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愛猫と長く暮らすために!猫の「認知機能不全症候群」について考える

愛猫と長く暮らすために知っておくべき認知機能不全症候群

猫の寿命は年々伸び、現在は20年以上生きる猫も増えてきました。私たちが猫と暮らせる時間が長くなることは嬉しいことですが、その反面さまざまな病気にかかる可能性が増えてきます。

癌や腎臓病などは医療の進歩もあり、診断や治療が進んできましたが、加齢に伴う認識能力の低下はなかなか治療ができないのが現実です。

CDSとは・・・

認知機能不全症候群(CDS)は、人間のアルツハイマー病に似ており、認知機能の低下により行動異常、重度の場合は、記憶喪失、学習障害を引き起こします。

ではCDSの兆候は・・・

1.方向感覚の喪失

もっとも起こりやすい兆候で、何年も住んでいる家の環境下で迷ったり、混乱したような様子が現れます。

2.社会的交流の変化

ある猫はくっつきたがるようになったり、ある猫は気難しくなったり、飼い主に対してイライラしたり、認識できなくなることもあります。

3.グルーミング不足

4.食欲不振

5.睡眠サークルの変化

今まで夜寝ていた猫が夜は起きるようになり、大声で鳴いたりするようになることもあります。

6.粗相

トイレの場所がどこだったか忘れ、リターボックス以外で粗相をするのもCDSの兆候のひとつです。

CDSの診断方法は・・・

グルーミング不足や粗相などは加齢によって引き起こされる症状でもあり、また、甲状腺機能亢進症の猫は、大きな声で鳴くこともありますし、関節炎の猫は粗相をすることもあり、他の病気に似た症状があるため、CDSの診断は難しいと言われています。

11~14歳の猫の28%、15歳以上の猫の50%が何かしらのCDSの兆候があると言われています。ただし、一見、病気かCDSか区別がつきにくいため、必ず獣医に相談しましょう。

治療方法は・・・

CDSの特効薬は現在のところないため、対処方法として猫の認知機能のサポートをすることが大切です。進行を和らげるために、おもちゃで遊んだり脳に刺激を与えることもよいと言われています。また、ビタミンEや抗酸化物質がCDSの進行を弱めるというデータもあります。

アメリカでは犬のCDS向けの薬として「セレギリン」が販売されていますが、まだ猫用には認可がでていません。この成分は猫にも有効という結果もあり、現在この薬の猫への使用を支持する動きがあるようです。

シニア猫用に環境を変えよう

・水、食べ物、トイレは猫がアクセスしやす場所に設置。もし、2階がある場合は、1階に生活で必要なモノをすべて置きましょう。

・夜間灯を設置。夜でも猫が食事やトイレを見つけやすくしましょう。

・リターボックスを増設。猫が入りやすいようなカタチのモノを使用。

人と同様、猫も年を取るとその年にあった環境に変える必要があります。愛猫と長く一緒に暮らしていけるように、猫の成長に合わせた環境作りが必要です。

参考:How to Deal with Cognitive Decline [Catster]

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