2020-12-22 猫同士のケンカを減らす方法について本気で考えた! 喧嘩猫 多頭飼い成功の秘訣は、飼い主の采配がカギ 猫は本来、群れで移動しながら暮らす動物ではなく、自分の縄張り内で暮らす生き物。その縄張り意識は強く、それを侵害してくるものに対しては強い拒否反応を起こします。また、この縄張り意識は外で生きる猫だけでなく、飼育猫でも同じことが言えます。多頭飼いをしていれば起こりうる猫同士の紛争。これを減らすにはどうすればよいでしょうか? 猫同士のケンカを減らす方法は? 猫同士の対立は自然なことです。この対立をいかに減らし、各々の猫たちが安全で安らげる環境を作るには、段階的に計画が必要になります。 1.猫それぞれ別の部屋に分け、自分のテリトリー範囲をつくる 初対面の猫や対立が激しい猫を別の部屋に分け、それぞれが落ち着く段ボール箱などを置いて「安全なスペース」を確保。エサのボールやリターは別々に用意しましょう。 2.ブラシやタオルなどを共有する 自分のテリトリーでリラックスするようになったら、ブラシやタオルなどを共有させ、相手の匂いが感じられる環境をつくり、それで抵抗が無いようなら部屋から自分で出れるような環境にしてみましょう。 3.お互いの存在を確認しあう エサのボールやリター、おもちゃや爪ときなど相手のモノの存在を認識させ、他の猫の存在を理解させましょう。そして、その間、オーナーは2匹との時間を平等にするように心がけましょう。食事中は闘争心が普段以上に沸く時間帯です。お互いの存在を認識しても、食事は2匹が見えない場所で与えるようにしましょう。 4.ケンカしないときは褒めてあげましょう 2匹が一緒の空間にいてもケンカせずに良好な関係を築いているときは、思いっきり褒めるようにして、お菓子をあげてみるのもいいでしょう。ケンカしなければいいことが起こる、という認識を猫達が持てるきっかけになります。 5.フェロモンスプレーで落ち着かせるのもひとつの方法 猫のストレス緩和に効果があるフェロモンスプレーは、多頭飼いの過度なマーキングやケンカの予防になります。同居の猫のケンカがひどい場合は、このスプレーを使用するのもひとつの方法です。 猫同士の出会いも、第一印象が大切 もし、2匹を別々の部屋に置くことができない場合は、キャットトリーや窓に付ける猫用の棚など、それぞれの猫が別々のテリトリーが作れる環境をつくりましょう。 新しい猫を迎える場合は特に初めの対応が肝心です。焦らずゆっくり時間をかけて、同居猫の存在を認識させましょう。すべての猫が同居猫と仲が悪いわけでなく、人間と同様猫も相性があるようです。我が家は2匹とも焼けるぐらい仲がよいのですが、2匹目を検討している場合は、先住猫の性格を把握しながら、2匹目を飼うか、もし飼うならどのような性格と合いそうか考慮する必要があります。 参考:What to Do if Conflicts Between Your Cats Arise [Catster] \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! なんか様子が変。猫の「しぶり腹」って何? (1.24) 悪徳業者に気をつけて!信頼できるブリーダーの見極め方 (1.23) 猫のひげは縁起がいい?“猫と縁起”にまつわる日本と海外のジンクス (1.22) 里親に命を託した保護猫ムギの話 (1.22) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集! ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場! 今日も2人は一緒に歩いている。 なぜ、犬は飼い主の個性に似てくるのか…? 子猫に道を尋ねられたが、スローに無視する猫見知り猫(笑) 生後 4 ヶ月の豆柴とハイタッチしようとしたら予想外の展開に! \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする