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覚えてる?80年代を席捲した『なめんなよ』ブーム…猫はバブル期だってスゴかった!

あなたはおぼえてる?通称「なめ猫」

80年代に流行ったコンテンツって、その後も定期的にリバイバルされるものがいくつかあるものだ。たとえばインスタントカメラの「写ルンです」は当時、レジャー必携アイテムとして人気だったが、これが現在ではフィルム現像の手間があっても敢えてエモさを求める若者にある程度求められている。SNSでもたびたび目にするようになっており、意外な復活劇を見せている。

また、80年代のファンシーグッズなどは今になってもやはりエモさを感じる若い世代に人気で、しばしばメルカリなどで取引されているところ。

同じ時代に爆発的に流行した『なめんなよ』もまた、何度もリバイバルされてきた人気コンテンツだ。通称「なめ猫」。暴走族風の扮装をした子猫が当時の街並みを再現したジオラマの中で立っているというだけの話なんだけど、これは当時かなり話題になっていた。

『なめんなよ』、その人気を軽くおさらい

『なめんなよ』は1980年代初頭に発祥したコンテンツ。元々この商品群に登場する猫たちは捨て猫で、企画の立案者である津田覚氏が、当時の交際相手の所有していた、“人形に着せるための衣服”を猫に着せてみたことがそもそものきっかけ。かわいいので「いける!」と思ったのだろう。

なめ猫にはオフィシャルサイトがあり、これによると捨て猫たちは1979年に拾われたとのこと。ちなみに、主人公格の又吉は名前に反して実はメスだったことはコアなファンにとっては今も常識。

1980年にはなめ猫の展開がスタートし、グッズも市販されるようになったことから、瞬く間に話題となる。とりわけ、又吉の運転免許証はヒット商品となった。

人間の免許証そっくりのデザインになっており大変ユニークな見た目に仕上がっている。筆者も少し前に復刻版を入手して再会を喜んだものだ。

なめ猫の経済効果はすさまじく、オフィシャルサイトいわく1000億円にものぼったとのこと。実際当時は新聞広告やCM、レコード展開などありとあらゆるメディアでなめ猫が大活躍していたため、相当な経済的効果を生んでいたことは間違いない。

今も息づく『なめんなよ』の遺伝子

冒頭でも書いたように、なめ猫はブーム終焉後もしばしばリバイバルされており、今に至っても認知度も一定程度には保たれている。スマホ全盛の現代ではなめ猫のLINEスタンプなんてのも登場しているし、ソーシャルゲームでもこれまで何度かコラボ企画でなめ猫が活躍している。

それもこれも、80年代の『なめんなよ』の展開が大規模かつ妙に丁寧だった点が起因しているように感じられる。なめ猫のスチール写真は今も多数残っているが、いずれも子猫用に丁寧に縫製された特注の学ランやセーラー服が目につく。その衣装を着用した猫たちの可愛さもさることながら、背景セットも子猫を人間大換算して作られたもので、しかもクオリティが高いジオラマなのだ。

なめ猫は暴走族なのでバイクも所有しているという設定だが、このバイクだってちゃんと子猫とサイズを合わせたミニチュアを丁寧に仕立てている。模型ファンが見てもそつのないジオラマに、可愛い猫たち。そりゃ人気も出ちゃうよねって話なのである。

筆者は1984年生まれなので、又吉たちからすれば後輩にあたるんだけど、物心ついた3歳か4歳ぐらいのときも、まだなめ猫グッズはよく見かけた記憶がある。当時はバブルの絶頂期だったが、狂騒状態の日本にあっても、なめ猫というコンテンツは強かったわけだ。

元なめ猫たちはその後どうなったのか?

そもそも捨て猫だった4頭のなめ猫たち。彼らが日本中を席捲する大人気キャラクターになったのも面白いが、気になるのはその後だ。

なめ猫グッズがいずれも子猫時代の写真しかないことから分かるとおり、商品展開のための撮影などは実に早い時期に終了している。そして4頭の猫たちはその後に希望するスタッフなどにそれぞれ引き取られていったとされている。

『なめんなよ』の仕掛け人である津田覚氏の公式サイトにその後のなめ猫たちのことが記載されている。引用のもと、紹介させていただきたい。

“現役を引退したなめ猫たちは、津田を含むスタッフが里親になりました。成長して親猫になった又吉は、4匹の子供を生みました。その中の1匹は又吉似のハンサム(美女?)で、その後の撮影はこの又吉2世、3世へとバトンタッチされ、又吉は16年の天寿を全うしたのです。一般的に猫の平均寿命は15年位といわれていますが、当時又吉の恋人役のミケ子は撮影後20年以上たっても元気で生きていました。ミケ子はスタッフの一人が飼っていた猫で、人間の年齢だと100歳以上になります。”

ミケ子の場合は結局、その後もまだまだ長生きし2004年に天国に旅立ったという。1979年に生まれて、2004年没……なんと四半世紀も存命だったとは。よほど引退後の環境が素晴らしかったのだろう。

又吉の16年という生涯も、当時の飼育環境を考えると異例の長さである。

『なめんなよ』はこれまで何度もリバイバルしている。きっと今後もそれは変わらないことだろう。そして復活するたび若い世代に「何これかわいい!」と衝撃をあたるに違いない。

文/松本ミゾレ

【参考】
津田覚公式サイト「その後の仔猫たち」
http://www.nameneko.com/jp/nameneko/08.html

なめんなよオフィシャルサイト
https://nameneko.co.jp/about

なめ猫「なめんなよ」グッズ
https://www.facebook.com/nameneko.jp/

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