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世界中が感動したベストセラー小説が実写映画化 『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

――撮影中のエピソードは?
「ぼくを演じたルークの肩にボブが乗るシーンでは、僕の肩に載せてからルークの肩に移していたんです。ストリートでギターを弾いているときに雨が降ってきたら、ボブは肩からギターの背に移ってジャケットをギターの上にかけて雨に濡れないようにしてくれるのですが、撮影中、ルークにも同じことをしてくれたのを見たときは感動しました」

――ボブはルークさんとも仲良くなれたんですね?
「撮影中、長い時間を僕とルークで過ごしていたこともあり、ボブもルークは僕の友人であり、危険な人物ではないということをちゃんと理解していたんだと思います」

――ジェームズさんを演じたルークさんに、何かアドバイスをしたことはありましたか? また、印象深いシーンはありますか?
「実はルークの方から「バスキング(ショーのあと投げ銭を集めること)と外で寝る体験をしたい」と申し出があって、バスキングができるパブに行って演奏をしたり、外で寝るのに安全な場所をアドバイスして、野宿も一緒にしました。僕からはは、薬物治療をしているシーンに関しては薬の現実を皆さんに知ってほしいという思いからよりリアルに演じてほしいとお願いしました」

――ボブが脱走してしまうシーンがありましたが、ボブの迷子中どんなことを考えていましたか?
「あのシーンは、本当に起こった出来事で、実際にはエンジェル駅にいたときにはぐれてしまったんです。公園や車の下などいろいろ探したのですが、全く見つからず気分も悪くなるほどでした。探す場所もなくなり一度家に戻ろうと家路を急いでいると家の前に人待ち顔で待っているボブがいました。いなくなったのは2時間程度でしたが、あんなに恐ろしい2時間は後にも先にも1回だけです。そのあとも、ピカデリーサーカスで1度いなくなったことがあったのですが、そのときはお洋服屋さんの中で発見しました」

――作品中の「ボブが僕を選んだんだ」という言葉が印象的でした。
「猫は、住みたいところに住むので、ボブが僕を気に入らなかったら、僕のそばにいなかったかもしれないと思います。出会ったときのボブは怪我をしていて、抗生物質の薬を買うお金を払ってしまうと、自分のご飯は買えない状態でした。でも、それでもこのコを助けたいと思ったんです。そのときは、まだ、家族に迎えることは決めてなかったけれど、彼に心惹かれていたのは事実です」


東京でもハイタッチ。とってもお利口さんなボブ。

――ハイタッチや肩のりなど、芸達者なボブですが、猫に技を覚えてもらうコツは?
「マジシャンがトリックを明かすようなものだから言えない(笑)というのは冗談で、愛情と忍耐が大切だと思います。あとは、おやつをいっぱい(笑)」

――ボブと出会う前から猫は好きでしたか?
「小さい頃から猫を飼っていたので、猫は大好きでした。1年前に子猫も家族に加わり、2匹になりました。僕は猫の中で茶トラが一番頭がよくて優しいと思っているんです」

――初来日というジェームズさん、日本は楽しんでいますか?
「実は幼少時代から日本が好きで、いつか来たいと思っていたんです。ジブリなどのアニメを始め、日本の文化が大好きです。今回の来日では、(回らない)お鮨や神戸牛のステーキなど日本ならではの食事を楽しんでいます」

――日本製のキャットフードも試されましたか?
「イギリスの猫缶よりもパッケージがファンシーですね。味も凝っているらしく、日本に来てからボブががっついて食べています(笑)。日本で太ってしまわないかとちょっと心配になるくらい(笑)」


プレゼントのスカーフでおめかしするボブ。

――世界一有名な猫、ボブですが、何か変化はありましたか?
「なんといっても家を買いましたからね。そのローンは僕が払わされています(笑)。家の壁にはボブのファンから頂いたアート作品などが飾ってあるんです。中でもベルギーのファンの方から頂いた特注の猫ベッドはボブのお気に入りなんです」

――まさに国宝級!
「国宝という言葉もあながち間違いではなくて、実はイギリスでCBC(大英帝国勲章第3位)という勲章を頂きました。『アクションオンアディクション』という慈善活動をサポートしているキャサリン妃にも映画を観ていただく機会があって、ボブは耳の裏側を撫でていただいたんです」

――この作品からどんなことを感じてほしいですか?
「楽しんでいただけたらそれが一番うれしいです。また、僕が経験したどん底の生活を皆さんがしなくて済む手助けになればいいなと思います。この作品から、それぞれの環境の方が、様々なことを感じ取って頂けたら嬉しいです」

――ミュージシャン、作家、ホームレスや動物のための慈善活動など様々な活動をされているジェームズさんですが、今後の展望は?
「実は、今、イギリスではボブを主人公にしたアニメの製作も進んでいるんです。年末にはWEBで配信できると思いますので、こちらもぜひ楽しんでいただきたいです」

取材中もずっとジェームズさんに寄り添うボブ。時々、おやつの「ちゅーる」をもらいながらご満悦のご様子でした。イギリスでもリキッド状のおやつは人気なんだそうです。
芸達者なボブが活躍する今作品、ぜひ劇場で堪能していただきたいです。

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

監督:ロジャー・スポティスウッド 『シックス・デイ』『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』『ターナー&フーチ/すてきな相棒』
製作総指揮:ポール・ブレット 『英国王のスピーチ』、ティム・スミス『英国王のスピーチ』、
ダミアン・ジョーンズ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』、ローラ・デイヴィソン『マニフィセント』
出演:ルーク・トレッダウェイ 『タイタンの戦い』『アタック・ザ・ブロック』、ジョアンヌ・フロガット『おみおくりの作法』「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」(TV)、ルタ・ゲドミンタス 「ストレイン 沈黙のエクリプス」(TV)、アンソニー・ヘッド 『チャタレイ夫人の恋人』『死にゆく者への祈り』

2016年/イギリス/英語/103分/  配給:コムストック・グループ 提供:テレビ東京、テレビ大阪、コムストック・グループ
■コピーライト表記:
© 2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.
■配給:コムストック・グループ
■8月26日(土)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開

文/佐藤 玲美

配信サイト:「ペットゥモロー」
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