳥取県の転輪法寺に伝わるものがあります。「化け猫おふじ」という、まるで本当にあったかのような話。いまでも、寺の入り口には、化け猫おふじの彫刻が飾られています。

化け猫だったおふじ

転法輪寺の和尚は、寺に住むおふじという名の猫をたいそう可愛がっていました。ところが、ある夜、帰宅した和尚さんが着物に着替えようとしたところ、きちんと畳んでおいた着物の裾が、なぜか少し湿っていたのです。不思議に思った和尚さんは、原因が分からないままいぶかしく思っていたのですが、ある夜、外からふじこを呼ぶ声がしたのです。聞き耳を立てて話を聞いていると、なんでも、後日、みんなで平というところに出かけて、踊ろうと誘っていたのです。この時、和尚は半信半疑でこの話を聞いていました。

そして、ついに、その日がやってきました。和尚は、その夜、法事を済ませた後、寺には帰らず、平に行ってみました。すると、何匹もの猫があちらこちらから集まっていて、輪になって踊り始めたのです。和尚の愛猫、おふじの姿もその中にありました。夜露に濡れた着物を着て踊るおふじ。なんと、おふじは化け猫だったのです。

和尚は、猫に戻ったおふじに寺から出ていくように言ったそうです。

10数年後の再会

おふじが寺を出ていってから10数年後。和尚は、えらく遠方のお金持ちの家の葬式に呼ばれました。迎えがあったとはいうものの、あまりにも遠いところからの依頼だったので、和尚は、不思議に思って理由を尋ねました。

すると、「葬式を出そうとしたのですが、嵐になって出せなかった。来る日も来る日も嵐で困っていたら、占い師が現れて、転法輪寺の和尚に頼んで拝んでもらいなさいと言った」と言うのです。

そのことを気の毒に思い、和尚は迎えの籠に乗って、その金持ちの家に向かいました。お経をあげたところ、なんと、雨風がやみ、無事に葬式が終わる頃には雨風がやみました。

その時、和尚の目の前におふじが現れました。和尚にだけ見えるおふじ。「昔、お世話になったお礼に、占い師に化けてすべてを仕組んだ」のだと言う。

この葬式の話は、たちまち広く知れ渡り、転法輪寺は栄えました。

出て行けと言われたにも関わらず、世話をしてくれた恩返しをしたおふじ。なんとも物悲しい話ですが、おふじの彫刻が飾られているのは、和尚の感謝の気持ちの現れなのでしょう。

文/渡辺陽

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