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ミーはもはや孫のような存在なのだ!

この物語は、ここ30年でノラ出身のネコを12匹保護し、一緒に生活し、ついに全員を看取ったと思ったら、今また一匹のネコと暮らしている中年男の喜怒哀楽に満ちた日常の回顧録である。

ミー(仮名)がきた! 第11回“大泉”

ミーと、今までウチにいたミー以外のネコたちとは、ひとつ大きな違いが発覚した!オレにとって…まぁ女房にとってもそうなんだけど、ネコたちとの関係というか、続柄というか、それが違うのだ。

なんか面倒臭そうな話に聞こえるかもしれませんが、実はすごい単純な話で、ミー以外のコたちは子どものいないウチら夫婦にとって、今思えば子どもみたいな存在だった。だけど、ミーに関しては、どうやら完全に孫みたいな感じなんですよね。そりゃそうですよね。最初にウチにやってきたネコのグループ。第一世代とでもいいますかね。そのプーピーだのタクちゃんだの海苔子だのモモコだのと一緒に暮らし始めたのは、オレがまだ25才とかそんな頃だもん。しつこいようだけど今思えば子どもみたいな感覚で接していたような気がする。

その後の第2世代のカァカだチクゾウだ三毛子だなんてネコ家族と暮らしだしたのも、まだ30台前半。まだまだ子どもみたいな感覚。ミー以前の一番最後にウチにやってきたビッタですら、40才あたりですからね。まぁ40代で孫のおられる方もいますけど、本当の子どものいないウチら夫婦にしてみりゃ、ビッタもまだまだ子どもみたいな感覚で接していたんだと思う。


↑第一世代よりプーピーとモモコ。我が子の長男と次女にあたる。よく見ると日付が入っていて91年。29年前か…。ネコとは関係ない話ですが、個人的にあの頃の若さに戻りたい。

ところがミーだ!ビッタがウチにきた時からすでに20年近くが経過して、こちとら50代後半。これはさすがに子どもっていう感覚じゃない!いや、最初はそんなこと自分たちでも意識はしていなかった。普通にウチの新しい家族って感じで“子ども”だとも“孫”だとも意識していなかった。ただ2~3カ月もすると、あきらかにミーに関しては今までのコと違って、ヤケに甘やかして可愛がってることに気付いた。

いや、今までのコを可愛がってなかったってことじゃないですよ。今までのコだって、ネコだけにネコッ可愛がりしてたと思うんですよ。ただなんつうんだよ、ミー自体がそんなに迷惑をかけるコじゃないっていうのもあるのかもしれないんだけど、とにかくなにをしても、「いいよ、いいよ」って寛容になってることに気付いた。年喰うと人間もそうなるらしいからね。なんなんだ、この異様に寛容になんでも許してる状態は!?自分でも不思議だった。

これって、ひょっとしてジジイ&ババアが孫に対する感覚なんじゃないだろうか?ちょっと春先だったんで、ニュースで『孫のランドセルを祖父や祖母が買うのが今多い』なんてのをやってて、それ見てハタと気付いた。「あ~オレはミーを孫みたいな目で見てるわ!」って。それに気付いたと同時に、ミー以外の昔ウチにいたコのことを、「あ~オレはあの子たちを“子ども”みたいに付き合ってたんだなァ~」と、さっきから何度も書いている単語の“今思えば”って感じでやっと気付いた。ま~子どもも孫もカワイイことには代わりないんですが、子どもに対しては厳しい目もあったけど、孫に対しては厳しい目なんかなんもないのに。100パーセントただただ甘やかし可愛がっている。おまけにミーを孫として意識し始めると、ますます孫みたいに思えてくるのね、不思議なことに。

初恋とかでさ、ちょっと好きな女の子を「あ、オレ好きかも!」って意識すると、それから加速度的に好きになってくるようなもんで、もうどんどん孫として意識してくる。そうなるとますます甘やかしちゃう。ただミーっていうのはイイコなもんで、いくら甘やかしても、なにひとつ悪さをしない!悪童路線一直線だったビッタなんかとは全然違う!!いやいやいや、ビッタの悪口いってるつもりはないんですか、今の“ミーは悪さをしない”なんて感情も、完全に孫だから甘やかしてるってヤツなのかもしれない。でもイイ!!甘やかしてなにが悪い!もう開き直っても全然平気。そんな気持ちにさせるのが孫の存在じゃ!あの~大泉逸郎の『孫』っていう歌がずいぶん前にヒットしたでしょ?あの歌を最初に聞いた時、「こんなジジイの感覚をわかるか~」って思ったのよ。それがすいません。今ではよくわかります!さらに失礼ながら、「こんな歌の感覚わかったら、もはや人間おしまいだよ」とすら思ってたんだが、すいません。わかったって全然おしまいじゃないね。孫を愛する気持ちがわかって初めて人間は一人前ですよ。


↑もう孫なんでどんなポーズをとってもカワイイ!ちなみにスマホの中はみーの写真だらけになりつつあります…。

大泉逸郎さん、長の御無礼、大変失礼いたしました。あの頃はワタシがまだまだ未熟でした。

カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。

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