2021-03-07

ゴジラみたいな巨大猫現る！大怪獣になっても猫は最高の天使だと気づいた

小さくても大きくても、猫が可愛いことに変わりはない！

2016 年に大ヒットした映画「シン・ゴジラ」。作品では相変わらずゴジラが街を破壊し、京急の電車も投げ飛ばされるなどやりたい放題だったわけですが…、今回そんなコジラのような「猫ちゃん」を発見しました。「巨大不明生物特設災害対策本部」を設置しなくても大丈夫でしょうか?

皆さん、直ちに避難して下さい!

ヤシオリ作戦、実行だ!!!

…いや、寝るのかよ!

一体これは何なのか?巨大過ぎる猫たちの写真は決して合成ではなくリアルなものばかり! 果たして…

実はここ、鉄道模型「N ゲージ」のジオラマが自慢の「ジオラマ食堂」。大阪市天王寺区にあるこのお店では持参した車両を走らせながら食事を楽しむこともできます。

お店を経営する寺岡なおきさんによるともともとは普通の「ジオラマ食堂」だったそうですが、今では「鉄道ファン」&「猫マニア」の両方を魅了する食堂に大変貌!一体なぜこんなことになってしまったのか?そこには心温まるエピソードがありました。

–猫が居る食堂になった経緯から教えて下さい

「10数年前からお店をやってるんですがコロナ禍で去年 3月から自粛営業になり、廃業寸前まで追い込まれました。ツラい日々が続いていたんですが6月のある日、近所の保育士さんが保護した仔猫を連れてお店に来たんです。僕はそんな仔猫に癒されてしまい預かることに。自宅へ連れ帰り「シンバ」と名付け、娘 2 人と家内と家族全員で懸命にお世話しました」

するとその後、毎日の様にお店を覗きにくる見知らぬ訪問者が…一体誰?

「シンバ君のお母さんです。当時は保護猫の知識もなくてなんとなくご飯をあげていたんですが、あげるたびに母猫はそれを咥えて隣のビルに走っていくんです。気になったので隣のビルを見に行くと赤ちゃん猫が3匹!正直資金繰りにあえぎ生活も大変だったんですが、全員を保護し家族に迎え入れました」

【家族になるまでの物語がコチラ!】

サラお母さんを始め、家族全員を動物病院で診てもらい、お母さんの避妊手術も済ませた寺岡さん。徐々にケージから出してお店で自由に生活してもらうことに。その結果…

「ジオラマで遊び回る猫たちをYouTube で紹介したところ初めて「バズる」を経験しました。それを機にYouTube の登録者数やSNSのフォロワー数も急増。ケージや空気清浄機をプレゼントしてくれるお客さんも。多くの方にサポートして頂き本当に感謝です」

寺岡さんが今、思うこと、それは…『助けたつもりが助けられていた』

「なによりも私達に生きる希望を与えてくれたねこ家族に感謝し、また応援し続けてくださるコメンテーターの方々、フォロワーの方々に心より御礼申し上げます。緊急事態収束しても動画配信を続け、今度は現在野良猫や病と闘っている方々、落ち込んでいる方々に癒しと希望を送り続ける事を頑張りたいと思います」(寺岡さん)

猫を愛し、猫に救われ、猫と共に新たに立ち上がったジオラマ食堂は2021年3月1日から営業を再開。平日は一日4時間の限定営業ですが皆さん是非遊びにいってみてください♪