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ミーのお気に入り、1位女房、2位クッション…では、3位は?

この物語は、ここ30年でノラ出身のネコを12匹保護し、一緒に生活し、ついに全員を看取ったと思ったら、今また一匹のネコと暮らしている中年男の喜怒哀楽に満ちた日常の回顧録である。

ミー(仮名)がきた! 第28回“触”

秋も深まってまいりました。ウチのミー(オス・推定5才)も、肌寒さを感じているのでしょう。直射日光の当たるところだったり、寝室の布団がフワフワ盛り上がってるところだったりといった、暖かいところを選びに選んで昼寝にいそしんでおります。

といっても、前から何度となく書いている通り、ミーは完全な女房信者なんで、女房が家にいる時は、暖かい場所だの寒い場所だのお構いなく、ただただ女房の横にベッタリくっついている。なので、女房が仕事で出かけている時だけ、

「お、ここはあったかい!」だの心地よい場所を見つけては昼寝している。当然、オレにはほとんど寄ってはこない。たまにオレがいる所に陽が当たってたりすると、オレの膝の上に乗ってきたりするが、決してオレの膝が好きで乗ってるのではなく、たまたま暖かい所にいったらオレの膝があったんでしょうがなく乗ってます……できればこの膝はないほうがいいんですけど……な状態ではある。

ま、そのオレがこんなに好きなのに、向こうはその気持ち知らずなところが、ますますオレの愛情に拍車をかけるわけですが、それはともく。秋から冬にかけて、まぁたいていのネコはそんな暖かハンターになってるかと思う。そんな暖かハンターのミーが最近、お気に入りの場所を見つけた。場所というかクッションである。もう10年くらい前。近くの百円ショップでハロウィングッズの売れ残りみたいな感じで百円で売ってたクッションである。

これね。その頃のウチにいたクロネコの平助に似てると思ん値段も百円という安さなんで思わず買っちゃったヤツである。一応ここで平助(享年18才)の写真も見ていただきましょう。

ただ同じクロネコっていうだけなんですが。で、このクッション。やっばり平助の思い出の品だし、大事にしようってことでソファの背もたれの上の方に飾るようにして置いておいたんですね。それからズ〜ッと。で一カ月くらい前ですか。そのクッションがなんかのハズミでソファの背もたれからソファの座面に落ちたんです。たまたまその時、落ちた場所の近くのソファ座面にいたのがミー。

そして何を思ったのか、そのクッションの上に乗ったんですが、その乗り心地がよっぽどよかったんでしょう。女房がウチに以内時は、そのクッションの上から離れようとしない。それだけならまぁ大した話じゃないとお思いでしょうが、そのクッションってすごい小さいんですよ。

よくネコ用のクッションみたいな商品ってペットショップとかでも売ってるけど、だいたいネコが悠々乗れて、その回りにクッションの余った部分が盛り上がるようになったりするくらいの大きさがあるじゃないですか?そんなのとは比べ物にならないくらい小さい。正直いって、ミーの体が全部乗らない大きさなんですよ。どんな状態で乗ってるか、写真を見ていただきましょう。

ハッキリ言って無理矢理体全体を乗せております。見てて全然リラックスできているとは思えないくらい、なにやらアシカが玉乗りしてるくらいの不安定な状態なんですが、それでもここから離れようとしない。そんなことしているミー本人は深い眠りに入ってしまい、体の一部はクッションから落ちてしまうんですが、それでもクッションから離れない。

もうしがみついてでもこのクッションの上に体の一部を乗せたてたい状態。意地でもクッションから離れたくない状態。時には体全部が落ちてしまう時もあるが、それでもお尻くらいはどうしても触れていたいのか、こんな状況にもなる。とにかく触れていれば、なんか安心している。

一体、このクッションのなにがここまでミーを夢中にさせるのか?さっぱりわからない。あのクロネコの絵がいいのか?いやそれはないだろう。ついでに、女房が家に戻ってくると、あんなにくっついていたこのクッションにそっぽを向いて、寄りつきもしないのもまたわからない。そして女房が出かけると、またクッションに一直線というこの二面的溺愛ぶりもまたわからない。

そして悔しいかな、やっぱりオレには全然くっついてこないというのもわからない!まぁミーの中で一位が女房、二位がこのクッション、着外にオレがいるということなんでしょうか?そのここまでオレが虐げられているというのもまたわからない!!ただ、このクッションを買ってきたのは“このオレ”という事実だけでオレはちょっとうれしいんだよなァ〜。なんだ、この小さな幸せ…。

(つづく)

カーツさとう

コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。

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