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名誉市長に出世した元捨て猫のスタッブス

猫が市長だった都市、タルキートナ

猫が市長だった都市、タルキートナ

猫にはさまざまな才能がある。
眠る天才、遊びの天才、トイレを綺麗に使う天才。
世の中には多種多様の天才猫たちであふれている。

そのような才能あふれる猫たちの中には、昨今話題のAIよろしく、人間がすべき仕事を奪取してしまった猫までいるのだ。

今回は、そんな猫のうちの1頭の話をしていきたい。

タルキートナには市長がいない…そこで猫が台頭!

アラスカ州のマタヌスカ・スシトナ郡に、タルキートナという都市がある。
この町はそこまで有名ではなかったが、ある猫の登場によって、現在は猫好きにはよく知られるところとなった。

なにせタルキートナでは1997年の4月12日から、スタッブスという猫が名誉市長を務めていたからだ。

スタッブスは元々捨て猫だったという。
他の兄弟と一緒に箱に詰められて捨てられていたとされ、そのうち尻尾のなかった子猫がスタッブスと名付けられた。

そんなスタッブスが何故市長になったのか。
理由はタルキートナではそもそも市長不在で選挙もなく、そんな中で名誉市長という形で擁立されることになった。
タルキートナのマスコット的なキャラクターとして、スタッブスに白羽の矢が立ったといったところだろうか。

在任中の悲劇、犬に襲われる市長…

救急車

そんなこんなで名誉市長に祭り上げられたスタッブスだったが、その在任期間中にはトラブルもあった。
2013年の8月には、スタッブスは犬に襲撃されて肺が破裂し、胸骨も骨折するなどの大ダメージを負った。
ちなみに、犯行におよんだ犬はその後捜索されたものの発見されていないとのこと。野良犬だったのかもしれない。

なんとかスタッブスはこの重症から復活したものの、この事件は当時ネットニュースでも話題になり、僕も翻訳記事を読んでゾッとしたのをおぼえている。

怪我が癒えるとスタッブスはまた仕事に復帰した。
そしてさらに4年も市長としての活躍を続け、2017年の7月21日に、20年にも及ぶ、比較的猫にしては長い一生を終えた。

ところでスタッブスは、毎日西洋マタタビ入りの水を、ワイングラスで召し上がっていたという。
この贅沢な時間が、スタッブスの長生きの秘訣だったのかもしれない……。

おわりに

田舎生まれの僕にとって、地方の選挙ってのは何かと嫌な思い出しかない。
どこの田舎でも大体共通するのが、組織票だの同調圧力だの、大人の小さな世界のいざこざが垣間見えるという部分だ。
タルキートナもまた田舎の都市ではあるが、そもそも市長が存在しない都市だった分、そういう後ろ暗い概念とは無縁だったことは幸いだ。

日本的な田舎の選挙とタルキートナとでは、全然土壌が違ったわけである。

ただ、一介の猫好きとしては、市長にはSPをつけるべきだったと思うところもある。
市長が行くところ、SPも同行していれば、犬の暴漢から市長を守ることもできたわけなので……。

文/松本ミゾレ

(画像引用)Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%96%E3%82%B9_(%E7%8C%AB)

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