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猫の歩き方がおかしい時、考えられる原因

歩き方の変化で尿路結石がわかった、ハムスター

 ずいぶん前に、ゴールデンハムスターを飼っていた時に、夫が歩き方の変化から病気を発見したことがあります。「ちょっと歩くたびに、立ち止まってしゃがんでいる。おかしい」というので、動物病院に連れていってレントゲンをとってもらったところ、尿路結石が発見されました。つまり、尿路に結石が詰まっていた痛みで、2~3歩歩くたびにうずくまっていたのです。私だったら、歩き方が変わったことに気づいても「年齢のせいかな」と思って放置したかも…。ちなみにそのハムスターはその後手術をしてもらい、手術自体は成功して結石を取り出せました(が、やはり手術が負担だったのか、退院したその夜に亡くなってしまいました…)。

猫の歩き方がおかしかった場合、多くは事故による骨折や脱臼です。しかし、(わが家のハムスターのように)それ以外の理由で歩き方に異常があらわれる場合もあります。例えば中耳炎、ネコエイズなどの感染症、脳炎などの脳・神経の病気、栄養障害、中毒、熱中症などです。原因は歩き方である程度わかる場合もありますので、ご参考に。

 足をひきずる、3本の足だけで歩く

骨折や脱臼、神経の損傷などの可能性が考えられます。歩き方の変化が微妙で判断がつかない場合、手でかばっている足を優しく触ってみて、痛がるかどうかを観察しましょう。また怪我をした場合、猫は患部をなめて治そうとします。足の一か所だけを繰り返しなめているようなら、怪我が疑われます。

外で暮らしている猫は、高さに対する恐怖心がありますが、ずっと室内で飼われている猫は高さに対する恐怖心が少ないため、ベランダから飛び降りたり、高い窓から飛び降りたりして怪我をすることがよくあります。また肥満気味の猫の場合、テーブルから飛び降りただけで骨折する場合もあります。

歩き方がぎこちない、ふらふら歩く

爪がのびすぎると、足の裏に食い込んで歩き方がぎこちなくなることがあります。また全身がたえずふらふらして歩き方がおぼつかない場合、体の衰弱や神経の異常、薬品などの中毒などの理由が考えられますので、至急、獣医師の診察を受ける必要があります。子猫がこのような方向の定まらない歩き方をする場合、先天的な脳障害の疑いもあります。

ぎくしゃく歩く

腰をかばうようにして、ぎくしゃくと歩く時は、腰や股関節に障害がある可能性があります。

足が曲がっている

足の形が曲がっている場合は、くる病(カルシウムやリンなどの電解質が骨に沈着する量が少ないため、骨が脆くなる病気)の可能性があります。くる病は日照不足でビタミンDが体内で生成されないことも要因のひとつですので、室内でのみ飼育している場合、まれに起こることがあります。

下半身をひきずって、前足だけで歩こうとする

脊髄を損傷していたり、椎間板ヘルニアを患っていたりする可能性があります。

いずれも動物病院での診断が必要ですが、診察台の上に保定のためにじっとさせていないといけないので、歩く様子をスマホの動画で記録しておくといいでしょう。

文・桑原恵美子

参考資料/「しぐさでわかるネコの健康と病気」(監修/東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医動物行動学研究室教授 武内ゆかり/主婦と生活社)

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