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命をなんとか助けたい…多頭飼育崩壊から19匹の猫を救出

猫の保護活動によって命のバトンを繋ぐ

3匹の先住猫&11匹の保護猫と暮らしている、にタマゴさん(@NitaMa____5)さんは現在、保護活動に奮闘中。「福猫の里 犬山」というボランティア団体を立ち上げ、月に1回ほど譲渡会を開きながら、命のバトンを繋ぎ続けています。

保護猫活動に目覚めたきっかけ

にタマゴさんが保護活動を始めたのは、近所で子猫が生まれた時に「何とか助けたい」と思ったから。そのうちの1匹が、今もにタマゴさん宅で暮らしているクロちゃんです。

クロちゃんは母猫や兄妹猫たちと共に、近所からにタマゴさん宅の庭へやってきたそう。当時はまだボランティア経験や捕獲の知識がなかったため、ボランティアさんに頼んで保護してもらいました。

しばらくはボランティアさんがお世話をしてくれ、その後、にタマゴさん宅へ。猫風邪の症状の名残で目が濁っていたため、譲渡会ではなかなか里親さんに出会えなかったので、にタマゴさん宅の子になったのです。

その後、こうした経験をした、にタマゴさんは精力的に保護活動を行うようになり、多頭飼育崩壊の現場に赴くことも。初めて多頭飼育崩壊の現場に行った時は糞尿のきつい臭いや、やせ細った猫たちの姿に衝撃を受けたそうです。

そして、今年の2月には介護関係者からの依頼を受け、多頭飼育崩壊が起きた認知症の高齢者宅を訪問。その家にはものすごい悪臭が立ち込めており、猫は飢餓状態。成猫の体重は、わずか2kgほどでした。

そこで保護した19匹の内、9匹は他の市のボランティアさんへ。残りの10匹を家に迎え、人なれが難しかった子は自宅庭にリリースし、お世話をしています。

心を開いてくれたラウちゃん

その中でも、特に嬉しい変化が起きたのは、妊娠末期で保護したラウちゃん。

子猫が生まれる前に保護しようとするも苦戦。ようやく捕獲できた後、堕胎と避妊手術を受けさせ、おうちへ迎えましたが、ヒステリックな状態でなかなか触れ合うことができなかったそう。

しかし、2ヶ月ほど経つと変化が。なんと、ケージ越しに触れるようになったのです。そして、その後も根気強く、名前を呼ぶ、ご飯をあげる、話しかけるなどを続けていったところ、ラウちゃんは徐々に心を開いてくれ、保護してから半年が経った今ではケージから出るとゴロンと横になり、「撫でて」とアピールするように。

もしかしたら、ラウちゃんはにタマゴさんと交流する中で、「この人は安全で優しい人」と感じ、心を許す勇気を振り絞ってくれたのかもしれません。

1匹1匹に寄り添える保護活動を

ラウちゃんのように、厳しい環境をなんとか生き抜いてきた子たちを目にしているからこそ、にタマゴさんは自宅で猫たちが安心して生活できるように配慮。動物病院へは早めに行き、風邪の症状が見られないか毎日チェック。「便もチェックするように心がけています。猫同士の相性も考慮し、部屋を分けたり、落ち着かない時はケージを活用して様子を見たりしています。」

また、保護した子、1匹1匹にあった対応をしていくことが大切だと考え、各々に専用のお皿を用意。

「こうすることで、多頭飼育崩壊の現場で食べられなくて争っていた子たちが落ち着いてご飯の時間を過ごせるようになりました。今ではご飯の時間になると定位置につき、待ってくれます。」

飢えや寒さで苦しむ姿と、人間を再び信じようとしてくれる猫たちの強さ。その両方を知っているからこそ、にタマゴさんは去勢・避妊手術を徹底し、多頭飼育崩壊を防いでほしいと訴えます。

「可哀想だからと思ってご飯をあげる人もいますが、そのままでは繁殖し、増えてしまう。人も動物も不幸にならないよう、正しい知識と責任をもってお世話してほしいです。」

今後、さらに保護猫活動を頑張っていきたい―。そう語るにタマゴさんの心には、動物の命を見捨てたくないという強い想いがあります。その気持ちを知ると、現在、里親募集中の子たちに良い出会いがあることを祈りたくなり、自分にできる猫助けはなんだろうと考えたくもなりますね。

 

取材協力:にタマゴさん(@NitaMa____5)

Twitter:https://twitter.com/NitaMa____5

ブログ:https://hukunekonosato.hatenablog.com/

文/古川諭香

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