2021-08-29 猫が飼い主の身体の上を堂々と歩いて行くのはナゼ? 猫猫の習性 猫のアノ行動に持論を展開してみる 猫って飼い主が寝転がってたり横になっていると堂々と身体の上を歩いていきますよね?移動のためのショートカットならまだしも、そうじゃない場合も多々。「お前、わざとだろ…」と思える威風堂々とした表情で彼らは足やお腹や胸の上をズカズカと乗り越えていきます。 え、なんで? 猫って暗闇でも人間が認識できないような障害物を上手に避けながら移動できちゃう生き物なのになんで目の前の巨大な障害物(やさしい飼い主)だけは上手く避けずに上を歩いていくのか?一般的にはごはんが欲しかったり遊んで欲しかったり、かまって欲しい要求やスキンシップと言われていますが、今回は様々な観点から「猫が飼い主の身体の上を歩く理由」を自分勝手に考察してみました。 ①飼い主の上を歩くことで猫がポジティブホルモンを得ている これはあくまで人間の場合ですが歩くことで気分が良くなりポジティブな感情になるという研究結果があります。長時間のウォーキングにより爽快感を感じるセロトニンや快楽物質エンドルフィンが脳に溢れるんだとか。ちなみに貧乏ゆすりや部屋の中をウロウロする行動も同様でそれらも自分自身でセロトニンの分泌を促しているといいます。 さらに「幸福ホルモン」と言われるエンドルフィンが分泌するとも。つまり愛猫たちは信頼しきっている飼い主の身体の上を歩くことで極上の幸せを実感し、快感に溺れているのかもしれません。飼い主の身体の上を歩くことが猫にとっての貧乏ゆすりなのかも。 ②そこに山があるから≒そこに飼い主がいるから 「人はなぜ山に登るのか?」「そこに山があるから」という有名な登山家の言葉があります。近年、登山がブームになっていますが、なぜ山に登るかを聞かれても特に理由なんてない、登りたいから登りたいだけ、そんな意味合いで言われているのかも。言い換えれば人間の性というか本能というか。 理屈では説明できない魅力、それは猫と飼い主の関係にも通じていると筆者は勝手に解釈しました。 そもそも猫は高い所が好きです。見晴らしがよく、敵にも見つかりにくい場所こそ安住の地。本能的に高い場所を好む猫だけに自分よりも巨大な生き物である人間を制覇し、上まで登って極めたいと思う、そんな昔からの習性が飼い主の身体の上を歩くことに繋がっているのかもしれません。 そして人間が山頂にたどり着いた時に得られる満足感、達成感、解放感を飼い主の上を歩くことで得ているという解釈も。 だって、お腹や胸の上を歩いている猫の顔っていつもより満足気で誇り高い顔をしてません?若干片方の口角だけ上がってません?ニヤリとしてません?してますよね? かつて「猫は人間を大きな猫と思っている」とイギリスの動物学者が紹介したことがあります。犬は人間を自分たちとは違う存在と捉えているのに対し、猫は人間を特別な存在とは思っていない。ある意味同等、格差なし、猫の前にいる奴は大体友達、みたいな。 ここまで聞くと「猫って人間をバカにしてない?ナメてない?」と思ってしまいそうですが先の動物学者曰く「猫は飼い主をバカにしていない」とのこと。わざと身体の上を歩いて渡って行く行動を見せたり、どんなに失礼な態度をとっても猫は自分より劣った生き物に擦り寄らないんだとか。 愛猫が身体の上を歩くということは猫に認められている存在だということかもしれません。 これからも猫の通路となって生きていきましょう。 文/太田ポーシャ \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? (3.3) ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 (2.27) 雪の降る中、お姫様抱っこで登校しました。 (2.27) タヌキは人を化かす!?ただしどうやら猫には勝てない (2.27) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする