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猫の身体に害を及ぼす「マダニ」。特徴として正しいものはどれ?

正解は②の「②マダニはドライアイスで採取できる」です。 

マダニはノミと同じ外部寄生虫。ニキビダニやヒセンダニとは違い、脱皮を繰り返しながら動物と環境を往復するという習性を持っています。そして、動物などの接近を呼気に含まれる二酸化炭素によって感知するので、ドライアイスを使うとマダニを採取することができるのです。

自然界でマダニがいるのは葉っぱの裏。通りかかった動物の耳などに取り付きます。動物は、多くのマダニに寄生されると局所刺激によって精神的に不安定な状態に。猫は「趾球」(しきゅう/後ろ足にしかない4つの肉球)に寄生されると足を引きずって歩くようになり、顏や耳に寄生された時は頭を振ったり耳を傾けたりするようになります。

マダニは数日から数週間に渡って吸血を続け、メスの成ダニだと1ミリリットルもの量を吸血。ペットに吸血しているマダニを見つけたら飼い主さんは一刻も早く引き剥がしたくなるはず。しかし、マダニは動物の体内に口器を突き刺して吸血しているので、無理やり引き剥がすと口器が体内に残り、炎症が引き起こされる可能性があります。

マダニを駆除したい時は殺虫効果のある滴下薬を使用したり抗生剤を投与してもらったりする必要があるので、獣医師に相談してみてください。なお、予防としてノミダニ駆除薬を使用するのもよいですが、「ペルメトリン」や「フェノトリン」という成分を含んでいるものは毒性が高く、最悪の場合、命を落としてしまうこともあるので避けるようにしてください。実際、「Pet Poison Helpline」では「フェノトリン」の危険性を示唆しています。

「ペルメトリン」や「フェノトリン」は駆虫薬だけでなく、ペット用のシャンプーに含まれていることも多いので、購入時は成分をよく確認してみることが大切です。

ノミの恐ろしさを知っている飼い主さんは多いように思いますが、マダニの怖さを知っている方はまだまだ少ないように感じます。ぜひこれを機に、マダニによっても猫は健康被害を受けるのだということを知り、予防法や対処法を考えていきましょう。

<参考サイト>

Pet Poison Helpline

https://www.petpoisonhelpline.com/uncategorized/8-substances-that-can-result-in-toxicoses-in-certain-species/

文/古川諭香

愛玩動物飼養管理士やキャットケアスペシャリストの資格を活かしながら、様々なWebサイトや紙媒体で猫情報を配信中。産まれてから今まで猫がいなかった日はなく、現在は3匹の猫たちと生活中。「猫と人間が幸せに暮らす」をテーマに、猫が喜ぶ注文住宅も建築済み。

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