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ネコカフェで別れそうになっている友人への忠告

虹の橋を渡る日まで

友人は猫好きだから、猫好きな彼女ができたと聞いて喜んでいた。小学4年生の塾で知り合った友人とは、社会人になった今でも縁が切れない。二人とも年齢イコール彼女いない歴になっていたが、今年に入って、ヤツはかなり可愛い彼女をゲットしてしまったのだ。

友人は製薬会社のMRで定期的に出入りしている動物病院があり、そこの駐車場で出会ったらしい。

「トランクから猫のケージを持ち上げるのを手伝ってあげたら、中から汚れが垂れてきて、上着が汚れたんだよ。次の仕事があるから、その時は普通に分かれたんだけど、次に病院に行ったら院長が『ここに連絡しろ、絶対しろよ』ってメモを渡されて、それでいろいろあって付き合ったの」

「出会いってどこに転がってるか、わかんないなー」と言い合ったのを覚えている。

彼女の家の猫は高齢ですぐに体調を崩して、時々、デートをドタキャンするらしい。友人はどんなにひどいドタキャンでも「猫のためなら、全然かまわない」なんて理解あるところを見せて、かなり得点を稼いでいるらしい。

やっぱり猫好きは猫好きと付き合うべきだなあと思いながらも、自分みたいな昆虫趣味は女性に縁遠くなると感じて寂しかった。

「バッタやカマキリじゃあ彼女できないよな」とzoom飲み会で愚痴ったら、「そりゃあ、猫じゃないとなぁ」なんて偉そうに言われてしまった。

友人がウキウキして「これ、彼女とおそろ」なんて猫Tシャツを着ているのもほほえましかった。つい最近までは「Tシャツは下着だから、外で着るのはダメ」なんて、ファッション番長を気取っていたのに。

そんな友人がネコカフェに彼女と一緒に行ってから、何となく雲行きが危うくなっている。

そのネコカフェでものすごく可愛い子猫がいて、二人してはっちゃけたらしい。動画を見せてくれたが、そこに入っていた友人の音声がダメダメだった。

「うわっ!カワイー、ユキボー(彼女の名前)、こっち、だっこしてこっち向けて、うひゃーうひゃー、たまんないでちゅねーカワイイデチュネ」

こんな具合に延々と友人のカワイイの垂れ流し言葉が入っていた。

「きゃータマンネー、いいでちゅいいでちゅう」というおっさんの甲高い声。

うわー、こりゃあきもいわぁ。彼女もきっとこんな友人を見て冷めちゃったんだろうなあ。かわいそうに。

というか、彼女も腹ばいで子猫を追いかけて、パンツ丸見えだよ。こんな動画撮ってヤバいって、どうしてわからないのだろう。ヒトに見せちゃいけない動画だぞ。

友人は「あの時の子猫かわいかったねーって言って、もなんだか反応薄い。LINEもすぐに返ってこない」と肩を落としている。

ネコカフェに行って「カワイイデチュネ」的な弾け感が様になるのは、レベルの高いフェイスが必要だ。俺もお前もその資格はない。残念だけど、次の彼女を探すべきだと、友人として忠告すべきかどうか悩んでいる。

(文/柿川鮎子)

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