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今から準備しておきたい、ペットの最期を看取る体制作り

愛するペットの最期、想像したことはありますか?

日々、飼い猫の様子を眺めながら生活をしている。幸いにも今のところみんな怪我も病気もないが、10年後は分からない。今はペットの寿命もだいぶ長くなっているが、それでもいつかはお別れの日が来てしまう。これは絶対に避けられない運命だ。

これまでに何頭ものペットの最期を看取ってきたが、いずれも幸いなことに、僕が在宅中に息を引き取ってくれている。やっぱり、いよいよという時になって仕事などで不在のときに1人で旅立たせるのは飼い主としては非常に心苦しい。

なるべく、最期は傍にいてあげたいというのは、全ての飼い主さんの願いではないだろうか。

その願いを具体的に実現するためのシミュレーションの大切さ。今回はちょっとこれについて話をしていきたい。

その職場、ペットの最期に理解ある?

まず最初からちょっとハードルの高い話をしてしまうが、ペットの終末期をなるべく一緒に過ごしたいというのは飼い主さんに共通する願望。でも勤め人である場合は、それもなかなか実現が難しい。

ペットの看取りのために欠勤することを是とする会社というのは、恐らくそう多くもないだろうし……。ただ、こういうことに理解がある職場でないと、いざペットが旅立つというときになって、余計な懸念を抱えてしまうことになる。ペットはいずれ亡くなってしまうし、大抵飼い主より先に天国に行く。

いずれは必ずお別れが来るのだから、その時に備えて、せめて有休をとれる会社かどうか。その社風を見極めておくぐらいの準備はしておきたい。と同時に、ペットの死に際して欠勤をすることについての自分のいる職場の風当たりの強弱についても予想をしておきたい。

以前こちらでも取り上げた事例ではあるが、僕の知人に、愛犬が死んでしまって泣きながら職場に欠勤を申し出たところ、かなり嫌味な反応をされたという者がいる。ペットの死というものを、ただの家で飼っている生き物の死という程度の認識で、欠勤なんてとんでもないと考える社会人は結構多い。そういう人たちが悪いという話ではなく、そうした人の多い職場はいざとなっても休ませてもらえず、結果的に死に目に立ち会えない可能性があるので、なるべくその見極めは早めに済ませておきたい。

ペットとのお別れに理解を示す会社は、意外と面接時に聞けば分かる!

僕の場合の話になるが、ある職場で働くことになったとき、最初の面接の段階で「親戚やペットが危篤になったときって欠勤できますか? 有休いただかなくてもいいですので」と質問したことがある。答えは「もちろん大丈夫ですよ」というもので、かなり安堵した。実際その職場では、愛犬がいよいよという状態になってしまった人がしばらく休暇をとっていたので、「あ、理解があるなぁ」と納得したものだ。

逆に全く同じ質問を別の面接で行ったときは、露骨に不満そうな顔をされたということもあった。「自分の家族ならまだしも、親戚やペットまで範囲を広げるというのはちょっと……」みたいなことを言われた。
それもそれで悪くないんだけどね。ただ、そういうところで働いていてると、恐らくペットの危篤どころか、咄嗟の不調に直面した際にもきっと休めないだろうから、縁がなかったということで内定したが断ってしまった。

ペットの終末期に関する理解の有無は、入社してみないと分からないなんてことはない。聞けばすぐに分かるというケースもあるので、是非この辺りは参考にしていただければ。

一番の準備は、後悔をしない日々のお世話から…

と、ここまで実際にペットの終末期に関して、最期の瞬間に物理的に向き合えるかどうかの重要性をつらつらと書いてきたところ。それも勿論大切なんだけども、それと比肩するぐらい大事なものが、飼い主自身の心の問題。

いくら終末期にしっかりと24時間体制で付き添えたとしても、そこに至るまでに後悔があったら文字通り悔やんでも悔やみきれない。「もっと大事にしてあげればよかった」とか「元気な頃にもっと一緒に遊んであげればよかった」などの後悔は、きっと誰しもの胸にこみ上げる。

そういう後悔の種を少しでも芽吹かせないためにできることは、今この瞬間のペットとの時間を大切にする。これしかない。毎日まいにち、最終的に後悔をしないために少しでもお世話に一所懸命になるとか、一緒の時間を存分に満喫して過ごすとか。そういうことをしっかり刻んでいくことが、いずれ来るお別れのときに、飼い主さんの心の中にモヤモヤしたものを貯め込まない一番の対処となる。

今、皆さんの横にいる愛らしい彼らも、いつかは旅立ってしまう。その日に備えてできることは、今からでもやっておこう。

文/松本ミゾレ

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