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東京獣医師会が示す「新型コロナ感染者」のペットを預かるための手引きが参考になり過ぎる件

東京獣医師会が示す「新型コロナ感染者」のペットを預かるための手引きが参考になり過ぎる件

マスク

新型コロナウィルス感染症の世界的な蔓延によって、私たちは現在、ありとあらゆる制約を受けている。感染の拡大を防ぐ為の外出自粛と、テレワークへの移行など、影響はかなりの数にのぼっている。

ところで既にご存知の方も多いはずだが。犬猫への人を経由した感染が確認されたと報告されているのは恐ろしいところだ。犬、猫ともに4月22日現在で2例ずつ、飼い主を介した新型コロナウィルスへの感染が確認されたという。

世界的に蔓延しているウィルスの影響を、この日本ではなんとなく回避できた……というような都合のよい展開はそうそうないだろう。ペットとの接し方にもある程度の制約は、安全上必須なのかもしれない。

そしてそもそも、飼い主さんたちにとっては「自分が陽性になったらどうしよう」と心配する方も相当数いらっしゃるはず。

こういう不安に対して具体的な手引きを、公益社団法人の東京都獣医師会が既にリリースしてくれている。今回はそれをみなさんにもご紹介したい。

新型コロナウィルス感染者のペット対応を知るために、読んでおきたいこの手引き!

見つめあう犬と猫

4月22日現在、国内でも11000人を超える感染者を出している新型コロナウィルス。
どんなに注意して生活していても、自分だけは安心という状況は、今ではあまり確保しにくくなっている。

そのうえでペットを飼っている方の場合、もしも自分が感染者になってしまったらペットのお世話はどうするのか。

これについては頭を抱えてしまうのも仕方がない。

また、反対にペットを飼っている知人が感染してしまい、そのペットを預かろうという場合などにも、どうやって受け渡しをすれば感染拡大を阻止できるのか。これについても判然としないところだ。

このような疑問に対して、東京都獣医師会は「新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと」と題された資料をネット上に公開している。
これが僕のような素人にも非常に分かりやすくまとめられているので、概要をいくつか引用させていただきたい。

まず資料では現時点で、世界中の専門家が新型コロナウィルス感染症について、人から動物に感染することはあっても動物から人に感染するとは考えていないことを強調している。感染のリスクについて、過度に自分のペットを恐れることはないという主張だ。

さらに、自分が万が一感染者になってしまった場合、ペットのお世話の際にはマスク、グローブなどを装着して行うように推奨している。

どうしても頼るあてがなく、さらに自身も軽度の症状しか出ていない場合はペットとの直接的な接触は、しばらく控えるべきというわけだ。

もしあなたが感染者からペットを預かる場合には?

手を洗う様子

そのうえで、万が一新型コロナウィルスに感染してしまった人物からペットを預かる際の注意点もまとめられている。

大前提として、感染してしまった飼い主さんや、その飼い主さんと濃厚接触している方を介するのではなく、そこに第三者を介入させてのペットの移譲を主張している。これについては理屈は分かるが、「それが結構難しいんだよなぁ」という気もしてしまう。

現実的な対処としては、たとえば感染している飼い主さんには一旦自宅を出てもらい、そのあと自宅に残ったペットを預かっていくという感じになるんだろうか。

移動用のキャリーについても、「できれば預かる側で用意しておいたキャリーボックスに入れ替えてください」と注意喚起している。汚染されていないキャリーを使っての移動は、感染リスクを下げるためにも必須だ。

それから、感染者の自宅に出向く際にもグローブ、マスク、メガネ、ガウンなどを用意し、それらを廃棄するための容器も準備することを推奨している。

こういった衣服などを入室前に着用し汚染防止に努めるというわけだが、ここまでやらないと感染してしまう可能性が低くならないというのが新型コロナウィルスの恐ろしいところだろう。

また、預かったあとはペットをシャンプーすることも奨励されている。ウィルスは界面活性剤で死滅するので、これは欠かせない。

もちろん、昆虫、爬虫類、鳥類などは無理にシャンプーをさせたりはできないので、あくまで犬や猫などのペットに対しての処置となる。

そして預かったペットについては、最低14日間は隔離が望ましいとの記述もある。

自宅に既にペットがいる場合、一緒に遊ばせるのは隔離後にしておこう。

おわりに

と、このように重要なポイントに絞ってご紹介させていただいたが、はっきり言ってこの資料、全文をくまなく読む価値がある。

そのため是非、当該資料に目を通していただきたいと強く願う所存だ。

こういう緊急事態である。ペットを飼っている人同士も助け合いをしなければならない時期に差し掛かってきた。

そして助け合う以上、衛生面にも十分に留意してこれを行わなければならない。

新型コロナウィルスが鎮静化するまで、あとどれぐらいかかるかは分からないけど、やれることをしっかりやる姿勢は持ち続けたい。

(参考)公益社団法人東京都獣医師会「新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと」
https://www.tvma.or.jp/public/2020/04/post-72.html
https://www.tvma.or.jp/public/items/1-20200406%EF%BC%88COVID-19.pdf

文/松本ミゾレ

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