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「黒猫と暮らすと、プロポーズが殺到する」って本当!?

黒猫をかわいがると、悪魔を味方につけられる!?

SNSで、黒猫の赤ちゃんを保護した保護猫施設のスタッフの方が、「黒猫ちゃんは表情がわかりにくくインスタ映えしないので、譲渡会でも引き取り手が少なく残りがち…」と心配しているのを読みました。黒猫好きの私はびっくり! 黒猫にしかない、独特のかわいさがあるのに…!

それに、イギリスの小説を読んでいると黒猫が幸運をもたらす存在として描かれているシーンを時々目にします。これには3つの理由があるそうです。

ひとつは、古代エジプト時代、猫はその世話をする一家にたくさんの恩恵を与える存在とされていたこと。具体的な恩恵は「ネズミを減らす」ことでしたが、それが拡大解釈されたものと考えられています。古代の碑文には、「猫は日々、命と富と健康を授け給い、長寿と幸せな老年を与え給う」と記されているものも残っているとか…。家が火事になると、火を消すよりもまず、パニックになった猫が火に飛び込まないよう、人垣を作って猫を守ったと言いますから、すごいですよね…。

また一転、猫が「悪魔の手先」として恐れられていた中世では、猫が家に入ってきた場合、その主人である悪魔をなだめ、怒りを避けるために手厚くもてなしたほうがいいという迷信があったそうです。なかでも黒猫は特に悪魔の神秘的なパワーと結びついているイメージが強かったため、「悪魔をも味方につける」という幸運をもたらすと信じられていたのですね。

その家の猫が黒猫なら、女の子は求婚者にことかかない!?

イギリスの古い言い伝えに、「その家の猫が黒猫なら、女の子は求婚者にことかかない」というものがあるそうです。これは、発情期になると、1匹のメス猫に多数のオス猫が群がることから、猫が性的魅力の象徴とされていたからです。これに中世の「悪魔をも味方につける」神秘的なパワーのイメージが重なり、こうした言い伝えができたのでしょう。

猫が、女性の性的魅力の象徴と見られていた名残は、英米の多くの慣用句に残っています。名前のないメス猫は「クイーン」と呼ばれることが多いのですが、これは発情期のメス猫が女王のように君臨しているから。売春宿は「キャットハウス」と呼ばれることがありますが、これも発情期のオスをひきつけることに由来しています。

アメリカでは、幸運をもたらすのは白猫

ところが大西洋を渡ると一転、アメリカでは縁起がいいのは白猫になります。これは「黒猫が悪魔の使い」という中世のイメージがそのまま残り、白猫はその反対の存在で、闇に対する光の勢力として幸運のシンボルと見なされたのだと考えられます。

たいていの黒猫には、白い毛が混ざっている

ところで、黒猫と暮らしている人ならご存じかと思いますが、純血種の「ブラック・ショート」以外は、黒猫であっても体のどこかに、白い毛の部分を持っていることが多いのです。これには、悲しい理由が…。

中世で黒猫が悪魔の化身と信じられ、迫害された時、体の一部に白い毛があれば悪魔の化身ではないと見られて、迫害をまぬがれることがありました。またその迫害が下火になった17世紀には、「まじりけのない黒猫の体の一部」が病気の特効薬として、多くの人が「黒猫狩り」に奔走したのです。この結果、純粋な黒い毛の猫が淘汰され、一部に白い毛がある黒猫だけが残ったと考えられています。

つまり、一部に白い毛を残した黒猫がいるのは、迫害の歴史を乗り越えて種として生き抜いたという証。その歴史を考えると、本当に黒猫は、幸運をもたらすパワーを持っているのかもしれません。

文・桑原恵美子

参考資料:「キャット・ウォッチング~ネコ好きのための動物行動学~」(デズモンド・モリス著・羽田節子訳/平凡社)

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