2018-07-16 身近でミステリアスな動物。猫にまつわる奇妙なお話! ねこのはてなミステリー 身近でミステリアスな動物。猫にまつわる奇妙なお話! 長年、私たち人間にとってはかけがえのない相棒としての座に君臨し続けている動物、猫。 彼らは非常に愛くるしい存在ですが、一方でどこかしらミステリアスな雰囲気も備わっている動物でもあります。 古くから猫と言えば、「長く生きると尻尾が二股になって化け猫になる」とか、「オスはある時期になると失踪し、山で修行してから戻ってくる」などの不思議な話が伝わっています。 このような奇妙な話は、同じく人間の相棒として人気の犬の場合は、そう多くはありません。猫にまつわるおかしな話というものは、世界中でこれまでに、数え切れないほど語り継がれています。 今回は季節柄、ちょっとした怪談を披露しても良い頃合いかと思いましたもので、筆者が特に気に入っている、猫の不思議な話について、いくつかご紹介したいと思います。 ■年老いた飼い猫が猫又になる 筆者の生まれは九州の、平家落人伝説の残る小さな集落でした。 村にはほとんど若者はおらず、車もそう多くなかったため、飼い猫が自由に闊歩していた地域だったのですが、その村に1頭の三毛猫がおりました。 なにぶん30年も前のことですので、名前はちょっと忘れてしまったのですが、特徴的なのがその尻尾。 見事に根元から2つに分かれており、村の老人たちからは猫又と呼ばれていたのを覚えています。 猫又とは昔から伝わる化け物の一種ですよね。何年か生きた飼い猫が、いつの間にか尻尾を増やしていき、こうなると人を惑わせたり、飼い主すら殺すこともあるなんて言われています。 筆者が見た三毛猫の猫又もまた、当時かなりの高齢でした。 程なくして筆者はその村を離れることになったのですが、最近になって親戚から電話がかかってきました。 「猫又がこないだから姿を見せなくて心配だ」 なんでも、件の猫又。最近まで村をうろついていたようです。 ■なぜ黒猫は不吉の象徴と呼ばれるようになったのか。 昨年のハロウィンの時期に、筆者の親族が車の往来の激しい道路に立ち入って右往左往している黒猫を保護しました。 その後縁あってうちで飼うようになったのですが、黒猫と言えば不吉の前兆だ、なんて話も耳にすることがあります。 この論説は主に、中世ヨーロッパが出所となっていることを知っている方も多いことでしょう。 黒猫は魔女の使いであると目され、魔女裁判が盛んだった時代には、魔女と認定された無辜の女性たちと共に捕獲され、殺されていたようです。 そういった風潮は未だに根強く、未だにイタリアでは黒猫を殺してしまう人々もいるのだとか。 人間が迷信に惑わされ、勝手に魔物扱いをするようになっただけで、罪もない黒猫が不吉のシンボルになってしまった、ということですね。 なんとも可哀想な話です。 一方、黒猫を幸福を招く動物とする国もあります。他の西洋の国々と同じく、かつて魔女狩りが行われていたイギリスですが、何故か黒猫は幸運の象徴という向きで捉えられることもあったようです。 また、日本においてもそもそも黒猫は福猫と呼ばれ、長年重宝されてきました。 それは招き猫に黒猫バージョンがあることからも窺い知れるところです。 1 2 \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 愛猫を撫でていたら甘噛みされた!この時の心理は? (3.2) 猫は「自分の名前」をわかっているのか? (3.1) 僕なりの考察。一体なぜ猫は「いい匂い」なのか? (3.1) 「三回なく猫」に遭遇したら要注意【まんが】 (3.1) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場! ムギ、キャリーに食われる。 猫は「自分の名前」をわかっているのか? ワンコドリル発動!派手にフードを撒き散らす(笑) 僕なりの考察。一体なぜ猫は「いい匂い」なのか? \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする