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犬の時代と猫の時代を検証する『ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか』

犬の時代と猫の時代を検証する『ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか』【ブックナビ】

日本人の多くが「猫の向こう側」に「自由」や「放任」、そして「個人主義」を見出しているのは、それが「私たちが向かうべき場所だ」と強く意識しているからに他ならない。しかし、一足飛びに到達できる場所ではないからこそ、ますます私達は「猫」という媒体を通じて、「猫の向こう側」に広がる「自由」の空間を体で感じたくなるのである。

「『猫性の社会』への回帰」より一部抜粋

古今東西の権力者の中には犬好きなエピソードがたくさん。ヒトラー最後の日々、地下壕で寄りそっていたのはブレンディというジャーマンシェパードでした。


画像:DIGITAL COLLECTIONS

ナポレオンも犬好きで知られ、妻のジョセフィーヌはナポレオンとの通信手段にパグを使っていたそうです。中国・清朝の女帝、西太后が長い爪でペキニーズを抱く写真は有名ですし、イギリス・ビクトリア女王はコリーやポメラニアンを宮廷で多頭飼育して、上流階級の間に空前の犬ブームを引き起こしました。


プーチン大統領も秋田犬好きで知られています

猫好きな権力者もいて、チャーチルの臨終を見守ったのは猫のジャックでした。日本では一条天皇が有名で、猫に官位を与えて、他の貴族の不評をかってしまいます。宮中で飼われていた犬が官位をもつ猫にかみついたので、怒って犬を打ちのめした事件は、あっという間に広がりました。とはいえ、猫好き権力者の溺愛ぶりを伝えるエピソードは犬より少ないのが現状です。

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