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愛猫、突然の局所脱毛。原因は1か月続いた水道工事か?

ふと気づくと、飼い猫の腰に円形脱毛が…!

7月某日。いつものように仕事をしながら飼い猫たちを眺めているとき、思わず二度見する事態を目撃した。うちで一番の古株であるはっちゃんの腰の一部の毛が抜け落ちていたのだ。

真っ白い被毛が楕円形に抜け落ち、ピンクの皮膚が見えている。これには焦った。

実は僕も学生時代円形脱毛に悩まされており、よく放課後に皮膚科にかかったものである。同じ苦労を飼い猫にも強いるとは……と思ったが、その原因に最初は思い当たることがなかった。

まずはケンカを疑った。他の猫と取っ組み合いになり、腰の毛を根元からまるごと引っこ抜かれた可能性もある。しかし、その割には他の猫との関係性に変化は見られず、床に毛束も落ちていない。

となるとやっぱりストレスが原因かもしれない。が、もしもそれ以外の理由で局所脱毛が生じたのなら恐ろしい。

そこで獣医師さんに診てもらうことにした。

真菌による脱毛の線は消え、原因は環境の変化に絞られて…

猫の脱毛について、詳しい方であればすぐに「真菌では?」と察するのではないだろうか。猫の皮膚真菌症というものがあり、これは猫同士でも感染するし、人にもうつる人獣共通の感染症である。

免疫の弱い猫ほど発症しやすく、今回脱毛が確認されたはっちゃんはあまり丈夫というタイプでもないので、個人的には大いに心配した。しかし獣医師さんの検査の結果、菌の確認はされなかった。

その上で「ストレスが原因かもね、最近環境の変化なかった?」と質問された。そこでじっくり考えてふと気が付いた。1か月ほど前から3週間かけて近所で水道工事をやっていたのだ。工事は既に終了していたが、日中結構な音が家にも響いていたのである。

それが原因と特定は出来ないものの、可能性は大きい。あるいははっちゃん自身が最近あまり構ってもらってないと感じて、それがストレスになっていた可能性もある。

ペット保険のアニコムが運営する「猫との暮らし大百科」に、このストレスによる脱毛についての説明がなされているため、一部引用させていただきたい。

“身体の一部を舐め続け、その場所が脱毛したり、炎症を起こす「舐性皮膚炎」は、ストレスが原因(心因性)で発症する場合があります。引っ越しや家族が増えるなど、ストレス源に心当たりがある場合は、要注意。舐めやすい前足や後ろ足、太ももの内側などに発症しやすいとされています。猫の舌はザラザラしているので、舐めることで毛が切れたり、皮膚を傷つけます。また、毛玉を飲み込んでしまい、よく毛玉を吐くような症状を見せることもあります”

そう、たしかにここ最近は毛玉も多く吐いていた。これまでは毛玉なんて滅多に吐くこともなかったのだが。それに、うんちにも被毛が割と混じっていた。今思えばこれもストレスサインだったということになる……。

実際の脱毛原因は本猫に聞いてみないと分からないんだけど、残念ながら僕はまだ猫の言葉が理解できない。なのでとりあえず、はっちゃんをとにかく甘やかす頻度を高めることにした。

甘やかし期間でベッタリ。しかしそれを見た別の猫がイライラ…

猫はしょっちゅう毛づくろいをして体を綺麗に保つ。はっちゃんも当然猫なので毛づくろいは熱心なんだけど、患部を舐めると舌のザラザラで傷をつけてしまうし、そうなると痒くてまた執拗に舐めるので、しばらくお洋服を着せておくことにした。

馴れない衣服は多分それだけでストレスもあるだろうから、とにかく甘やかすようにしたところ、常に起きている間は僕の近くに陣取り、おしりとんとんとなでなでを要求しまくるように。さらに、普段の食事も、僕の掌から食べるようになった。おしりとんとんに至っては、多分今、1日平均で3000とんとんぐらいはやっているはず。腕が痛くてしんどいが、まあ我慢するしかない。

それと、寝るときも今まで以上に引っ付くようになった。これでストレスを溜めないようにできれば御の字だったが、ここで誤算が。

今度ははっちゃんだけ特別扱いされることに反感をおぼえたであろう飼い猫の1頭とんちゃんが、嫉妬の炎を燃やし始めたのだ。甘やかしの現場を確認するや、こちらを見ながらキャットタワーでバリバリ爪を研ぐとんちゃん。お腹を舐め壊してハゲを自分から作ってしまうとんちゃん。元々甘えん坊なのに、輪をかけて甘えてくるようになったとんちゃん。

このとんちゃんをも上手にあやしつつ、はっちゃんのハゲの経過を見る日々が現在続いている。そして今のところ、はっちゃんのハゲた部位は既にうっすらと毛が再生しつつある。この調子で行けば万々歳。なんとか元通りに毛を生やしてもらいたいところである。

文/松本ミゾレ

【参考】
猫との暮らし大百科
飼い主が知っておきたい猫の皮膚病の原因、症状、治療法、対策

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