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ふるさと納税で野良猫ゼロに?生駒市の取り組みに注目

ふるさと納税で野良猫ゼロに?生駒市の取り組みに注目

昨今、何かと節税目的でも活用されることも多くなったふるさと納税。

筆者も自分の出身自治体にふるさと納税しているが、なにぶんド田舎なので返礼品の質自体はそこまで……といったところだ。

まあ、そもそもは返礼品目当てでやるようなものでもないんだけど。

さて。私たち動物好きにとって、このふるさと納税がここにきて新しい光明が見せてきた。

今回はふるさと納税で野良猫を減らすという活動を行っている自治体について紹介していきたい。

奈良県生駒市の野心的な挑戦!

奈良県の生駒市が、10月1日より全国では初となる、猫の殺処分数ゼロを目的とした、ふるさと納税を活用しての避妊・去勢手術の全額支援に乗り出した。

この取り組みは、市町村レベルではたしかにふるさと納税の方向性の一つとして前代未聞となる。

なぜこのような取り組みを行うことになったのか。その経緯はどうやら、生駒市の芳しくない現状にあるようだ。

現在生駒市には、他の自治体と同じく多数の野良猫がおり、衛生面での被害相談が多く寄せられているというのである。

アンケートを行い、その実態を調査したところ、分かっているだけでも270頭以上の野良猫が生息しているということだ。

ご存じのように、野良猫はネズミ算式にどんどん増えていく。

都度自然淘汰されたとしても、放置すれば次々に増えてしまうことになり、まずは猫の繁殖できる状況をどうにかしなければ解決しない問題だ。

同市はこれを食い止めるために、ふるさと納税に目を付けたということになる。

時間はかかるがやらないより遥かにマシ!今後は野良猫の地域猫化を目指す

野良猫の避妊・去勢をするための費用を、ふるさと納税によって集まったお金を用いて市が全額負担する。これはつまり、生駒市の野良猫の、地域猫化を意味するところである。

つまり一度野良猫を捕獲し、市と提携する動物病院で処置を行った後は、また元の生息地に戻すということになるはずだ。

これは現状、野良猫のふん尿被害を受けている市民にとってはもどかしいところかもしれない。

しかし一度避妊・去勢を行えばそれ以上生息しているエリアに猫が増えることはなくなる。

また、屋外で暮らす猫は、室内で飼育されている飼い猫よりも遥かに寿命も短い。順調にいけば、今後数年以内に生駒市には不幸な猫はいなくなるということになるだろう。

なお、この取り組みには生駒市内で活動する地域猫活動団体の方々も協力するということである。ある種、官民一体の避妊・去勢活動ということだ。

そしてそれを支援する間口の広さが、ふるさと納税によって設けられたことは特筆すべきポイントだろう。

おわりに

 

とにかく日本各地には、野良猫が増えすぎている。

そしていまだに「え? 猫って元々日本に住んでいたんじゃないの?」という声を聞くことがある。この生駒市の取り組みがクローズアップされ、より多くの野良猫問題に頭を抱える自治体がモデルケースとして捉えてくれることを祈りたい。

文/松本ミゾレ

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