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安心して家族を探せる保護猫シェルターの「3大条件」

安心して家族を探せる保護猫シェルターの「3大条件」

日本において飼育頭数が年々伸びているペット。それが猫だ。

最近ではペットショップで販売される個体を購入するのと同じぐらい、保護団体から引き取ろうとする方も増えている様子だ。全国各地には数々の団体が存在し、手弁当で運営をしつつ不幸な身の上の猫を保護しているので、こういう動きは非常に喜ばしい。

さて、筆者はこれまで、いくつかの保護猫施設を個人的に見学させてもらった経験を持つ。

もちろんそれは保護施設全体のごくわずかではあるものの、いくつもの施設を目にしたことで、ある気づきを得ることはできた。

それが「安心して家族を探せるシェルターの条件」である。

安心できるシェルターというのは、どういう要項を満たしているものなのか。

今回はこのテーマで、3つのポイントを挙げていきたい。

今後里親として保護猫を家族にしたいと考えている方々には、是非とも参考ににしていただけると嬉しい。

条件その1!十分な広さを確保されたシェルターである

安心して家族候補を探せる保護猫シェルターの第一条件として、まず挙げるべきはその広さだろう。狭い環境に押し込めての生活を強いる団体と、のびのび過ごせる環境を提供できる団体。

保護猫のストレスがかからないのは当然後者である。

もちろん、時には何の因果か同時多発的に猫を保護することになり、一時的に窮屈な生活を強いるようになるという状況はどの団体のシェルターでも考えられる。

しかしいつまでも窮屈な思いをさせ続けるシェルターでは、さまざまなリスクが生じるものだ。

何よりストレスは万病の元で、猫のコンディションも悪化しやすくなる。

広々とした環境で保護猫を管理しているシェルターは、こういう問題がそもそも無縁。里親になりたいなら、まずそのような安心できるシェルターを見つけることが大事になるだろう。

それに、これは猫たちのためでもある。

どうしても猫好きだったり、感傷的な人というのは、窮屈な環境で苦しむ猫を「1頭でもうちの子にしてあげたい」と思うものだ。

しかしそれをやってしまうと、保護猫に窮屈な思いをさせ続けているシェルターの運営側が矢継ぎ早に“里親候補の人々の善意をあてにして”猫を収容してしまう。

これではいずれ団体も猫も共倒れになる。実際そのような事例は筆者も知っているところだが、あれはもう、誰も幸せにならない。

条件その2!個体ごとの健康状態をスタッフが共有している

それからもう一つ、個人的に重視すべきポイントとして、保護されている猫の健康状態がスタッフ間でしっかり共有されているかどうか。

これも大事になると考えている。

保護した個体についての報告・連絡・相談がきちんとなされていれば、おのずと情報は共有されている。

 

ここに注目するだけでも、いざ里親になってみたら「実は○○の疾患があった」とか「エイズの陰性だと聞いていたのに……」という“まさか”が防げる。

簡潔に書いたが、特に里親さんの家庭にすでに先住猫がいるという場合には、これほど重視しなければならない要素はないだろう。

条件その3!ブログと実態にかい離がない

それから3つ目のポイントとして、ブログやSNSでの宣伝と、シェルターの模様の実態にギャップがないことも大事だと主張しておきたい。

本当にごくまれにだが「あら〜、ブログ(ネットでの評判含め)と実態がかけ離れてるなぁ」と思ってしまうような保護シェルターもある。

状態が良くないなら良くないでしっかり隠さずに告知し、かつ「この状態を早急に改善します」と明言してくれればまだ救われる。だけどそれを隠して運営しているとなると、やっぱり「う〜む」と頭を抱えてしまうのだ……。

そしてこのギャップが大きいシェルターって、ここまで書いてきた他の2つのポイントも満たせていないことが多い。
管理するのは全て人。

状況に差異があるというのは管理者側の落ち度となるし、そのせいで保護猫たちは不自由をするのはしのびない。その上で病気の有無についてのチェックも曖昧であるという可能性もあるとなると、もうどこをどう信用していいのやら。

ブログと実態に差異がないシェルターは、それらの不安を概ね感じさせることがないとおぼえておきたい。

おわりに

と、以上が保護猫シェルターで新しい家族を探す際におさえておくべきポイントである。

別にそこまで厳しい目を持ってなくても、落ち度があると「あれ?」と思うような要素だと思うので、ものすごく簡単にまとめてしまえば「違和感のないシェルター」。そういったシェルターから猫を引き取ると不安は少ないということになる。

まあでも、筆者が見てきた限り大半のシェルターは素晴らしい努力のもとに、しっかりと保護猫を管理できている。
それはもう大変な努力だと思うので、頭が下がる思いだ。

文/松本ミゾレ

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