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いつかきてしまう別れ。ペットとの最後の日々を幸せにすごすための準備

いつかきてしまう別れ。ペットとの最後の日々を幸せにすごすための準備

あまり考えたくはありませんが、治すのが難しい病気になってしまった時、高齢で寿命が近づいていると感じた時、なるべく正しい選択をして、後で後悔したくないと思う人は多いでしょう。できる限りペットに負担が無いようにすること。そして、次の世界に旅立った後、一緒に暮らした幸せな思い出が色濃く残ってほしい。飼い主ならばそんな願いをもっているはず。


悔いのない旅立ちが飼い主の願い

とはいえ、実際に難しい病気だと診断されてしまったら、パニックになって、冷静ではいられません。私は診察室で号泣してしまいました。何年も前のことなのに、今でも恥ずかしく、動物病院の前にくると走って通ります。厳しい診断であっても、できれば冷静に受け止め、正しい行動をしたいので、横浜市磯子区でホームドクターとして活躍しているひびき動物病院院長の岡田響先生にアドバイスしていただきました。

岡田先生によると、難しい病気の場合、獣医さんとして必ず相談する内容があると言います。

1)ペットはどんな状況でどんな治療が必要なのか?

2)私たちには何ができるのか?

3)ご家族がどういうお考えをお持ちなのか?

4)入院治療と自宅治療はどういう違いがありそうか?

この4点は必ず飼い主さんと話し合うそうです。

2、4は、実際にどんな病気なのかがわからなければ対処できません。あらかじめ準備しておくことは難しいのですが、3については前もって心構えを準備しておくことは可能でしょう。私自身は「痛かったり苦しかったり、うちの子が辛くなることは、絶対に避けたい」「できるかぎり、いつもと同じように過ごしたい」という考えは獣医さんに伝えたいと思っています。


飼育すると決めた日から最後の日についても考える 

岡田先生によると、「何もしないで欲しい方は病院にすら連れてこないと思っていますので、たいてい、まずは治療を開始します。しかしながら、状況をお話して、理解してもらって治療はすでに進めらている場合でも、最善をつくしたのに予測に反してある時点から劇的に悪い方向に進み亡くなることもあります」

「そうした場合、診察室で号泣されても、それは仕方がないことですし、私だって同じ立場にいたら、同じようになります。大切な家族の死です。冷静に受け止めるのは、ほとんど無理だと思いますよ」と理解してくれました。これで病院の前を走って通らずにすみそうです。

いざという時のためにも、健康な今、できることは、もしもの時、うちの子にどうしてあげたいのかをちょっとだけ考えておくことのようです。死について考えると、今いる時間がとても貴重で大切なことだと感じさせられます。きっと、うちの子をぎゅっと抱きしめたくなるでしょう。温かい体温を感じて、今いてくれる幸せをかみしめることもできます。ぜひみなさんも、この記事を読んだら、ちょっとだけ考えてみてはいかがですか?

取材協力/ひびき動物病院(横浜市磯子区洋光台)

文/柿川鮎子

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