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科学的に効果が検証された猫専用音楽を、わが家の愛猫に聴かせたら…?

科学的に効果が検証された猫専用音楽を、わが家の愛猫に聴かせたら…?

日本で唯一の「猫専用ヒーリングミュージック!

ただそばにいるだけで、大きな癒しを私達に与えてくれている猫。ただ与えてもらっているばかりでなく、愛する猫にも癒しを与えたい…。

そう常々思っているのですが、せいぜいブラッシングしてあげたり、じゃらしで遊ばせたりするくらいしか方法がありませんでした。

でも最近、科学的な実験によってリラックス効果が確かめられた、日本で唯一の「猫専用ヒーリングミュージック」が収められた本が発売されたという情報を、SNSでキャッチ。

さっそく買ってみました!

▲2020年10月21日に発売された、「猫がゴロゴロよろこぶCDブック」(高木佐保著、 響介作曲/サンマーク出版)。麻布大学特別研究員でネコ心理学者著者の高木佐保(たかぎ・さほ)先生の研究をわかりやすく解説した本とセットになっています。

▲高木先生の研究をもとに、作編曲家、サウンドプロデューサーの響介(きょうすけ)さんによる「猫が喜ぶ」曲が2トラック収録されているCD付き。

30匹以上のネコに協力してもらって調査

著者の高木先生は、大学3年時に実家のネズミ取りのためにネコを飼い始め、その魅力にどハマりしたという筋金入りの愛猫家。

京都大学大学院文学研究科で行動文化学専攻心理学専修博士課程を修了した博士で、「ネコは音からモノの存在を想像する」「ネコは思い出を持っている」という研究成果により、2017年度京都大学総長賞を受賞しています。

このCDを作るきっかけとなったのは2019年8月、TBSラジオで「ネコのためのラジオを放送する」という画期的な企画。

これまでのラジオは聴取者を人間に限定してきましたが、その対象を、日本で一番飼育されている猫にも広げることで、聴取者を増やそうという試みでした。

そこで高木先生は、猫が好きな音を調べるために、TBSラジオのスタッフといくつかの猫カフェに協力してもらい、30匹以上の猫にさまざまな音を聞かせてその反応を観察するという実験を繰り返したのです。

また2015年にアメリカのウィスコンシン大学マディソン校のチャールズ・スノードン名誉教授たちが発表した論文「ネコはネコのための音楽を好む」と、それを元に開発されたCD「ねこのための音楽~Music For Cats~」も参考にし、このCDを作ったとのこと。

完成した音楽は、動物病院での効果検証をし、さらに人間用の音楽と比較しての聴取前後のストレス行動の変化を観察。

猫用の音楽でのみ、聴取後のストレス行動減少が確認されたそうです。

わが家の愛猫の反応は…?

解説によると、この音楽を聞かせるタイミングは「ネコがまどろんでいる時」「お留守番で猫が一人ぼっちになる時」「動物病院への移動中」など、猫にリラックスしてもらいたい時だそうです。

大好きなクッションの上で絶賛リラックス中の愛猫に、聴いてもらいました。1曲目は、10分くらいと長め。猫の固有のリズムとの親和性を高めるため、猫の平均呼吸数(24~42回/分)の波を感じられるテンポを設定し、猫が喉をゴロゴロ鳴らす音が随所に入っています。

軽やかなリズムとメロディで音楽はスタート。人間が聞いても心地いい、ヒーリングミュージックです。

愛猫の様子を見ると、眠っているように見えたのに、音楽をかけはじめてすぐに耳が前後左右に動き始めました。6分くらいで音が消え、静かになるとまた耳がピクピク。再開したのは、前半よりもリズミカル軽快な音楽。

するとその音楽が始まると同時に、リズムに合わせて2~3回、尻尾を振っています。
どうやら、音楽を楽しんでいるようです!

2曲目は、猫のための音楽についての先行研究に基づき、猫が好む周波数(1.34kHz)を中心に、猫が聞き取りやすいとされている音域を中心に作曲された曲だそうです。

曲に決まったテンポはなく、流れるようなフレーズで構成されています。1曲目に比べると、どっしりした荘厳なイメージの曲調で、ピアノのような調べも聞こえます。

こちらのほうは、特に反応無し…。

もしかしたら、癒されすぎて、即・寝落ちしていたという可能性もあります…。その後、もう一度2曲続けて聴かせたのですが、やはり同じような反応でした。

猫は、人間の音楽が嫌い・・・?

今回はそもそもリラックスしている時に聴かせているので、それほど劇的なリラックス効果というのは感じられなかったのですが、本当の出番は、地震や落雷、知らない人の訪問などでストレスを感じている時なのだと思います。

そういう時に少しでも落ち着いてもらえるよう、このCDをとっておこうと思います。

ちなみに、髙木先生の研究によると、「意外にも人用の音楽は動物にとって不快な音であることが多い」とか…。

そのためこのCDの2曲目では、通常の楽曲で使われている低い周波数をできるだけ避けているそうです。

これは低い周波数は、猫の遠吠えや、欲求不満の時の鳴き声と重なる周波数だからです。

サルを使った実験でも、人間用の音楽が流れている空間よりも、無音の空間のほうがリラックスできるという結果が出ているそう。

わが家では仕事中、常にBGMを流しているのでもう耳に慣れていると思いますが、もしかしたら最初の頃は知らずにストレスを与えていたのかも、と反省しました。

もしかしたら、家に迎えたばかりの猫ちゃんをリラックスさせるのにも、このCDは役立つかもしれません。

文・桑原恵美子

参考資料:「猫がゴロゴロよろこぶCDブック」(高木佐保 著、響介作曲/サンマーク出版)

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