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「アーオー、アーオー」発情期なのにモテないメス猫の、切なすぎる叫び

発情期のメス猫は、男性ファンに囲まれたアイドル

猫の交尾の時間は、10秒前後とあっという間。でも、その相手が決まるまでには、長い長い闘いがあります。交尾の相手を決めるのはあくまでもメスであり、オスは1匹のメスのまわりに群がり、メスのまわりをウロウロしながらチャンスをうかがったり、ライバルのオスを蹴落とそうと喧嘩をしたり、発情期特有のせつなそうな鳴き声をあげて存在をアピールしたりします。

そんな大騒ぎの輪のまんなかにいて、オスの目をひきつける性的なパフォーマンスを繰り返しながら、オスをじらして近寄らせないのが、発情期のメス。なんだか、アイドルのステージと、ファンのオタクの群れのようでもありますよね…。

発情期にモテるメス猫の条件は「経験」

メスの発情は、数匹のメスの間で同時に起こる場合があります。その中には、たくさんのオス猫から同時に求愛されるメスもいれば、あまり求愛されないメスもいます。その違いはズバリ、「経験」の差。

子猫を何度か産み育てあげた経験を持つ、いわば「子育て上手」なメスは、多くのオスからの求愛を受けます。逆にまだ若く、そういう経験の少ないメスは、オスから見てあまり魅力がないようです。人間とはかなり違うような…・。

モテないメス猫の、必死の叫び 

発情期特有の「アーオー、アーオー」というせつない鳴き声を出すのは、主にオスであり、メスはあまり声を出しません。でも、メスであっても、オスと同じように発情期特有の声を頻繁に発する猫がいます。それはズバリ、「モテないメス猫」。自分のまわりに求愛してくれるオスがいない場合、発情期特有の声を出して、オスを呼び寄せようとしているのです。

またメスが特有のフェロモンを発する発情期は数日から、長くても2週間程度。モテモテだったメスでも、発情期の間に気分がのらず、交尾のタイミングを逃してしまうことがあります。すると、フェロモンが分泌されるピークが過ぎると同時に、求愛するオスの数はあからさまに減っていきます。このような場合も、メス猫は発情期特有の鳴き声で、オスを呼び寄せようとします。

数日前まで、群がるオスたちから求愛を受けても無視し続け、しつこいオスには猫パンチを見舞っていたメスが、「私はここよ」「誰か気づいて」と叫び続けているなんて、なんだかせつないですよね…。

文/桑原恵美子

参考資料/「キャット・ウォッチング~ネコ好きのための動物行動学~」(デズモンド・モリス著・羽田節子訳/平凡社)「ねこの秘密」(山根明弘著/文藝春秋)

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