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テレワークを機にペットとの引越しを考える。経験者に聞いた方法と注意

テレワークを機にペットとの引越しを考える。経験者に聞いた方法と注意

新型コロナウイルスによる生活の変化の中でも、テレワークの浸透は大きいのではないでしょうか。飼い主が出社せず自宅で働くようになって喜ぶペットたちの様子は、ペットゥモローでもたびたびご紹介してきました。

自宅でのワークスペースを整えるため、家具の売上が伸びているともいわれるなか、今テレワークを機に引越しを考える人が急増しているといいます。

テレワークになったから引越ししたい?

ダンボールの中の犬

近頃、「コロナ移住」「職住融合」なんて言葉もよく耳にするようになりました。出社義務がなくなった分、今より暮らしやすい・仕事がしやすい環境を求めることから、引越しを検討しはじめるようです。

現在のお住まいでテレワークをするにあたってストレスを感じますか?」(n=111)と質問したところ、「かなり感じる」が13.5%、「多少感じる」が51.4%という回答となりました。

出典:【調査リリース】約7割がテレワークにより住居選択軸が変化と回答|株式会社S-FIT

不動産サービスなどを展開する株式会社S-FITによる調査では、「現住居でテレワークをすることにストレスを感じるか?」という質問に「かなり感じる」「多少感じる」と答えた人が合わせて64.9%。「テレワークを行う前と後で居住空間に求める基準は変わったか?」という質問に「かなり変わった」「少し変わった」と答えた人が合わせて66.7%という結果が。

過半数が今暮らしている家はテレワークをするのに向いていないと感じ、テレワークに適した住環境に変えたいと考えていることがわかります。

さらに、愛犬や愛猫を飼っている人なら「ペットにとってより住みやすい環境にしたい」という思いもきっと常にあることでしょう。

庭を駆け回る犬

都心で叶えることが難しかった大型犬が走り回れる庭や、猫がのびのび遊べるキャットウォークも、引越しで叶えることができるかもしれません。テレワークで通勤時間のことを考える必要がなくなった今、ペットと自分のために都心から郊外への引越しを考える人も増えているのです。

テレワークになった飼い主がペットと引越しするメリットデメリット

筆者も経験がありますが、犬や猫などのペット連れで引越しをするのは当然人間だけで引越しするより相当の手間がかかります。

テレワークになった飼い主さんが、ペット連れで引越しをする主なメリットとデメリットを考えてみました。

テレワークになった飼い主がペットと引越しするメリット

・テレワークがしやすい環境を整えることができる

・ペットのための部屋数や広さを確保できる

・ペットのための設備を増やしてあげられる

 

テレワークになった飼い主がペットと引越しするデメリット

・ペット可で希望条件に合う物件探しが大変

・移動でペットに負担がかかる

・引越し後ペットが新居に慣れるのに時間がかかることがある

 

メリットはやはり、自分にとってもペットにとっても今より良い環境にすることができることでしょう!

パソコンを見る猫

物件探しは大変かもしれませんが、テレワークになって家にいる時間が格段に増えたなか、環境でストレスを溜めてしまうぐらいなら思い切って引越しを考えるのもアリだと思います。

デメリットとして、一番のネックはやはりペットの移動です。特に猫は「家につく」というぐらい環境の変化を嫌う子が多く、キャリーや車に乗ること自体に慣れていないことも多いです。

ペット連れで引越しをすると腹をくくったなら、できる限りペットの負担にならない方法を考えしっかり準備をしておくことが必要です。

ペット連れ引越しのベテランさんに聞いた!コツと注意点

では、実際に犬や猫を飼っている飼い主さんはどのように引越しをしているのでしょう?

コツや注意点を知るべく、愛猫を連れて何度も引越しを経験されているベテラン・@hana20170120さんにお話を聞かせていただきました。

現在婚約者さんと3匹のネコチャンと一緒に暮らしている@hana20170120さんは、いわゆる「転勤族」で引越しが非常に多いといいます。

虎鉄くん花ちゃんシュシュちゃん2

虎鉄くん(左)→やんちゃでおちゃめなベンガルの男の子

シュシュちゃん(真ん中)→婚約者さんのことが大好きなメインクーンの女の子

花ちゃん→(右)こだわりの強いフワフワメインクーンの女の子

①猫を連れて引越しをする際、特に気をつけていることはありますか?

大前提として出来るだけ同じ間取りで、窓にキャットタワーが配置できる新居を探します。

間取りは基本的に扉などを開けると一つの大空間になる物件を選ぶようにしています。1階よりは2階以上が良いと思います、外の景色が良く見え猫達が喜びます(脱走も防げると思います)。

2階建ての物件も避けています。猫達が人の居るところに集まるので結果的に行動スペースが狭くなるからです。

②引越し準備~当日の流れを教えてください

虎鉄くん花ちゃんシュシュちゃん3

引越しの準備は前日の夜と当日朝早くに完了させます。直前まで生活環境を変えないようにするためです。荷物は猫トイレ・水・餌のみを自家用車で運び、自家用車で猫たちと移動します。

引越し業者が来たらすぐに新居に出発し(10分も居ません)、新居に到着後は、出来るだけ業者が到着するまでゆっくり猫達とくつろぐようにしています。

業者の搬入が始まったら、猫たちをお風呂に一時的に閉じ込めます。かわいそうですが知らない人が何人も慣れない場所に出入りする光景を見ると怖がるので、搬入中は決まってそうしています(様子はちょくちょく見に行きますが!)

業者がいなくなり、猫達をお風呂から出すときにはキャットタワーや大型家具などは前回の家と同じ位置に配置済みにしておきます。そうすることで、猫たちが安心しているように思えます。

③引越し作業の中で、今まで一番大変だったことは何でしょうか? 

名古屋から埼玉県への引っ越しの際(約450km)、5時間くらいでしょうか。ずぅーーーーっと車内で大合唱で、気が狂いそうでした…特にベンガルの虎鉄は長野県あたりで降ろして野生に返そうと思いました(笑)山梨県あたりで疲れて寝てくれましたが…

④引越し完了後、新しいお家で過ごす愛猫に対して行っているケアなどがあれば教えてください

虎鉄くん花ちゃんシュシュちゃん1

前回の住居から新居へ住み替えの際に必ず家具の配置を同じにすることです。小物の配置に至るまで出来るだけ同じにします。(これすごくポイント!!)

またしばらくは新しい物の購入も控えます。入居後1週間ぐらい経ってから必要なものがあれば購入します。転居後の片付けなどは必ず当日中に終わらせ、翌日から今までと同じ生活サイクルに必ず戻るようにしています。

ペット連れ引越しは気配りと苦労だった…

ネコチャン連れの引越しについて、詳細にお話を聞かせてくれた@hana20170120さん。引越し準備から当日、引越し後に至るまで、猫達に対する並々ならぬ気配りをされていることに大きな愛を感じました。

特に、「猫にとっての非日常」でいる時間を極力少なくし、新居でもこれまでの環境を再現する、というのが大きなポイントなのかなと思います。

とはいえ、引越しベテランの虎鉄くんたちでもやはり移動中はどうしようもないようで(笑)5時間の大合唱とは、ご苦労をお察しします…

素早い引越しができるよう最大限に事前準備をし、移動中の抗議(ニャーニャー)についてはもう覚悟しておくしかないといったところでしょうか!

※画像は@hana20170120さんのツイッターよりお借りいたしました

@hana20170120さんのSNS
https://twitter.com/hana20170120

シュシュちゃんのSNS
https://twitter.com/chouchou170201

ペットと引越しする方法3パターン

@hana20170120さんのように自家用車で連れていく以外にも、ペットを運ぶ方法があります。ペットと一緒に引越しをする方法は、大きく分けて3パターンです。

①自分の車や公共交通機関で

一番シンプルなのが、車や公共交通機関(電車・飛行機)に乗って飼い主がペットを運ぶ方法です。

個人的には、乗り物に乗り慣れている子や、人見知りが激しい子の場合、この方法が一番ではないかと思います。長距離だと自家用車での移動は難しいこともありますが、一緒にいられるので飼い主もペットも一番安心ですよね。

ペットを安全に輸送するため、弊社では獣医師などの専門家のアドバイスをいただき輸送環境には十分に配慮しておりますが、慣れない環境はペットの健康状態にさまざまな影響を与える可能性がございます。お預けの前に必ずご確認ください。

出典:ペットとおでかけサービス(ご搭乗サポート) – JAL国内線

新幹線・飛行機などを使ってペットと移動する場合、こちらのJALのサイトのようにペットを乗せるためのルールが明記されています。各機関のガイダンスに従って準備・移動するようにしましょう。

②引越し業者のオプションで依頼

引っ越しトラック

引越し業者の中には、オプションでペットの輸送も引き受けてくれるところがあります。

当社では専門業者によるペット輸送の取り次ぎも承っております。輸送手段や陸路(トラック輸送)と空路(航空便)がございます。

出典:「ペットの引越しは?」:お客さまから寄せられたご質問|引越し料金・費用の見積もりはアート引越センター

こちらのアート引越センターさんのように、実際の作業は提携している専門業者へ委託するケースがほとんどのようです。輸送可能なペットの種類や大きさ、料金などは業者によって異なるので、もし引越しに使う業者が先に決まっているなら尋ねてみるのが良いでしょう。

一緒に移動できない不安はありますが、長距離の引越しの場合はペットにも負担がかかりやすいですし、プロの方に任せることも検討してみても良いかもしれません。

③ペット輸送の専門業者に依頼

自転車で運ばれる猫

最後は、ペット輸送を専門としている業者に直接依頼する方法です。

冬場も寒さに弱い小犬、老犬などは、携帯カイロ等をケージの中に入れて保温をしながらの輸送が必要です。このようにペットの体質、体調などにより異なる最適な輸送方法を、20年のキャリア・ノウハウに基づき選択してゆきます。

出典:ペット輸送について | ワンニャンキャブ

こちらのように、長年専門で行っているところならペットに対する気配りは確かでしょう。

プロのノウハウに任せるという点では②と同じですが、飼い主さん的には直接担当者とやり取りできるという部分では直接依頼した方が安心感があるのではと思います。

ただその分、信頼できる業者を探したり、やり取りする手間が増えるのがネックかもしれません。業者によりますが、犬猫以外の特殊なペットも引き受けてくれるところも特徴です。

ペットの引越し登録手続きとは?

ゴールデンレトリーバーの仔犬

最後に、ペットと引越しをした際の登録手続きについてです。犬の場合、「狂犬病予防法」に従い、生後90日を経過した犬を飼っている飼い主さんは住んでいる地域で登録を行ったと思います。

愛犬と引越しをした場合、転居先で登録変更手続きをしなければなりません。ちなみに、引越しで住所が変わる以外にも、結婚で所有者の名前が変わった場合などにも変更の届け出が必要です。

転居先の市区町村の役所か、保健所にて受付をしてくれるので<旧住所で交付された鑑札・狂犬病注射済票・印鑑>などを用意していきましょう。

「犬の登録事項変更届出書」の作成が必要ですが、これは転居先の各自治体のホームページでもダウンロード可能です。尚、犬の登録変更手続きにかかる手数料は地域によって異なるようです。

テレワークを機にペットとの引越しを考える

カップルと大型犬

テレワークで家にいる時間が増え、自宅が職場としての役割を持つようになった今、より快適な環境に引越しをしたくなるのもうなずけます。

ただ、一人でも大変なのに、ペットと引越しをするのはなかなか骨が折れるイベントです。物件選びから準備、引越し当日から引越し後に至るまで、しっかり愛犬・愛猫のケアをする覚悟が必要ということは肝に銘じておきましょう!

文/黒岩ヨシコ

今回お話を聞かせていただいた虎鉄くんたちご一家のことが気になる方はこちらの記事もぜひどうぞ。
https://petomorrow.jp/news_cat/104873

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