飼い主にだけデレデレ！？性格も模様も個性的な三毛猫の魅力

飼い主にだけデレデレ！？性格も模様も個性的な三毛猫の魅力

我が家の4匹の三毛猫を分析してみた！

【1】左上から時計回りにくるみ、すぅ、ねね、のんちゃん

多頭飼いの我が家には茶トラ、キジトラ、白猫、黒猫、シャムミックスのほか、4匹の三毛猫がいます。（そのうちの1匹・くるみは17歳で星になりました）

4匹は、見れば見るほど「これが同じ“三毛猫”なのか」と驚くほど模様は異なりますが、大まかな性格についてはかなり似ているような気がするんですよね。

みなさんの三毛猫さんはいかがでしょうか？

基本、ビクビクの怖がり屋で繊細さん!?

いつもと違う環境や知らない人に対する警戒心が強く、そういうシチュエーションになるとビクビク。インターホンが鳴っただけで、瞬時にいなくなっているなんてことがよくあります。

・すぅの場合

ある日、うちにやってきた工事の業者さんが部屋の中から窓を開けてしまったことがあり、その瞬間にすぅはそこから勢いよく飛び降りて脱走しました。2階だったのですがケガをすることなく、無事家に連れ戻せたのが幸いです。

・ねねの場合

ねねは引っ越し後、「いつものねね」になるまでに10日ほどかかりました。ひたすら布団の中にもぐって姿を見せず、トイレとご飯は夜中にコソコソと…。通院、薬の服用、目薬でストレスがたまり、体を舐めてハゲ散らかすこともあります。

・のんちゃんの場合

父にしか心を許していないのんちゃんは、私と目が合うたびに逃げていきます（涙）。飼って7年ですが、一度もなでさせてもらったことはありません。抱っこなんて夢のまた夢です。

【2】のんちゃんと仲良しの父からこんな写真がしょっちゅう送られてきます。うらやましい！

飼い主と認めた人にはデレデレ、「好きにしてください」状態

我が家の三毛猫たちは繊細で気難しいとも言えますが、それぞれが飼い主と認めた人に対する態度はデレデレ、メロメロ！このギャップが最大の魅力ですね。

すぅは母、のんちゃんは父、ねねは私を「飼い主に認定」しています。

他人には全く近寄りませんが、飼い主には無防備。
近寄ってきたかと思うとコテンと横になってヘソ天。

ゴロゴロと喉を鳴らしながら「なでて～♪」と甘えてきます。それぞれ犬のごとく忠誠心も強く、当然のように家族の一員なのですが、もっと突き詰めると相棒に近い存在になっています。

一般的に猫はマイペースといわれますが、うちの三毛猫たちは（自分の）飼い主が家にいる時間は四六時中甘えているという印象です。

・番外編 くるみの場合

亡きくるみは目が開いていない子猫のうちからキャバリアの犬夫婦に育てられたため、自身を犬だと思っているらしく、「私はほかの猫とは違うの」という感じで女王然としていました。

甘えたい時は「なでさせてあげてもいいわよ？」という態度で近付いてきて、あんまり長いことなでていると「もう、いいわ！」とガブッ！　何度も咬まれましたが、それもよい思い出です。

【3】リセお母さんとくるみ

ユニーク・ファッショナブル・カラフルな模様

三毛猫の魅力の一つといえば、ほかの猫にはない個性的な「模様」ですね！

全員三毛猫でも、模様が全くちがいます。

【4】のんちゃん…カラーブロック的模様！

【5】すぅ…茶色が薄め

【6】ねね…黒が多め

【7】くるみ…王道の「三毛猫」柄？

模様の下の皮膚はどうなっているのでしょうか。

現在、おハゲができているねねを見本にご覧いただきましょう。

【8】BEFORE

【9】AFTER

なんとなくわかりますでしょうか？本来白い毛が生えている部分はピンク、黒い毛や茶色の毛の部分は薄っすらその色になっています。

こんな風にハゲてしまうくらい繊細・神経質で心配事も尽きませんが、甘えん坊な三毛猫の魅力にどっぷり浸かっています！

文／賀来比呂美