2019-11-12 「猫がいないとネズミの好き放題」?猫にちなんだ世界のことわざ ことわざ猫 「猫がいないとネズミの好き放題」?猫にちなんだ世界のことわざ 筆者は高卒。学がないので知らなかったのだが、どうも“ことわざ”って世界各地にあるらしい。 せいぜいアジア圏だけの文化だと思っていた自分を恥じる思いでいっぱいだ……。 ところでことわざには、動物が登場するのものが多い。 「犬も歩けば棒に当たる」や「馬の耳に念仏」などなど。それから「猫に小判」もその一つだ。 そしてことわざに動物が登場するのは、何も日本だけではないらしい。 今回は世界中のことわざの中から、とりあえず猫にちなんだ面白いものを紹介したいと思う。 ロシアの猫ことわざ まずはロシアから。 「猫がいないとネズミの好き放題」ということわざがあるようだ。 意味合いはすぐに分かると思う。 これは誰かが見張っていないと、サボっちゃう人が出てくるという意味のことわざだそうで、文字の繋がりを見るに、古くからロシアでも猫をネズミ除けに使っていた背景まで読み取ることができる。 その土地の文化と猫とのかかわりを知る上でも、意義深いことわざなんじゃないだろうか。 イタリアの猫ことわざ 次はイタリア。この国もかなり猫にちなんだことわざが多いが、ちょっとダーティーな意味を孕むものが目立つ。 「陰険な猫」ということわざは、相手をずる賢く老獪な人物と評するときに用いるものだとされている。日本においての「能ある鷹は爪を隠す」ということわざの、ネガティブ版みたいな感じだろうか。 猫のイメージが必ずしもよろしくない側面を、しっかり反映させた、なかなか珠玉のことわざだと思うところだ。 インドの猫ことわざ どんどん行こう。今度はインドだ。これは筆者の知人がインド旅行から帰ってきた際に口伝してくれた言葉で、厳密にはことわざではないのかもしれないが、それっぽいので一緒に並べようと思う。 その言葉というのが「王を知りたくば猫を見よ」。 意味合いとしては当人もよく把握していなかったが、猫のように自由気ままで身勝手なふるまいを見ていれば、王様がどういうものか分かる、というようなのだろう。 多分。 インターネットで検索してみても、ちょっとニュアンスは違うけど意味合いとしては似通ったことわざがいくつかヒットした。だからそう。多分合っているいるはず。 イギリスの猫ことわざ そして最後にイギリスの、これはかなり有名なことわざだ。筆者もこのことわざ自体は昔から知っていたが「あ! それことわざだったの!?」と驚いてしまった。 そのことわざというのが「好奇心は猫を殺す」。 猫の本来持ち合わせている旺盛な好奇心。その好奇心に当てはめて、物事に対しての過剰な興味や干渉は身を亡ぼすという意味合いのことわざにしているわけである。 サスペンス小説でもたびたび流用される、便利なワードだ。 ちなみに、イギリスには「猫は9つの命を持つ」ということわざもあり、これには猫は簡単にはくたばらないという意味合いがある。 その「猫は9つの命を持つ」ということわざありきで考えると「好奇心は猫を殺す」ということわざの深みも増すというものだ。 おわりに いやぁ、世界は広い。猫にまつわることわざが山ほどある。 どこかの物好きが、そういうことわざをまとめて本を出してくれたら買うのになぁ〜。 猫ですらたくさんことわざがあるわけなので、これが犬のバージョンともなれば、かなりの数にのぼるんだろうな……。 文/松本ミゾレ \ この記事をみんなにシェアしよう! / この記事をみんなにシェアしよう! 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? (3.3) ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 (2.27) 雪の降る中、お姫様抱っこで登校しました。 (2.27) タヌキは人を化かす!?ただしどうやら猫には勝てない (2.27) 注目のグッズ 犬猫どっち派?村松誠の「2021年版 犬猫カレンダー」 ドラえもんに大変身!犬猫用『ドラえもん コスチューム』 ボディケア用品からお菓子まで!猫好きな彼女や妻に喜ばれるホワイトデーギフト4選 【猫クイズ】短足・小型・巻き毛が特徴の「ラムキン」ってどんな猫種? 愛犬がまさかの“犬嫌い”…その原因はどこにあるのか? ぼくたちは猫を育てているのではない。猫に育てられているのだ。 \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! Facebook にいいね!する Twitter をフォローする Instagram をフォローする Pinterest をフォローする