TOP>ニュース > 【クリスマス直前の緊急提言】誤飲・誤食に注意!その飾りは大丈夫?

  • ニュース

【クリスマス直前の緊急提言】誤飲・誤食に注意!その飾りは大丈夫?

誤飲・誤食に注意!その飾りは大丈夫?【兵藤哲夫の徒然日記】

コロナとはいえ、クリスマスが近づいて街も華やいできましたね。窓が電飾でピカピカ光るのを見ると、何となく心が温かくなりますが、ここでちょっと注意が必要です。

このクリスマスの時期に、誤飲・誤食で動物病院に駆け込まれる飼い主さんが増えています。今回は今すぐ見直したい、クリスマス前の安全対策について、飼主さんに3 つの注意を促したいと思います。

クリスマスツリーに注意!

普段は無いピカピカしたクリスマスの飾り物は、ペットが食べると危険な物がたくさんあります。電飾は尖ったガラスやプラスチックが多く使われる上、飾りのリボンは猫が大好きなヒモ遊びにピッタリ。咬みついているうちに口腔内を傷つけたり、リボンを飲み込んでしまう事故が多いのです。

誤飲・誤食以外にも、ツリーに飛びついて転倒させてしまったり、電飾に使う電気のコードをかじって感電するなどの事故も増えています。もう一度大丈夫かどうか、クリスマスツリーを見直してみてください。

ポインセチアやクリスマスを飾る生花にも注意!

ユリやキク科の植物の中には、ペットにとって毒となる物質が含まれています。クリスマスによく飾られる赤いポインセチアにはフォルボールエステルという有毒成分が含まれており、嘔吐や下痢を引き起こし、咬むと口の中が焼けたような感じがしたり、皮膚炎になる場合があります。

ポインセチアの茎を折ると出てくる白い液体は、人の皮膚でも皮膚炎を引き起こすことがあります。ペットだけでなく、お子さんのいるご家庭は、気をつけてくださいね。

クリスマスローズという花も強心配糖体のヘレブリンやアコニチンという有毒物質が含まれています。食べると不整脈や血圧低下、心臓麻痺、嘔吐、下痢などの他、咬むと口の中が焼けたような感じがします。

他にもユリや菊の花など、ペットにとって有毒で危険な生花は多いので、飾る時は手の届かない場所にするか、ペットが入らない部屋に飾りましょう。

人間用の美味しいごちそうにも注意!

クリスマスは大きなチキンを焼くご家庭も多いと思いますが、鳥の骨は縦に裂けて割れます。犬は人間の様に歯で食べ物を咀嚼して細かく砕いて飲み込むことができません。尖った骨が食道や胃を傷つける場合も少なくありません。

縦に割れた状態で胃や食道に刺さってしまい、腹膜炎や腸閉塞で亡くなる犬もいました。鶏肉は食べても、骨は絶対に与えないようにしてくださいね。

チョコレートもうっかり放置していて食べられてしまう危険のある食べ物です。クリスマスのチョコレートケーキも、舐められないようにしっかり保管しておきましょう。

ペットと楽しいクリスマスを過ごすためにも、こうした危険を排除して、安心して楽しみたいものですね。

こうした誤飲・誤食に注意すると同時に、万が一の時に駆け込める救急病院の連絡先をひかえておいてください。そして、事故の際は食べた物を実際に持っていくと、診断に役立つ場合があります。

兵藤動物病院 兵藤哲夫
麻布大学獣医学科卒業後、1963年横浜市にて兵藤動物病院を開設。ヒョウドウアニマルケア代表として公益社団法人日本動物福祉協会理事、横浜市獣医師会理事などを歴任。TBSラジオこども電話相談室の回答者などをつとめた。

文・編集/柿川鮎子

\ この記事をみんなにシェアしよう! /
この記事をみんなにシェアしよう!
関連記事
関連記事
  • ニュース

なぜ猫は飼い主のトイレをのぞき見したくなるのか? (1.17)

  • ニュース

わらわらわら…「むらがりつく猫」【まんが】 (1.17)

  • ニュース

猫さん、教えて。悲しさとも寂しさとも違う”せつなさ”の意味 (1.16)

  • ニュース

野良猫の無法地帯で保護した「三毛猫姉妹」 (1.16)

もっと見る

注目のグッズ

犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」

ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』

お待たせ。「俺、つしま」グッズ大特集!

ヘビロテ確定。「俺、つしま」のTシャツが登場!

人気記事
人気記事
\ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! /
PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!


ページトップへ戻る