猫の可愛いアピールに一切動じない勉強熱心な少年

「そんなことより遊ばニャイ？」勉強中の少年と邪魔する猫の攻防

人間がパソコンや読書をはじめると邪魔をしたがる猫は多いもの。最近では、愛猫が可愛すぎてテレワークがはかどらない！なんてSNS投稿もよく目にします。

今回のネコチャンも例にもれず。自分を見てほしくて仕方がない猫先生と勉強したい少年の攻防が可愛すぎるとインスタグラムで話題なのでご覧ください。

特技は勉強の監督

三毛キジ柄がおしゃれなこちらのネコチャン、特技は「子供たちの勉強の監督」。

３人の人間のお兄ちゃんがいる彼女は、お兄ちゃんたちが勉強しているときにはいつもこんな風に傍らでエールを送っているのです。

『ふむふむ、よくやってるニャ～』

もちろん、監督先生なのでお邪魔なんてしません。

と、思いきや…

すぐにドリルの上にゴロンゴロンと転がりながら

『そんなことより遊ばニャイ？』

と言わんばかりに猛アピールをはじめたネコチャン！

『ねぇねぇ遊ぼうニャー！』

真剣に勉強しているお兄ちゃん、左手でネコチャンをガードしますが、その手が嬉しかったのかさらにおでこをすり寄せゴロニャン状態になってしまった猫先生。

なんて微笑ましい攻防なんでしょう（笑）

さらにネコチャンはゴロンと一回転。テーブルの向かい側で勉強をしている別のお兄ちゃんにもちょっかいを出しはじめました。

しかしいつものことなのか、こちらのお兄ちゃんは全く動じず…なんとノーリアクションで勉強を続けています。こんなに可愛いアピールにも屈しないなんて、鋼の精神力ですね！

お兄ちゃんたちのことが好きすぎて、つい勉強の監督がおろそかになってしまった猫先生でした。

動画はこちら

愛娘の小雪ちゃん

勉強中のお兄ちゃんたちに必死のアピールを続けていた彼女は「小雪」ちゃん。現在６歳の女の子です。

勉強の監督をする以外には夕焼けを見るのも好きで、お家の中で一番眺めが良い特等席で日が沈むのを見届けるのが日課なのだとか。

朱色に色づく空と三毛猫の後姿、なんだかロマンチックで画になりますね♪

飼い主さんは、彼女のことが大好きなパパさん。小雪ちゃんがご一家のお家に来ることになったのは、別のある野良猫がきっかけでした。

小雪ちゃんと出会う半年ほど前、ご一家には、可愛がられていた野良ネコチャンがいました。お兄ちゃんたちにもとてもよく懐いていて、居候状態だったその野良ネコチャンは、家族会議で飼うことを決めた矢先に突然姿を消してしまったそう。

元気にしているのか？どこかで怪我をしていないだろうか？

みんなとても心配しましたが、野良ネコチャンはそれ以来やってきませんでした。

お兄ちゃんたちの落胆ぶりを見て、パパさんは新たに猫を迎えることを決意。動物愛護センターから仔猫を引き取ることにしたのです。

センターへ足を運ぶと、そこには１０数匹もの仔猫たちがいました。どの子もとても可愛くて悩んでしまったパパさんでしたが、おもむろに近寄ってきて、手を舐めてくれた１匹の仔猫がいました。それが、小雪ちゃんだったのです！

何かのご縁に違いないと感じ、小雪ちゃんを家族としてお迎えすることに決めたのだということでした。

「小雪は私の可愛い愛娘です」というパパさん。その溺愛ぶりといったら、小雪ちゃんを目に入れても痛くないのではないかと思うほどです。

「小雪は、いつもパパと一緒に寝ます。私が書斎にこもっていると、どんなに遅くなっても書斎の前の廊下で私を待っています。寒い冬でも…可愛いですよね」なんてラブラブエピソードも教えてくださいました。

こちらが照れちゃうくらいの仲良し親子には、娘の反抗期の心配は一生なさそうですね♪（笑）

勉強するお兄ちゃんたちにかまってほしくて仕方ない猫先生、小雪ちゃんをご紹介しました。

koyuki_chan01さんのインスタグラム
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取材・文／黒岩ヨシコ