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頭が真っ白に。愛猫が健康診断で「非再生性免疫介在性貧血」だと判明

ある日突然、愛猫が「非再生性免疫介在性貧血」だと判明して…

自己免疫が悪さをして、分化前の赤血球を壊してしまう「非再生性免疫介在性貧血」は、治療が困難な病気。だから、告知をされた飼い主さんは深い悲しみに暮れてしまうことも…。

しかし、@Melo_Sugarさんは「最後まで諦めない」という強い意志を持ちながら、愛猫ポールくん(2歳)と共に、今日を生きています。

先住猫の死がきっかけで家族に

今から2年前の夏、先住猫のメロディちゃん(享年8歳)が心臓病で亡くなってしまい、@Melo_Sugarさんは悲しみに暮れていました。

ポールくん001

しかし、メロディちゃんが食べていた療養食の余りを、懇意にしている保護団体さんへ寄付しに行った時、代表の方から「猫ちゃんが亡くなった時は、次の猫ちゃんに居場所を譲ったんだと思うんです」と言われ、新しい猫を迎えようと決意。

おうちにはすでにシュガーちゃんがいたため、ネットの里親募集サイトで見つけた、相性がよさそうだと思った女の子を迎えることに。「最初は、1匹だけ引き取るつもりでした。でも、保護主さん宅にいるたくさんの猫を見ていたら、1匹も2匹も同じだなと思って足元に転がってきた、生後3~4ヶ月ほどの子猫も迎えることにしました。それが、ポールくんです。」

ポールくんは、とても優しい男の子。

ポールくん002

「一度も威嚇したことがありません。食いしん坊で、キッチンに立つとダッシュで走ってきて、定位置になっているキャビネットの上を死守します。」

おうちでポールくんは先住猫のシュガーちゃんのことを尊敬しており、付かず離れずの距離を保っているのだそう。

ポールくん003

「同い年のジャスミンのことは大好きすぎて、追っかけまわしています(笑)」

健康診断で「非再生性免疫介在性貧血」だと判明

そんな平和な日々が一変したのは、今年の1月のこと。年始の健康診断で、すぐに入院が必要なほど重度の貧血であることが判明。「食いしん坊でまったく病気の気配も感じなかったので、頭の中が真っ白になりました。」

ポールくん004

検査の結果、ポールくんは「非再生性免疫介在性貧血」であることが発覚。血液が作れないため、免疫を抑える「免疫抑制剤」の投与や輸血が必要でした。

輸血の時は自力で血液をもらえる猫を見つけなければならず、最初はジャスミンちゃんの血液を貰ったのだそう。しかし、ポールくんは免疫抑制剤への反応が悪く、一時は明日にも死ぬかもしれないと告知されるほど、状態が悪化。

そんな時、頼りになったのは近所の猫友さんでした。「事前に輸血の協力をお願いしていたことが功を奏し、おっきな猫ちゃんの飼い主さんが、すぐに駆けつけてくれ、再輸血できました。本当にありがたかった。命の恩人です。」

その輸血のおかげでポールくんは持ち直し、次なる治療へ踏み込むことができたのだそう。

ポールくん005

「免疫グロブリン療法(ガンマガード)という薬を投与したら、血液が作られる反応が見られて無事に退院できました。病気発覚から退院まで、わずか3週間の出来事です。」

愛猫の命を最後まで守り続けたい

この病気は現在の医療では完治させることが難しいため、これからもポールくんは免疫抑制剤を飲み続ける必要があり、月に1回の通院が必要です。しかし、元の食いしん坊に戻ってくれたことに@Melo_Sugarさんは大きな喜びを感じているよう。

ポールくん006

「一番状態が悪かった時は全くご飯を食べてくれず、とても苦しかったので、ご飯くれくれボーイな現状に嬉しい悲鳴をあげています。」

健康な状態をキープできるよう、@Melo_Sugarさんはおうちで全猫の健康管理を徹底。少しでも様子がおかしいときは、すぐに病院へ。また、薬の飲み忘れを防ぐため、カレンダーにはチェックを入れています。

「積極的な治療はしないなど色々な考え方がありますが、私の場合は、とにかく最後まで諦らめないって思っています。もしかしたら、ポール自身は諦めていないかもしれない。こちらが勝手に達観したフリをすると心が折れてしまうかもしれないから、できることがあるうちはやるという心持ちでいます。」

ポールくん007

そう語る@Melo_Sugarさんは自分と同じように、愛猫がある日突然、病気になり、戸惑っている飼い主さんにこんなメッセージをくれました。「毎日不安で、夜も眠れないですよね。私たちは愛猫と出会った日から、いつか来てしまうお別れを、ある意味覚悟して暮らしている。そんな”いつか”が現実に起きたら、とても悲しいけれど、その気持ちを否定せず、目の前にいる猫ちゃんへ最後の一滴まで、優しさと愛を注いであげてください。」

また、自身の経験から、頼れる猫友さんを作ることの大切さも訴えています。「弱っているときに励ましてくれたり、いざという時に助け合えたりする近所の猫友さんは心強くて、最高です。今は近くの猫友を探せるアプリもあるので、ぜひ活用してみてほしいです。」

絶望的な状況から、命を取り留めたポールくん。そこには「もっと生きてほしい」と願う、優しい人たちの猫愛があったよう。

ポールくん008

ポールくんにはこの先も病気と上手に付き合いながら、これからもたくさんのワクワクを感じてほしいものです。

取材協力:@Melo_Sugarさん
Twitter
https://twitter.com/Melo_Sugar
インスタグラム
https://www.instagram.com/melo_sugar/

文/古川諭香

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