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ちょっと、はずかし。猫のバックショットをとらえた「にゃんたま」

ちょっと、はずかし。猫のバックショットをとらえた「にゃんたま」

「猫のパーツの中で一番好きなところはどこですか?」そう聞かれたら、あなたは何と答えるだろう。かわいらしい三角型の耳。ぷっくりとしたウィスカーパッド。感情の起伏によって大きさが変わるビー玉のような目。思わず撫でたくなってしまう後頭部。たまにしか触らせてくれない肉球。…猫の愛くるしいパーツは挙げるとキリがない。しかし、『にゃんたま』(芳澤ルミ子/自由国民社)を手に取った後は、「にゃんたまが一番好きかもしれない…」と思わされてしまうかもしれない。

にゃんたま記事2

猫のタマ。それがいわゆる、「にゃんたま」だ。にゃんたまはオス猫だけに見られる、かわいらしいチャームポイント。にゃんたまは、本来なら少し卑猥な印象を与える部位である。それなのに、なぜか愛らしく感じられ、愛猫家はそのかわいさに頬が緩む。猫の個性が毛色や毛柄に現れることは大半の人が知っているが、にゃんたまも猫によって、大きさや色も異なる部位。10ニャン10色な個性が現れるパーツだといえる。

悲しい命を生み出さないため、不妊手術が推奨されやすくなってきた近ごろは、猫のにゃんたまを見かける機会が減ってきた。そんな時代だからこそ、猫のにゃんたまのみを集めた本作を楽しみ、言葉では語り尽くせない味わい深さを堪能してみえてほしい。

にゃんたまには、様々な呼び名がある。「ネコタマ」「ふぐり」「鈴カステラ」など、各家庭によっても呼ばれ方は異なる。にゃんたまは、個体によって個体によって形も様々。少しこぶりものから大きいものまで、大きさは多種多様。そんなにゃんたまには、猫たちの性格も反映されているように思えて、なんだか微笑ましくもなる。

本書には野良猫たちのバックショットのみが、ひたすら掲載されている。言い換えてみれば、バックショットのみしか収録されていないのに不思議と飽きないのだ。それどころか、「もっとかわいいにゃんたまを見たい!」と熱望したくなってしまう。どうやら、にゃんたまには人間を夢中にさせる恐ろしい魅力があるようだ。

にゃんたま記事1

殺処分を減らすためには不妊手術を行って、猫の健康や命を守っていく必要がある。もちろん、そうしたことを気にかけていくのはとても大切なこと。実際、筆者宅で飼っているオス猫たちにも去勢手術を受けさせている。交尾ができないオス猫のストレスは人間には想像しがたいほど苦しいものだといわれているため、愛猫の心を守るためにも去勢手術は必要な手段だ。

だが、同時に思う。ありのままの姿に触れ、「本当はどんな生き物なんだろう」と想像することも、猫を理解する上では大切なことであると。野性味溢れるにゃんたまは、私たちに猫という生き物の尊さを教えてくれるように思う。愛猫への想いが止まらない方、猫が好きだけれど様々な事情から家では飼育ができない方、猫に少し興味がある方、猫が怖い方など、様々な人に本作が届き、猫の魅力が多くの人に広まっていくとよいなと思う。

文/古川諭香

愛玩動物飼養管理士やキャットケアスペシャリストの資格を活かしながら、様々なWebサイトや紙媒体で猫情報を配信中。産まれてから今まで猫がいなかった日はなく、現在は3匹の猫たちと生活中。「猫と人間が幸せに暮らす」をテーマに、猫が喜ぶ注文住宅も建築済み。

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